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第四章【不穏の気配】
第二十四節 ミハイル将軍の遠征
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「――お父様……、気を付けていってらっしゃい」
重厚な甲冑を身に纏ったリベリア公国の将軍である父親――ミハイルに、ビアンカは寂しげにして見送りの抱擁を交わす。
久方ぶりのウェーバー家当主であるミハイルの帰還は、その当主の遠征を告げるためのものだった。
「ビアンカも良い子にしているんだぞ」
ミハイルは、自身に抱きつくビアンカの頭を優しく撫でてやっていた。
そんなミハイルの言葉にビアンカは「うん」と、微かな笑みを見せて返事をする。
「本当に――、お気をつけて……」
ビアンカは小さく言葉を零すと、その身をミハイルから名残惜しそうに離した。
ミハイルは父親らしい優しげな眼差しでビアンカを見つめ、頷く。
ミハイルは屈めていた腰を上げ、ビアンカと同様に見送りに出てきていたウェーバー邸に仕えている使用人たちにも、「留守の間はくれぐれもよろしく頼む」――と、一人ひとりに声をかけていく。
ミハイルの様子を見ていたハルは、ミハイルの気遣いが出来る優しい人柄に感心してしまう。
普通の貴族などからしたら、使用人などただの下働きの下々の者程度の感覚しか持たないだろう。
だが、ミハイルは違った。ミハイルは、“ウェーバー邸に仕える者たちは家族同然”という考えを持つ、類まれに見る人物なのだった。
「――ハル君」
見送りに出てきていた使用人たち全員に声をかけ終えた後、ミハイルはハルの元にも歩み寄ってきた。
「はい」
ミハイルに声をかけられたハルは、真剣な眼差しでミハイルを見やる。
「――ビアンカを、くれぐれもよろしく頼む。君があの子にとって、一番の頼りだ」
ミハイルはハルの両肩に手を乗せ、微かな笑みを見せる。
ミハイルのその一言は、ハルのことを信用しているからこそ出た、ミハイルの本心からの言葉だった。
それほどまで、ミハイルはハルを信用して、ハルにビアンカを託そうとする思いを抱いていた。
「はい――、お任せください。何事もないよう、注意をさせていただきます」
ハルはミハイルからの声掛けに力強く――、そして礼儀正しく返す。
そんなハルの返答にミハイルは神妙な面持ちを見せ、頷いた。
「では、行ってくる。――今回は少々長い留守になりそうだ。頼んだぞ」
ミハイルは力強い声で見送りに出ていた者たちに声をかける。
そして踵を返すと、甲冑の音を鳴らしながら待たせていた部下と従者たちの元へと向かって行く。
その同行する部下の中にはヨシュアの姿もあり、ビアンカに笑顔を見せて手を振っていた。
相変わらずの気さくなヨシュアの様子に、ビアンカは苦笑しながらも控えめに手を振って返す。
緊張感のない様子を見せていたヨシュアにミハイルが何か一言二言と――恐らくは叱責の声をかけ、ミハイルは馬に跨る。そしてゆっくりと馬を歩かせ、その場を後にした。
ビアンカは、その後ろ姿を心配げな面持ちで、ミハイルたちが見えなくなるまで黙って見送っていた。
――ほんの一か月ほど前に、リベリア王妃が病で逝去した。
その葬儀は国を揚げて粛々とした雰囲気で執り行われ、リベリア国民たちはリベリア王妃の死に悲しみと悼みの思いを抱いていた。
だが、それからわずか二週間ほどした後――、まだリベリア王妃の逝去に対して喪に服する期間であるにも関わらず、リベリア国王は新たな王妃を早々に娶ったのだった。
その新たなリベリア王妃は年若く“絶世の美女”と言われるほど美しい女性で、忽ちリベリア国王を骨抜きにして夢中にさせていた。
――“傾国の美女”とはよく言ったもんだよな……。
ハルはその話を耳にした際にそう思った。
新たなリベリア王妃を迎えてからというものの、リベリア国王は、本来ならば国王が執り行うべき国政を疎かにし、リベリア国民たちの間からはリベリア国王に対しての不満と不信の声が上がるほどであった。
今、リベリア公国の国民たちは大した国政の為されない中で、厳しい生活を余儀なくされている。
リベリア国王に仕える大臣や将軍であるミハイルが、そのことに対してリベリア国王に言及を行ったりしたそうだが、リベリア国王は急遽その大臣を解任させていた。
そしてミハイルに至っては、リベリア国王はまるでミハイルを邪魔者扱いするように遠方の砦での視察と調査という名目の元で遠征の任を与えた。
――それが今回のミハイルの遠征の理由であった。
今、リベリア公国内には不穏な空気が流れ始めていた。
リベリア国王に対して、不満や不信感を持つ者たちが集まり反旗を翻す機会を窺っているという噂が立つほど、ピリピリとした空気が国を覆っていた。
いずれはリベリア国民の不満や不信感は爆発して、リベリア国王に関わる者たちに危害を加える可能性も大いに考えられる。
それはリベリア国王に仕える立場にいる者たちやその身内にも、容赦なく牙を向く可能性をも秘めていた。
そのことを危惧したリベリア公国の将軍という立場にあるミハイルは、遠征の前にウェーバー邸に立ち寄り、ウェーバー邸に仕えている使用人たち全員を集め「くれぐれも」と注意を促進し、出陣していったのだった。
ウェーバー邸に仕えている使用人たちが屋敷の中に戻っていった後――。
ミハイルたちの姿が見えなくなっても、ビアンカはその場を動こうとしなかった。
「――ビアンカ、中に戻ろう……」
ハルは見かねてビアンカの肩に手を置き、促す。
ハルもその身にリベリア公国内に蠢く不穏な空気を感じ取っていた。
今回のリベリア国王による大臣の急な解任と、ミハイルの遠征。
国政を疎かにしているリベリア国王に対するリベリア国民たちの不満や不信感。
そうして、リベリア国王に対して反乱の意を唱える者たちが集まり始めているという噂。
ハルはそれらに、何か嫌な予感を覚える。
――もし本当に反乱の意を唱える者たちが動き始めたら。きっとビアンカにも危害が及ぶ……。
ハルは苦悶の表情を浮かべ、考えていた。
もしもリベリア国王に反旗を翻す者たちが動きを見せ始めたら、リベリア公国の将軍であるミハイルの一族――、ウェーバー家の血を引くビアンカにも危害が及ぶ。
ハルはそのことを酷く心の中で恐れていた。
それ故に、なるべくならばウェーバー邸の敷地内に籠るように過ごすこと。それが身の安全を謀るための一番の得策であると、ハルは考えていた。
ハルの促しの言葉にビアンカは小さく頷き、大人しくハルの言葉に従う。
ビアンカは、やや元気を失っている足取りで、ハルに肩を抱かれるようにして屋敷の中に戻っていった。
重厚な甲冑を身に纏ったリベリア公国の将軍である父親――ミハイルに、ビアンカは寂しげにして見送りの抱擁を交わす。
久方ぶりのウェーバー家当主であるミハイルの帰還は、その当主の遠征を告げるためのものだった。
「ビアンカも良い子にしているんだぞ」
ミハイルは、自身に抱きつくビアンカの頭を優しく撫でてやっていた。
そんなミハイルの言葉にビアンカは「うん」と、微かな笑みを見せて返事をする。
「本当に――、お気をつけて……」
ビアンカは小さく言葉を零すと、その身をミハイルから名残惜しそうに離した。
ミハイルは父親らしい優しげな眼差しでビアンカを見つめ、頷く。
ミハイルは屈めていた腰を上げ、ビアンカと同様に見送りに出てきていたウェーバー邸に仕えている使用人たちにも、「留守の間はくれぐれもよろしく頼む」――と、一人ひとりに声をかけていく。
ミハイルの様子を見ていたハルは、ミハイルの気遣いが出来る優しい人柄に感心してしまう。
普通の貴族などからしたら、使用人などただの下働きの下々の者程度の感覚しか持たないだろう。
だが、ミハイルは違った。ミハイルは、“ウェーバー邸に仕える者たちは家族同然”という考えを持つ、類まれに見る人物なのだった。
「――ハル君」
見送りに出てきていた使用人たち全員に声をかけ終えた後、ミハイルはハルの元にも歩み寄ってきた。
「はい」
ミハイルに声をかけられたハルは、真剣な眼差しでミハイルを見やる。
「――ビアンカを、くれぐれもよろしく頼む。君があの子にとって、一番の頼りだ」
ミハイルはハルの両肩に手を乗せ、微かな笑みを見せる。
ミハイルのその一言は、ハルのことを信用しているからこそ出た、ミハイルの本心からの言葉だった。
それほどまで、ミハイルはハルを信用して、ハルにビアンカを託そうとする思いを抱いていた。
「はい――、お任せください。何事もないよう、注意をさせていただきます」
ハルはミハイルからの声掛けに力強く――、そして礼儀正しく返す。
そんなハルの返答にミハイルは神妙な面持ちを見せ、頷いた。
「では、行ってくる。――今回は少々長い留守になりそうだ。頼んだぞ」
ミハイルは力強い声で見送りに出ていた者たちに声をかける。
そして踵を返すと、甲冑の音を鳴らしながら待たせていた部下と従者たちの元へと向かって行く。
その同行する部下の中にはヨシュアの姿もあり、ビアンカに笑顔を見せて手を振っていた。
相変わらずの気さくなヨシュアの様子に、ビアンカは苦笑しながらも控えめに手を振って返す。
緊張感のない様子を見せていたヨシュアにミハイルが何か一言二言と――恐らくは叱責の声をかけ、ミハイルは馬に跨る。そしてゆっくりと馬を歩かせ、その場を後にした。
ビアンカは、その後ろ姿を心配げな面持ちで、ミハイルたちが見えなくなるまで黙って見送っていた。
――ほんの一か月ほど前に、リベリア王妃が病で逝去した。
その葬儀は国を揚げて粛々とした雰囲気で執り行われ、リベリア国民たちはリベリア王妃の死に悲しみと悼みの思いを抱いていた。
だが、それからわずか二週間ほどした後――、まだリベリア王妃の逝去に対して喪に服する期間であるにも関わらず、リベリア国王は新たな王妃を早々に娶ったのだった。
その新たなリベリア王妃は年若く“絶世の美女”と言われるほど美しい女性で、忽ちリベリア国王を骨抜きにして夢中にさせていた。
――“傾国の美女”とはよく言ったもんだよな……。
ハルはその話を耳にした際にそう思った。
新たなリベリア王妃を迎えてからというものの、リベリア国王は、本来ならば国王が執り行うべき国政を疎かにし、リベリア国民たちの間からはリベリア国王に対しての不満と不信の声が上がるほどであった。
今、リベリア公国の国民たちは大した国政の為されない中で、厳しい生活を余儀なくされている。
リベリア国王に仕える大臣や将軍であるミハイルが、そのことに対してリベリア国王に言及を行ったりしたそうだが、リベリア国王は急遽その大臣を解任させていた。
そしてミハイルに至っては、リベリア国王はまるでミハイルを邪魔者扱いするように遠方の砦での視察と調査という名目の元で遠征の任を与えた。
――それが今回のミハイルの遠征の理由であった。
今、リベリア公国内には不穏な空気が流れ始めていた。
リベリア国王に対して、不満や不信感を持つ者たちが集まり反旗を翻す機会を窺っているという噂が立つほど、ピリピリとした空気が国を覆っていた。
いずれはリベリア国民の不満や不信感は爆発して、リベリア国王に関わる者たちに危害を加える可能性も大いに考えられる。
それはリベリア国王に仕える立場にいる者たちやその身内にも、容赦なく牙を向く可能性をも秘めていた。
そのことを危惧したリベリア公国の将軍という立場にあるミハイルは、遠征の前にウェーバー邸に立ち寄り、ウェーバー邸に仕えている使用人たち全員を集め「くれぐれも」と注意を促進し、出陣していったのだった。
ウェーバー邸に仕えている使用人たちが屋敷の中に戻っていった後――。
ミハイルたちの姿が見えなくなっても、ビアンカはその場を動こうとしなかった。
「――ビアンカ、中に戻ろう……」
ハルは見かねてビアンカの肩に手を置き、促す。
ハルもその身にリベリア公国内に蠢く不穏な空気を感じ取っていた。
今回のリベリア国王による大臣の急な解任と、ミハイルの遠征。
国政を疎かにしているリベリア国王に対するリベリア国民たちの不満や不信感。
そうして、リベリア国王に対して反乱の意を唱える者たちが集まり始めているという噂。
ハルはそれらに、何か嫌な予感を覚える。
――もし本当に反乱の意を唱える者たちが動き始めたら。きっとビアンカにも危害が及ぶ……。
ハルは苦悶の表情を浮かべ、考えていた。
もしもリベリア国王に反旗を翻す者たちが動きを見せ始めたら、リベリア公国の将軍であるミハイルの一族――、ウェーバー家の血を引くビアンカにも危害が及ぶ。
ハルはそのことを酷く心の中で恐れていた。
それ故に、なるべくならばウェーバー邸の敷地内に籠るように過ごすこと。それが身の安全を謀るための一番の得策であると、ハルは考えていた。
ハルの促しの言葉にビアンカは小さく頷き、大人しくハルの言葉に従う。
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