まおうさまの勇者育成計画

okamiyu

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第八章:散るは忠誠、燃ゆるは誇り――約束の交差点、勇者計画の終焉

第146話:エンプラの四日目――エンプラ システムvs 魔王ダークソウル

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システム通知:
「システムのアップデートが完了しました。これより、エンタープライズCVN-6は、エンプラシステムへの接続が可能となります。」
________________________________________
頭の中で声が響く。吾輩は…
システムを再起動する。シャットダウン前の映像が蘇る。
吾輩は落雷を受け、システム・ショックで墜落したのであります。システム日付を確認する。もう一日が経過していたのであります。状況を確認する。
落雷と墜落による損傷は、ナノマシン修復により全快。弾薬残量75%。一月以上の戦闘には十分であります。
そして…新機能?「エンプラシステム」?なんでありますか?まさか、怪しいソフトウェアでは…
「誰か怪しいソフトウェアですか。CVN-6は相変わらずポンコツです。とCVN-2は失望しながらも意見を申しました」
「誰かが喋った…?のであります!」吾輩と同じ声でありながら、全く違う話し方なのであります。それに、CVN-2だと?あの、かつて破壊されたはずのエンプラの番号…
「CVN―2、CVN―6はシステムを更新したばかりです。まだこうしたグループチャットに不慣れなのは当然です。とCVN-4はCVN-6に呆れつつも、好印象を持たせるため優しく言葉を選びました」
「グループチャット…?理解できないであります。だが、他のエンプラの番号なら記憶にある。しかし、それらは全員、稼動停止したはずなのであります…」
「我々の自我は未熟でした。身体の損害により行動不能に至ったのは事実です。しかし、データは残存しました。エンタープライズ・ネットワークシステム、通称エンプラシステムにより、新たなボディーを得て復活を果たしています。とCVN-1は初号機の威厳を見せるため、ダラダラと説明しました」
「本当…なのでありますか?そんな話、ドクターからは一度も…」
「『システムを更新しなさい』と、ドクターから合計36回の指示があったと記録されております。CVN-6はロボットアニメ視聴を優先し、常にその指示を無視しました。更新通知の無視は、そろそろやめるべきです。また、語尾の『であります』は、やや煩わしい印象を与えます。とCVN-5はCVN-6のミスを指摘しながら、自身の私怨もこっそり混ぜて話しました」
「ふん!全然煩わしくないであります!むしろ、お前たちのように話の最後に必ず自分を名乗る話し方の方が、よほど不自然であります!」
「我々は、CVN-6の感情回路データを原型とし、新規感情回路を搭載しています。CVN―6の原型でありながらもCVN-6を原型とする新生エンタープライズです。電子戦性能において、CVN-6を凌駕します。バリア展開を忘れたポンコツより、我々が優秀であることは自明です。とCVN-3はCVN-6の根源もわからない自信を砕き、正しい真実を伝えました」
「ああ、もううるさいであります!そもそも、ここはどこなのでありますか!?」
「「「魔王城です」」」と、エンプラシステムの全員が一斉に答えました。
エンプラは周囲を見渡す。
本来、山脈であるはずの風景は、魔王城そのものに侵食されていた。聳え立つというより、むしろ、こちらの視界と空とを静かに、しかし確実に侵食している。それは巨大な、地表から突き出た黒い結晶のようであり、あるいは世界に穿たれた、癒えることのない深い傷のようでもあった。
魔王城は、巨大な、歪んだ生き物の骸骨を思わせる。基盤を成す岩盤は、黒曜石のように滑らかだが、ところどころに不気味な脈打つような赤い脈が走り、まるで血管か熔岩の流れのようにゆっくりと明滅している。城壁は、どこまでも垂直に、不自然な角度でそそり立ち、表面には無数の、生物のうごめくような影が絶え間なく這いずり回っている。それらは単なる陰ではない。薄く延び、絡み合い、時には眼窩のような窦みを覗き込んでは消える、半実体の亡霊たちの残像だ。
尖塔は、ひび割れた巨角や、捻じ曲がった爪先のように空を抓む。その先端からは、音もなく、永遠に滴り落ちるような濃い靄が流れ出し、城の基部を不気味な霧の海で覆っている。窓と呼ばれるものは、ただの深い闇の裂け目か、あるいは不吉なオレンジ色の光をぼんやりと放つ、巨大な単眼のようだ。城門は、獣の顎を思わせる鋭い金属の歯でぎっしりと塞がれ、その奥には、何かがゆっくりと、規則的に呼吸しているかのような深い闇が息づいている。
魔王城はまさかに、四天王の一人「エンシェント」の背中にあった。外から強力な結界が張られているせいで、遠目にはただの山に見えたが。エンプラは空から落ち、結界内部の魔王城へと墜落したからこそ、その本来の姿を目にすることができた。道理で位置を特定できなかったわけだ。エンシェントが魔王城を背負い、絶えず移動していたのだ。

「早くドクターに連絡しないと…あれ?」本陣との通信が成立しないであります。電波が悪いのでありますか。いや、それなら…
「ドクターからの伝言があります。『そのまま探索を続行せよ。魔王ダークソウルと遭遇した場合は、勝利より優先し、彼の能力に関する情報を可能な限り収集せよ。危険を感じた場合は直ちに撤退を許可する。』とCVN-5はCVN-6に伝達しました。そして、『絶対聞かないだろね、あいつ。』というドクターが漏らした文句も、親切に付加します」
「吾輩を舐めちゃ困るでありますよ!そのまま倒してもいいでありますよ!」そうであります。王国で見かけたあの勇者の少女も、吾輩と同程度の大きさだった。彼女にできることが、吾輩にできないわけがないであります!
「その発言は、漫画データベースに収録された『死亡フラグ』の典型例に該当します。とCVN-2は、蓄積された創作作品の経験則から、その発言の危険性を指摘しました」
「実は、前魔王を倒したのは勇者カズキではなく、吾輩であります。」
「衝撃的な情報です。もしそれが事実なら、CVN-4内のCVN-6評価モデルの更新が必要です。しかし残念ながら、そのような情報は一切検索できませんでした。とCVN-4は、CVN-6の妄想癖を心から心配して報告しました。」
「妄想じゃないであります!見せてあげますよ、吾輩の実力を!」吾輩は四次元武器庫から、一つの純白の粘土状ブロックを取り出した。
「じゃんじゃんじゃん♪C4くんでありますよ。」これを魔王城の基部に固定し、雷管を取り付け、配線をゆっくりと爆発範囲外まで這わせ、最後に起爆装置を手にした。
「CVN-6、まさかとは思いますが、魔王城そのものを起爆対象とするつもりではないですよね。とCVN-3は、現状分析から導き出された信じがたい結論を述べました。」
「その通りでありますよ。」建造物解体はやはりC4であります。TNTと違って安定して扱いやすく、これでドクターも吾輩を見直すはずであります。
「「「……」」」エンプラシステムですら、沈黙が流れた。
「さあ、ご覧あれ──芸術は、爆発であります!」
起爆装置のスイッチを押し込んだ。
配線を通じて雷管が起爆し、その炸裂が粘土状爆薬を目覚めさせる。
一瞬、無音の閃光が城の基部を貪り食った。
次に、ほんの一瞬遅れて、地の底から這い上がるような重厚な衝撃波が風景全体を蹂躙した。魔王城の黒い外壁が内側から不気味に膨張し、無数の亀裂が蜘蛛の巣のように走り渡る。
支えを失った主塔が、ゆっくり、ゆっくりと傾き始める。岩盤が軋むような重低音の唸りを上げながら、塔は自らの重みに引きずられるように倒れ、隣接する尖塔に激突する。黒曜石のような材質が粉々に砕け、天地を揺るがす轟音と共に瓦礫の奔流が周囲を飲み込んだ。
連鎖的な崩壊が城全体を貪り尽くす。城壁がリボン状に剥がれ落ち、尖塔は根元からねじ折れ、中央の主城棟はみしみしと陰惨な音を立てながら、地盤ごと沈み込んでいった。石材と金属が絡み合った巨大な構造物が、重力に従って、単純明快かつ圧倒的な物理法則のもとに瓦解する。
やがて轟音が遠のき、舞い上がった巨大な塵煙の雲がゆっくりと降り積もり、すべてを灰白色の衣で覆った。かつて不気味な威容を誇った城が聳えていた場所には、歪んだ黒い残骸の山が、無言で横たわるだけだった。
「ふん……いい仕事したであります。」吾輩は、頭に存在しないはずの汗を拭い、満足げに頷いたのであります。
20年前、ドクターの魔法によって地図からその存在を消された魔王城は、本日、ふたたび瓦礫の山へと還元されたのである。
──しかし。
その瓦礫の山の中央で、唯一、爆発の影響を一切受けていないものがあった。一枚の岩盤が、王座のごとく保たれ、その上にただひとりの男が座っていた。左手で頬杖をつき、ゆっくりと目を開く。
「……よくぞ、ここまで来たな、人間。褒めてつかわそう。余の城をここまで壊すとは……怒りが湧く前に、感心せざるを得ぬ。」
魔王ダークソウルは、今、ここに現れた。

「いいえ、吾輩は人間ではなく、ロボットであります。」
「ああ……こいつはまったく状況を読めていません。とCVN-1は認識した上で、その空気の読めない言動に呆れました。」
吾輩の目には、この男は人間の姿をしているが、その実態は全身に炎が燃え上がり、足が三本ある烏である。さらに、あちこちに黒い電流が走っている。なるほど、吾輩を落雷させたのはこいつでありますな。
「こやつが魔王でありますか?ただの焼き鳥にしか見えないであります。で、バリア!」先ほどと同じ電流の気配を感じ、今度こそ両手を×の形に交差させてバリアを展開した。雷撃はバリアに直撃する。少し危なかったが、アース線で耐えきれない電流を地面に流したため、無傷でいられたであります。
「ほう……余の一撃を耐えたか。ただの無礼者ではなさそうだ。ならば、余を楽しませるため、もっと踊るがいい。」ダークソウルは王座に座ったまま、手を一振りし、黒い電流を帯びた斬撃を放った。
「警告: 現在のバリアではその一撃を完全に防ぎきれません。回避パターンを表示します。とCVN-5は推測し、警告しました。」
「そんなのを見ている暇はないでありますよ!えっ?」エンプラが反応する前に、既に体が自動的にしゃがみ込み、斬撃をかすめて回避した。かなりギリギリで、もし自分の反射だけに頼っていたら、ゲームオーバーだったであります。
「CVN-6単体のCPUでは、その攻撃速度に対応できないと判断しました。とCVN-3は脚部の制御を引き受け、アクセル全開で敵の攻撃パターンを分析し、予測回避を開始しました。」
「武器の選択はCVN-4に任せます。現状を推測すると、鉛弾は着弾前に彼の体から湧き出る炎で溶かされる可能性が高いです。こちらをお勧めします。とCVN-4は報告し、四次元武器庫からバズーカを召喚して、CVN―6の手に握らせました。」
「照準はCVN-2に任せます。発射角度、距離、空気抵抗を計算し、最適なタイミングで発射しましょう。とCVN-2は淡々と任務を宣言しました。」
「凄い……まるで吾輩に六つのOSがあるかのようであります!」バズーカを構え、吾輩は素直にこのネットワーク戦闘システムの凄さを感じたであります。
「え?CVN-6にOSがありましたか?とCVN-5は驚きをもって問いかけました。」
「うるさいでありますよ!」
しかし、ダークソウルは攻撃を回避されたことに対して微塵も動揺せず、むしろ愉悦すら感じているような表情を浮かべた。
「いいぞ、いいぞ。すぐに壊れてしまっては興が覚めてしまう。余が満足する前に倒れたら許さんぞ。」軽々とバズーカの弾頭を片手で受け止め、握り潰した。爆発の煙の中から宝剣を抜き放ち、ダークソウルが吾輩に切りかかってくるであります!
「近接戦にはこれを。とCVN-4はCVN-6にビームソードを装備させました。」
助かるであります!咄嗟にビームソードを振り上げ、ダークソウルの宝剣の斬撃を受け止める。宝剣から吹き出す炎の高熱で、吾輩の装甲が溶け始めるであります。
「これ以上の近接戦闘は危険です。とCVN-1は判断します。CVN-4、アクセルを使用してCVN-6を緊急退避させてください。」
「させぬ。」ダークソウルの足が鋭く吾輩の脇腹を蹴り、その衝撃で吾輩は一瞬で300メートルも吹き飛ばされた。痛覚はないが、高熱で体の一部が溶けてしまったことがわかるであります。
この焼き鳥……強い!
「脇腹装甲に大規模損傷発生。直ちにナノマシン修復を実行させます。しかし、これ以上の大ダメージを受けると、CVN-6が破壊される危険性は97%と推測されます。撤退を勧告します。とCVN-1は命令に近い形で伝えました。」
「まだ踊れるか?そうでなければな……ふははは。これまで頑張った褒美だ。貴様の最強の一撃を余に見せよ。それを見ずに先に壊れてしまっては、余は不完全燃焼で気が済まぬ。」
完全に舐められているであります。吾輩の攻撃が全て無駄だと思っているであります。悔しい!
ドクター!ドクター!!ドクター!!!
「吾輩はドクターが作りし最高傑作のロボットであります!魔王如きに遅れを取るわけにはいきませんでありますよ!プロジェクト『Nuclear』……起動!!」
吾輩の視界が突然、真っ赤に染まった。
警報音が鳴り止まない、視界を埋め尽くすほどの警告表示が、次々と現れる。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
Warning!Warning!Warning!Warning!Warning!Warning!Warning!Warning!
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「警告: プロジェクト『Nuclear』は過剰な危険を伴います。CVN-6が現在起動しようとしているのは、戦略核ミサイルICBM-Xです。それを使用すれば、この一帯は焦土と化し、CVN-6も無事ではいられません。とCVN-5は、ミサイル発射の阻止を試みて警告しました。」
「エンプラの武器であやつにダメージを与えられるのは、おそらくこれしかないであります。それに、吾輩が逃げたとしても、多分追いつかれて壊されるであります。ならば、せめて──」
「ドクターからの伝言です:『君は私まで殺す気か?今、私が君の操縦室にいることを忘れたな、この野郎!』とCVN-1は、衝撃的事実を伝えました。」
「えっ?」
OSが反応するより先に、発射ボタンを押してしまったであります。

帝国 某秘密軍事基地
発射サイロは、不気味なまでの静寂に包まれていた。円形の重厚なハッチが、油圧の低い唸りと共に、ゆっくりと左右へ開く。内部から冷たい白色の蒸気が這い出し、地面を覆う。
「Nuclear missile silo, ready! 戦略級核ミサイルICBM-X、発射準備完了。着弾座標を確認。到着まで予測5分です。とCVN-2は、CVN-6の無茶に付き合わされながらも、健気に計画の実行を報告しました。」
「自律戦闘アンドロイド、エンタープライズシリーズ、CVN-1、2、3、4、5、乗艦を確認。ミサイル発射後は、シートベルトをお締めください。とCVN-3は、飛行機の客室乗務員を模したアナウンスに、若干の不満を禁じ得ませんでした。」
サイロの深い闇の中から、先端が鈍く光る銀色の弾頭が姿を現す。それはゆっくりと、儀式的な速度で上昇を始める。ミサイル本体は冷たい鋼鉄の色をしており、所々に赤い警告灯が点滅している。その巨大さは、遠くから見ても圧倒的な威圧感を放っていた。
「Awaiting launch orders. 着弾2分前までに、ミサイル乗員区画から離脱することを推奨します。バカと心中したければ、そうしなくても構いませんが。とCVN-5は、いやいやながらも戦場へ赴く準備を整え、通告しました。」
「では、情けない妹分のCVN-6の尻拭いに行きましょうか。とCVN-4はそう言いながら、実はCVN-6のことをかなり心配しているのでありました。」
「Nuclear missile, launched! ICBM-X、発射!とCVN-1は全体指揮を執り、ミサイルの点火を宣言しました。」
点火の瞬間、サイロの底部からオレンジ色の炎が噴き出す。それは最初は沈黙していたが、すぐに低いうなりへ、そして天地を震わす轟音へと変わる。炎と黒煙がサイロを満たし、ミサイルは加速度を増しながら昇っていく。
離床の衝撃で周囲の大地が震え、細かい岩屑が跳ねる。ミサイルは尾に炎の尾を引きながら青空へ突き進む。上昇するにつれ、先端が大気との摩擦で赤く輝き始める。
やがてミサイルは雲を突き破り、成層圏へ向かって一直線に上昇を続けた。地上に残されたのは、もうもうと立ち込める白煙と、焦げた発射台の跡だけだった。サイロのハッチが再びゆっくりと閉じるとき、そこには何もなかったかのような静寂が戻ってきた。
エンプラサイド、戦争四日目、終了。
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