贖罪

お粥定食

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日記2

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ドレスから自身の衣服に着替え終わったトートは、
自分の防具や武具を取り返す為、カリブンクロスの部屋を探していた。
トート「バット!ありがとう!」
トートはバットにお礼を言った。
それに応えるかのようにバットはトートに対して、頬ずりをした。
トート「バット。はははくすぐったいぞ!」
トートとバットが戯れ合っていると、トートとバットはカリブンクロスの部屋に着いた。
トート「ここが、カリブンクロスの部屋。」
トートは恐る恐る、カリブンクロスの部屋の扉を開けた。
ギイイイイイ。
トートは扉を開けてバットと共に中に入って行った。
トートはカリブンクロスの部屋の片隅に置いてある防具と武具を見つけ、トートは直ぐ様其れ等を自身に身に着け、部屋を出ようとしたその時。
バットがバサバサとトートに対して何かを伝えようとして
自身の翼をバサバサとトートの前で動かした。
トート「どうした?バット。ん?あれは日記?」
トートはカリブンクロスの部屋の片隅に置いてある。
机の上の日記帳にトートは手に取り、その日記帳を1ページ開いてみた。

✕月✕日 晴れ
やっと俺はバシレウス様からラパクスになれることを命じられた。
遂にあの忌々しい煌の国の王族や貴族達そして更に腹立つ
までに紳士ぶってる気取った王子に復讐出来る。
待ってろ!シャルル王子!テメーの王子様ぶった鼻に付く好青年の皮を剥いで立派な性奴隷にしてやるよ!

日記はここで終わっていた。
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