皇帝の受難

お粥定食

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炭鉱1

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ちゃぷ。
水が滴り落ちる音と共にルナは鉛のように重たい瞼を動かした。
ルナ「風呂?」
ルナが眼を覚ますと、質のいいバスルームが広がっており、ルナの入浴しているバスタブの中にはダリアの甘酸っぱい強い香りがルナの鼻腔を刺激した。
リガートゥル「散々な目にあったなあ。」
ルナが声のした方に振り向くと目の前にはリガートゥルがいた。
リガートゥル「どうだ?散々男達に抱かれた後は?
まあお前の場合はさぞ天国にでも上る気分だろうなあ。」
リガートゥルはやや嘲笑気味にルナに質問をした。
ルナ「………私の事を知っているのですか?」
リガートゥル「ああっお前あれだろ?かの有名な大国の皇子だったんだろ?
でもそれが今の皇帝に辱められて今じゃどんな娼婦も顔負けの売笑婦に成り果てたんだって?」
リガートゥルは愉しそうにルナにそう言った。 
ルナはリガートゥルの言葉に何も反論できなかった。
つい先程まで炭鉱夫達からの輪姦に自身の身体が悦楽を感じていたのは紛れもない事実であり、あの後炭鉱夫達の息子達を綺麗に自分自身の舌で舐め取ったのも事実である。
ルナ「………。」
リガートゥルはそんなルナの様子を満面の笑みで見つめており、ルナに対してリガートゥルはこういう事を言った。
リガートゥル「まあ悲劇の皇子様にはたっぷりと癒やしが必要だろう?最高の部屋を用意してあるんだ。」
ルナは入浴の後、リガートゥルに連れられて、部屋の前に来ていた。
ルナ「…あの、私は、他の人達と同じ部屋でお願いします。」
ルナはこの部屋の前に来て何故だか嫌な予感が絶えなかった。
リガートゥル「遠慮をするな!早くこの部屋に入れ!」
リガートゥルはルナに対してそう命令をした。
ルナは渋々リガートゥルの命令を聞き、部屋の中に入室した。
部屋の中はとても真っ暗で足元が見えにくかった。
ルナ「あの、すみません。どうしてこんなにこの部屋はうっうう!!?」
ルナは突然その場で崩れ落ちた。

ルナはまだ自身の頭が微かに鈍痛がする中で意識が覚醒し、重い瞼を開けると、自分の身体がびくとも動かなくて、全裸で両手両足を縄で固定されている事に気付いた。
ルナ「なっ!?」
リガートゥル「やっと、目覚めたようだな。」
リガートゥルはルナの近くに立っていて、手にはろうそくと火を持っていた。
ルナ「縄を解いてください!何をするつもりなんですか!?」
リガートゥル「まあ、まあ元皇子様。そう不安にならずに直ぐに天国に上るような気分にするぞ。」
リガートゥルはそうルナに言いながら、自身の手に持っているろうそくに火を灯した。
リガートゥルはそれをルナの胸元まで近付けた。
ルナはろうそくの火で昔、略奪者から受けていた性暴力の一つにこの行為が自分に行われていたのを思い出していた。
すると、
ポタリ、ペチョッ。
ろうそくが火の熱によって溶けてルナの白く柔らかな胸に落ちた。
ルナ「!!!」
途端にルナは蝋の熱によって、眠っていた快感を呼び起こされた。
ルナ「ふ~、ふ~。」
蝋の熱い温度が素肌の胸が奥まで浸透して微弱な快媚が伝わってくる。
リガートゥルは更にルナの胸に蝋を垂らしていく。
ポタッ
ポタタッ
ボタッ。
ルナ「あああっ!止めひっふっうっ!くうっん。」 
ルナは熱い蝋に自身の身体をくねらせ、自身に染み付いた被虐性欲に支配されルナは悦楽に自分の頬を染めていた。
そんなルナの様子を見て、嘲笑うようにルナにこう言った。
リガートゥル「男の癖に、売女みたいによがり狂いやがって正真正銘のど淫乱が!」
リガートゥルはルナの胸に垂らした蝋を乱雑に胸ごと摘み上げた。
ルナ「ひぎいっ!」
まだ熱い蝋と無理矢理、胸を持ち上げられた痛みや熱さでルナの後孔の奥がじんわりと微かな熱を帯びて疼いた。
更にリガートゥルはルナの胸を摘み上げた。
ルナ「ひっ!やっ止めくっうっ!これ以上はあっああ、もう!」
ルナは痛みと快楽によってまた絶頂に達した。
ジュッビュッ!
ルナの後孔から大量に愛液が射出した。
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