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ドラゴンの肉編
4.玉座の間
しおりを挟む高そうな服をきた人達に、先ほどまでとは違う色の鎧を着ている兵士さん達。
そして玉座に座っているあの人こそ、この国の王様なのでしょう。
「ヴァーグよ、その者達は誰なのだ?」
王様は将軍に問いかけます。
「この方はあの『シュフ』である者だと思われる人物です。」
将軍のその言葉に広間中がざわつきます。
「ふむ……その根拠となるものは?」
王様はヴァーグ将軍に質問します。
「王様、実は先の戦いで私は恥ずかしながら負けてしまった上に、大怪我を負い死の淵をさまよっておりました。」
ヴァーグ将軍は続けます。
「そこからは聞いた情報になりますが、たまたまこの街に来ていた、この御方に治していただき今に至るという訳でございます。」
「なるほど、『ヴァーグが負傷した。』という話しはやはり本当だったのか。」
そういって王様は何か考えております。
周りの方々も何やらひそひそとしております。
少しして、王様は私に話します。
「まずは、ヴァーグを助けてもらったこと感謝する。」
「ど、どうも。」
なんだか固苦しいですね。
王様は続けます。
「最近、メリカの近くのモンスター達の動きが活発化して近くで被害が出ておるのだ。もしかしたら、あいつらは戦争を起こそうとしているのかもしれない。」
「そうなる前に、先の戦いで敵の大将を討ち取ろうと思っていたが我々の想像以上に敵は強かったのだ。」
なるほど。つまりモンスターというのが何か分かりませんが、その危ない集団を止めるにはどうしたらいいかということでした。
「………それで、是非とも知恵をお借りしたい。」
そういって王様は真剣な眼差しでこちらを見ます。
『どうしたらいいか?』ですか……。
非常に悩ましいですね。
そんな私の表情を見て、王様は話します。
「……いざとなればメリカの全勢力を持って、全面戦争も考えている。」
「王様!それだけはなりませんっ!」
「ならば、ただ滅びるのを待つのか?」
「……くっ。」
何やら険悪な雰囲気です。
どうしましょうか…………。
「けんかはだめーー。」
張り詰めた空気の中、娘が突然大声で叫びます。
「……子供よ、そうは言ってもそれは簡単なことではないのだ。」
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「私が話をつけてきます。」
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