214 / 280
3章 東西都市国家大戦編
黒点2
しおりを挟む
ナガノCN拠点 松山エリア
翌日、メンバー達がナガノCNへ到着。
トーマスからの事情を聞いたナガノ兵が驚愕、
エリア管轄であるはずのナガノ司令官すら認知していなかった。
「ここに黒兵の工房があるだと!?」
「納得できない心情は察します。
ですが、先の説明で可能性ある場所はここしかありません。
ある経緯で入手したデータで周囲を確認させてもらいます」
ロビンも驚いて地元に根源がある話を身をふくらませる。
ナガノ兵達の協力を得て一斉捜索する。
結果は黒、目的は人目のつかない空域に存在していた。
ナガノCN七ヶ岳洞窟 隠し工房
「俺達のCNにこんな場所があるとは・・・まさか、
ジュウゾウが話していた件はここだったのか?」
「アイチ総司令も、こんな設備を築いたなど一言も言ってなかった。
私だって、こんな場所に工房など許可していない・・・本当だ」
2人は指摘された山岳地帯の一角で密かに存在した設備に沈黙。
ナガノ司令は元からこんな崖の危険地帯で工房なんて築く予定など
立てていなかったと言う。ロビンもかつて地下実験棟で会話していたのは
黒曜石の合金化についてで、黒兵とは無関係。
いずれにしても現実にここに備えられていたのは確かで、
言葉で言えぬ考察の間、とうとう見つけたようだ。
「ずいぶんと深い穴だな・・・」
そこは縦穴で、光も差さない洞窟の中にあった。
しかも途中で可動式の岩で塞がれているので現地人でも発見は困難。
途中にある空洞に10㎥くらいの石室が見つかる。
黒兵と同じ型のモデル、まったく同じ形をした製造段階の物まで
部屋中に散乱していたのだ。
「ナガノ司令まで知らされていないって事は、相当とびぬけた奴が
今まで隠れていたんだろう・・・あ、もう人間かどうかすら」
「僕の目からしても、地方の仕様に見合ったものじゃないように思えるよ。
関節可動域の仕組みがどことなくアンドロイドと似ている、
では試してみよう・・・接続完了、データ表示OK」
「できたか!?」
同じ周波数帯域でショートも起こらないここでなら、表示化に成功できる。
普段は冷静なワタルでも興奮を抑えきれない程に成り行きを
見損なわずにいられない。
イヨの機体でこの世界に隠された何かが分かるかもしれない。
数分の間にモニターの光と音だけが聴こえて、
本人だけが指を動かしてメインコードを目で追っている。
まだかまだかとメンバー達が急かすようにトーマスを見るが、
結果を得られるにはしばらくの時が必要となった。
翌日、メンバー達がナガノCNへ到着。
トーマスからの事情を聞いたナガノ兵が驚愕、
エリア管轄であるはずのナガノ司令官すら認知していなかった。
「ここに黒兵の工房があるだと!?」
「納得できない心情は察します。
ですが、先の説明で可能性ある場所はここしかありません。
ある経緯で入手したデータで周囲を確認させてもらいます」
ロビンも驚いて地元に根源がある話を身をふくらませる。
ナガノ兵達の協力を得て一斉捜索する。
結果は黒、目的は人目のつかない空域に存在していた。
ナガノCN七ヶ岳洞窟 隠し工房
「俺達のCNにこんな場所があるとは・・・まさか、
ジュウゾウが話していた件はここだったのか?」
「アイチ総司令も、こんな設備を築いたなど一言も言ってなかった。
私だって、こんな場所に工房など許可していない・・・本当だ」
2人は指摘された山岳地帯の一角で密かに存在した設備に沈黙。
ナガノ司令は元からこんな崖の危険地帯で工房なんて築く予定など
立てていなかったと言う。ロビンもかつて地下実験棟で会話していたのは
黒曜石の合金化についてで、黒兵とは無関係。
いずれにしても現実にここに備えられていたのは確かで、
言葉で言えぬ考察の間、とうとう見つけたようだ。
「ずいぶんと深い穴だな・・・」
そこは縦穴で、光も差さない洞窟の中にあった。
しかも途中で可動式の岩で塞がれているので現地人でも発見は困難。
途中にある空洞に10㎥くらいの石室が見つかる。
黒兵と同じ型のモデル、まったく同じ形をした製造段階の物まで
部屋中に散乱していたのだ。
「ナガノ司令まで知らされていないって事は、相当とびぬけた奴が
今まで隠れていたんだろう・・・あ、もう人間かどうかすら」
「僕の目からしても、地方の仕様に見合ったものじゃないように思えるよ。
関節可動域の仕組みがどことなくアンドロイドと似ている、
では試してみよう・・・接続完了、データ表示OK」
「できたか!?」
同じ周波数帯域でショートも起こらないここでなら、表示化に成功できる。
普段は冷静なワタルでも興奮を抑えきれない程に成り行きを
見損なわずにいられない。
イヨの機体でこの世界に隠された何かが分かるかもしれない。
数分の間にモニターの光と音だけが聴こえて、
本人だけが指を動かしてメインコードを目で追っている。
まだかまだかとメンバー達が急かすようにトーマスを見るが、
結果を得られるにはしばらくの時が必要となった。
0
あなたにおすすめの小説
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる