〜転生したら元一般男性の俺♂を狙っている人が物理的に薔薇を咲かせるようになった〜

体育館しゅーず

文字の大きさ
2 / 3

俺ってもしかして死んでんだー?

しおりを挟む
 「シルヴァン様…おはようございます!!!!!」

(し、しるゔぁんって誰…?!)




  目の前にいるのは、金髪の丸眼鏡をかけ  
た、いかにも貴族な格好をした男。

(?!!!!!!!!!!)


 「だ、誰だお前!!!!俺は会社に間に合ったのか?!」

(いやまてよ、最後の記憶は…Pr◯tenderを脳内で歌ってて、階段を踏み外してこの世にグッバイ宣言した気が…?!!!!!!!俺ってもしかして

 「何を仰ってるんですか…?使用人のエミール・ルソーでございますが…?かいしゃ…?まさか!頭を打たれたとか…」

「…………」
「いや、大丈夫だ。気にしないでくれ。」


 とびっきりの営業スマイル(スマイル無料)で俺は微笑んだ。

(いやいやいや!!!!!!気にしないわけないでしょ、伊藤大輔(32)一般男性としての人生終わっちゃったわけだし、帰省できなかったし…母さん…こんな最後でごめんなさい。親孝行ちゃんとしておけばよかったな…。俺、母さんにとっていい息子だった…?)

  
 俺はため息を吐いて、泣きそうになりながら天井を見上げた。

(本当に異世界に転生してしまったみたいだ…)
 
 俺が今寝ているベッド…お姫様が寝るみたいな天蓋がついていて、マットレスはふっかふか。天井には大きいシャンデリア。高そうなテーブルとソファー。大きな窓から見えるオーシャンビュー。
(前世なら嬉しかっただろうな…)


「シルヴァン様…今日は朝からお部屋に入らせていただけるのですね!!!」

「いつもなら、防衛魔法で部屋に入らせていただけないのに…エミール感動でございます…」

「シルヴァン様の無垢な笑顔が見れるのは何年振りでしょうか…うううう…」

 

 エミールは嘘泣きをして、涙をワインレッドのハンカチでポンポン拭う。

 
 「シルヴァン様…?」
心配そうに見つめるエミール。

「…大丈夫…です…」
 
(作り笑顔はバレてないみたいだな…とりあえず一安心…?)


「余談が過ぎました。シルヴァン様、今日は10時より縁談のお食事会がありますので、御支度させて頂きます。」

「わたくし、シルヴァン様のこと今まで…いえ、なんでもございません。支度なさいましょう。」

(…縁談…?誰が何だって…?)
「俺に縁談?!!!!!!!!!」





しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

転生したが壁になりたい。

むいあ
BL
俺、神崎瑠衣はごく普通の社会人だ。 ただ一つ違うことがあるとすれば、腐男子だということだ。 しかし、周りに腐男子と言うことがバレないように日々隠しながら暮らしている。 今日も一日会社に行こうとした時に横からきたトラックにはねられてしまった! 目が覚めるとそこは俺が好きなゲームの中で!? 俺は推し同士の絡みを眺めていたいのに、なぜか美形に迫られていて!? 「俺は壁になりたいのにーーーー!!!!」

生まれ変わったら俺のことを嫌いなはずの元生徒からの溺愛がとまらない

いいはな
BL
 田舎にある小さな町で魔術を教えている平民のサン。  ひょんなことから貴族の子供に魔術を教えることとなったサンは魔術の天才でありながらも人間味の薄い生徒であるルナに嫌われながらも少しづつ信頼を築いていた。  そんなある日、ルナを狙った暗殺者から身を挺して庇ったサンはそのまま死んでしまうが、目を覚ますと全く違う人物へと生まれ変わっていた。  月日は流れ、15歳となったサンは前世からの夢であった魔術学園へと入学を果たし、そこで国でも随一の魔術師となった元生徒であるルナと再会する。  ルナとは関わらないことを選び、学園生活を謳歌していたサンだったが、次第に人嫌いだと言われていたルナが何故かサンにだけ構ってくるようになりーーー? 魔術の天才だが、受け以外に興味がない攻めと魔術の才能は無いが、人たらしな受けのお話。 ※お話の展開上、一度人が死ぬ描写が含まれます。 ※ハッピーエンドです。 ※基本的に2日に一回のペースで更新予定です。 今連載中の作品が完結したら更新ペースを見直す予定ではありますが、気長に付き合っていただけますと嬉しいです。

メインキャラ達の様子がおかしい件について

白鳩 唯斗
BL
 前世で遊んでいた乙女ゲームの世界に転生した。  サポートキャラとして、攻略対象キャラたちと過ごしていたフィンレーだが・・・・・・。  どうも攻略対象キャラ達の様子がおかしい。  ヒロインが登場しても、興味を示されないのだ。  世界を救うためにも、僕としては皆さん仲良くされて欲しいのですが・・・。  どうして僕の周りにメインキャラ達が集まるんですかっ!!  主人公が老若男女問わず好かれる話です。  登場キャラは全員闇を抱えています。  精神的に重めの描写、残酷な描写などがあります。  BL作品ですが、舞台が乙女ゲームなので、女性キャラも登場します。  恋愛というよりも、執着や依存といった重めの感情を主人公が向けられる作品となっております。

神の寵愛を受ける僕に勝てるとでも?

雨霧れいん
BL
生まれるのがもっともっと今より昔なら、”信仰”することが”異端”でない時代なら世界ならよかったと、ずっと思って生きていた。あの日までは 溺愛神様×王様系聖職者 【 登場人物 】 ファノーネ・ジヴェア →キラを溺愛し続ける最高神 キラ・マリアドール(水無瀬キラ)→転生してから寵愛を自覚した自分の道を行く王様系聖職者

【完結】婚約破棄された僕はギルドのドSリーダー様に溺愛されています

八神紫音
BL
 魔道士はひ弱そうだからいらない。  そういう理由で国の姫から婚約破棄されて追放された僕は、隣国のギルドの町へとたどり着く。  そこでドSなギルドリーダー様に拾われて、  ギルドのみんなに可愛いとちやほやされることに……。

BLゲームの悪役に転生したら攻略対象者が全員ヒロインに洗脳されてた

BL
主人公のレオンは、幼少期に前世の記憶を思い出し、この世界がBLゲームで、自身は断罪される悪役だと気づく。 断罪を回避するため、極力攻略対象者たちと関わらないように生きてきた。 ーーそれなのに。 婚約者に婚約は破棄され、 気づけば断罪寸前の立場に。 しかも理由もわからないまま、 何もしていないはずの攻略対象者達に嫌悪を向けられてーー。 ※最終的にハッピーエンド ※愛され悪役令息

王道学園のモブ

四季織
BL
王道学園に転生した俺が出会ったのは、寡黙書記の先輩だった。 私立白鳳学園。山の上のこの学園は、政財界、文化界を担う子息達が通う超名門校で、特に、有名なのは生徒会だった。 そう、俺、小坂威(おさかたける)は王道学園BLゲームの世界に転生してしまったんだ。もちろんゲームに登場しない、名前も見た目も平凡なモブとして。

学園ものに転生した悪役の男について

ひいきにみゐる
BL
タイトルの通りにございます。文才を褒められたことはないので、そういうつもりで見ていただけたらなと思います。

処理中です...