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6、いつもとは違う今日なのに
しおりを挟む暗くて誰もいない帰り道。
二人の歩く音と喋り声だけが辺りに響く。
暗くて寒いはずなのに君といると気にはならないんだよな。
それだけ没頭して話に夢中になれるから。
でも同じ家に住んでいるわけではないから必ず「分かれ道」ってのは存在する。
そこが神様が与えてくれた機会の終わりだ………。
………でも、そこが最高の機会になることもある。
そんな『分かれ道』の存在に気づいた君も偶然かもしれないが歩くスピードが遅くなる。
若い人が歩くスピードじゃないよなお互いに。亀みたいに遅いや。
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