【R18】次に目を開けた時、イケメンのベッドの中に異世界転移してました。

はこスミレ

文字の大きさ
148 / 154
番外編2

リリーの恋・40

しおりを挟む





 一本だった指が、二本に増えた。
 突起をいじられたり、胸を触られたりしながら、二本の指が同じところをずっと刺激し続けている。
「はあっ…ふう…んひゃっ!」
「ほら、じゅるじゅるのぐちゃぐちゃになってるのが分かる?私の手のひらまで濡れてるのよ。ふふふ、可愛い。」
「あっああっ…きもち…あっん…」
 自分では自分の中がどうなっているかなんて、全く分からない。体液が分泌するのも、襞が動いているのも、感知できない。
 ただ、さっきよりも熱くて、擦られているお腹側の部分が疼いている感覚は、知り始めていた。
「リリー、今、すごく気持ちいいんじゃない?ここがね、ぷくっとしてきたから…そろそろお漏らししちゃうかもねえ。早く見たいわあ。」
 始めの方から思っていたけれど、彼はかなりイケイケで押せ押せだ。いつも優しくて可憐で美しいところばかり見ていたから、初めて見た姿にドキドキしている。
「んうっ、やっ、やだ…なんか変なの…」
 クイクイと押し続けられて、お腹の奥の方がキュウキュウと動き出した。それはなんとも言い難い感覚で、じんわりと温かく、さっきいかされた直接的な快感のクリトリスとは違う、もっとやばい感じの快感だ。
 このままだと、取り返しがつかないことになるんじゃないだろうか。
 不安を他所に、快感だけは上り詰めてくる。
「いい子ね、リリー。好きなだけ貪りなさい。そして、私に可愛いところを見せてちょうだいな。さあほら、もっと気持ちよくなっていいのよ。」
 グッと押された瞬間、尿道が開いてしまうような、開放感に溢れた気持ちの良さが駆け抜けた。
 じゃばじゃば…と体液が音を立てて飛び散る。
「ああっ、あっ!出ちゃう、なんか出ちゃう!やだ、やだあっ!止まんないの、やだっ!」
「いいのよ、いっぱい出しましょうね。これはお潮よ、たくさん漏らせば漏らすほど気持ち良くなるわ。」
 びくんっと体が何度も跳ね、その度に体液が飛沫を上げる。
「あああっ、出ちゃってるう!」
「んふふ、まだ出そうね。ほら、押してあげる。ぴゅぴゅー!って元気がいいわ。」
 腰が反り、はしたないくらいガニ股になって、体液を最後まで吹き出した。
 ガクンと力が抜けてベッドに沈むと、彼に優しく抱きしめられた。
「すっごく…可愛かったわ。人生で一番、興奮した…リリーのお漏らし。また私の為に、たくさんお漏らししてちょうだいね。」
「はあ…はあ…しゃいちゃんのバカ。」
「次は、事前にたくさんお水を飲んでおくと、もっと吹き出せるようになるからね。楽しみだわ。」
 二回いったからか、彼を受け入れる為の入り口は、ヒクヒクと痙攣していた。
 

しおりを挟む
感想 124

あなたにおすすめの小説

落ちて拾われて売られて買われた私

ざっく
恋愛
この世界に来た日のことは、もうあまり覚えていない。ある日突然、知らない場所にいて、拾われて売られて遊女になった。そんな私を望んでくれた人がいた。勇者だと讃えられている彼が、私の特殊能力を見初め、身請けしてくれることになった。 最終的には溺愛になる予定です。

私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】

Lynx🐈‍⬛
恋愛
 ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。  それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。  14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。 皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。 この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。 ※Hシーンは終盤しかありません。 ※この話は4部作で予定しています。 【私が欲しいのはこの皇子】 【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】 【放浪の花嫁】 本編は99話迄です。 番外編1話アリ。 ※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。

銀の騎士は異世界メイドがお気に入り

上原緒弥
恋愛
突然異世界にトリップしてしまった香穂。王城でメイドとして働きながら、元の世界に帰る方法を探していたある日、令嬢たちに大人気の騎士団長、カイルに出会う。異世界人である自分がカイルと結ばれるなんてありえない。それはわかっているのに、香穂はカイルに惹かれる心を止められない。そのうえ、彼女はカイルに最愛の婚約者がいることを知ってしまった! どうにか、彼への想いを封印しようとする香穂だが、なぜか、カイルに迫られてしまい――!?

泡風呂を楽しんでいただけなのに、空中から落ちてきた異世界騎士が「離れられないし目も瞑りたくない」とガン見してきた時の私の対応。

待鳥園子
恋愛
半年に一度仕事を頑張ったご褒美に一人で高級ラグジョアリーホテルの泡風呂を楽しんでたら、いきなり異世界騎士が落ちてきてあれこれ言い訳しつつ泡に隠れた体をジロジロ見てくる話。

黒の神官と夜のお世話役

苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました

『完結・R18』公爵様は異世界転移したモブ顔の私を溺愛しているそうですが、私はそれになかなか気付きませんでした。

カヨワイさつき
恋愛
「えっ?ない?!」 なんで?! 家に帰ると出し忘れたゴミのように、ビニール袋がポツンとあるだけだった。 自分の誕生日=中学生卒業後の日、母親に捨てられた私は生活の為、年齢を偽りバイトを掛け持ちしていたが……気づいたら見知らぬ場所に。 黒は尊く神に愛された色、白は"色なし"と呼ばれ忌み嫌われる色。 しかも小柄で黒髪に黒目、さらに女性である私は、皆から狙われる存在。 10人に1人いるかないかの貴重な女性。 小柄で黒い色はこの世界では、凄くモテるそうだ。 それに対して、銀色の髪に水色の目、王子様カラーなのにこの世界では忌み嫌われる色。 独特な美醜。 やたらとモテるモブ顔の私、それに気づかない私とイケメンなのに忌み嫌われている、不器用な公爵様との恋物語。 じれったい恋物語。 登場人物、割と少なめ(作者比)

わたしのヤンデレ吸引力が強すぎる件

こいなだ陽日
恋愛
病んだ男を引き寄せる凶相を持って生まれてしまったメーシャ。ある日、暴漢に襲われた彼女はアルと名乗る祭司の青年に助けられる。この事件と彼の言葉をきっかけにメーシャは祭司を目指した。そうして二年後、試験に合格した彼女は実家を離れ研修生活をはじめる。しかし、そこでも彼女はやはり病んだ麗しい青年たちに淫らに愛され、二人の恋人を持つことに……。しかも、そんな中でかつての恩人アルとも予想だにせぬ再会を果たして――!?

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

処理中です...