262 / 552
大切な人
大切な人 第13話
しおりを挟む
僕との間にわだかまりがあるにせよ、虎君が居れば瑛大ももしかしたら少しは楽しめるかもしれない。
そう安易に考えていた自分の考えが浅はかだったと深く反省するも、現状の打開策は見つからなくて途方に暮れそうになる。
「オイオイ、玄関開けっ放しとか不用心にもほどがあるだろ!? こんなセキュリティガバガバな家に可愛い妹を出入りさせるとか不安になるぞ!」
どうやってこの気まずい空気を変えようかと悩んでる僕の耳に届くのは大きな声。それは虎君の幼馴染であり僕にとってもう一人のお兄ちゃん的存在、海音君のもの。
少し間をおいて「いくら凪のお願いでも改善されないならダメだ!」と続く声は誰かに向けられているもので、それは言葉から海音君の妹である凪ちゃんだと分かる。
凪ちゃんの声が全く聞こえないのはまぁ当然だろう。
僕が虎君を見上げたら虎君も僕を見下ろしてきて、「煩いのが来た」って笑った。でもその後「相変わらずタイミングの良い奴だ」って言葉が続いたから、虎君と海音君の仲の良さにちょっぴり嫉妬を覚えてしまった。
「オイ茂斗! 俺の妹を危険に晒してる自覚はあるんだろうな!?」
バンッと大きな音を立てて開く玄関への扉。
そして鬼の形相、とまではいかなくともそれに近い顔つきで怒鳴り込んでくる海音君は微妙な雰囲気漂う空間にすぐに気づいたのか目を見張り、一呼吸置いた後に「取り込み中?」と虎君を見た。
「いや。……お前はいつもながら煩いな」
「! お前も顔合わせて一分も経たずに喧嘩売ってくんなよな」
「俺らしくて良いだろ?」
「はいはい。言ってろ言ってろ。……で、茂斗は? この家のセキュリティについて文句言いたいんだけど」
「お、お兄ちゃん、止めてよっ……」
虎君の悪態はどうでもいいと言う海音君は茂斗を探してリビングを見渡す。と、そんな海音君の腕を引くのは凪ちゃんで、引っ込み思案な凪ちゃんにしては珍しく声を荒げていて、やっぱり実のお兄ちゃんが相手だと違うなと思ってしまった。
「ダメだ! 危ない目に遭ったらどうするんだ!」
「わ、私は、シゲちゃん、いてくれるだけで安心できる、からっ」
海音君を止める凪ちゃんは虎君や慶史達を見て怯えたのか、言いながらも海音君の背中に隠れてしまう。海音君はそんな凪ちゃんに「凪が心配なんだぞー?」と緩んだ顔をして見せた。
(茂斗とおんなじ顔してる)
凪ちゃんに夢中な茂斗が良く見せる表情。それと同じ海音君の顔。僕は思わず笑ってしまいそうになる。
でも、ふと視界に入った悠栖と朋喜の表情に、僕はある事実に気が付いた。
瑛大と慶史はともかく、二人は海音君とは初対面。だから明らかに警戒している表情を見せるのは当然だろう。
「あ、二人は初めて、だよね? こちら三澤海音君って言って、虎君の友達なんだよ」
「先輩の、友達……」
「そう、なんだ? てっきり知らない人が侵入してきたのかと思っちゃった」
口早に説明すれば、まだ呆然としながらもなんとか反応を返す悠栖。そして朋喜は愛らしい笑みを浮かべ「初めまして」と海音君に会釈して見せた。
朋喜の笑顔に海音君は目を瞬かす。
僕はなんとなく海音君が次に口にする言葉が分かって、海音君が口を開くよりも先に質問されるだろう言葉への答えを口にした。
「二人は『僕のクラスメイト』だよ。天野悠栖と深町朋喜」
「葵のクラスメイトって、マジか……」
絶句する海音君は悠栖と朋喜をマジマジと眺める。
その視線に朋喜は何かを察したのだろう。笑顔のまま「歴とした男ですよ」と補足する。
(慣れてるなぁ。やっぱり、一度や二度じゃないんだろうな。間違えられるの)
怒るわけでも呆れるわけでもなく、ごく自然に海音君の眼差しを受け取る朋喜を僕は凄いと思う。だって、同じく女の子に見間違えられたと知った悠栖は物凄く微妙な顔をして見せたから。
「いやぁ悪い悪い! 瑛大と慶史の彼女かと思ったわ!」
豪快に笑う海音君は悪気無く問題発言を落とす。
顔を顰める瑛大と、何を言われたかすら理解できていないような慶史。
目を丸くしていた慶史はようやく海音君の言葉を理解したのか、ハッと我に返って「はぁ!?」と大きな声を出した。
「ちょっと海音君! 俺が自分よりブスな女と付き合うと思ってるわけ!?」
「何言ってるの慶史君! 僕の何処がブスだっていうの!?」
「待て待て待て! 怒るポイント違うだろ!」
ブスとかブスじゃないとかそこじゃない!
慶史に食って掛かる朋喜を宥めるのは珍しく悠栖だった。
僕は虎君から離れ、朋喜は悠栖に任せて慶史を宥める役に徹した。
そう安易に考えていた自分の考えが浅はかだったと深く反省するも、現状の打開策は見つからなくて途方に暮れそうになる。
「オイオイ、玄関開けっ放しとか不用心にもほどがあるだろ!? こんなセキュリティガバガバな家に可愛い妹を出入りさせるとか不安になるぞ!」
どうやってこの気まずい空気を変えようかと悩んでる僕の耳に届くのは大きな声。それは虎君の幼馴染であり僕にとってもう一人のお兄ちゃん的存在、海音君のもの。
少し間をおいて「いくら凪のお願いでも改善されないならダメだ!」と続く声は誰かに向けられているもので、それは言葉から海音君の妹である凪ちゃんだと分かる。
凪ちゃんの声が全く聞こえないのはまぁ当然だろう。
僕が虎君を見上げたら虎君も僕を見下ろしてきて、「煩いのが来た」って笑った。でもその後「相変わらずタイミングの良い奴だ」って言葉が続いたから、虎君と海音君の仲の良さにちょっぴり嫉妬を覚えてしまった。
「オイ茂斗! 俺の妹を危険に晒してる自覚はあるんだろうな!?」
バンッと大きな音を立てて開く玄関への扉。
そして鬼の形相、とまではいかなくともそれに近い顔つきで怒鳴り込んでくる海音君は微妙な雰囲気漂う空間にすぐに気づいたのか目を見張り、一呼吸置いた後に「取り込み中?」と虎君を見た。
「いや。……お前はいつもながら煩いな」
「! お前も顔合わせて一分も経たずに喧嘩売ってくんなよな」
「俺らしくて良いだろ?」
「はいはい。言ってろ言ってろ。……で、茂斗は? この家のセキュリティについて文句言いたいんだけど」
「お、お兄ちゃん、止めてよっ……」
虎君の悪態はどうでもいいと言う海音君は茂斗を探してリビングを見渡す。と、そんな海音君の腕を引くのは凪ちゃんで、引っ込み思案な凪ちゃんにしては珍しく声を荒げていて、やっぱり実のお兄ちゃんが相手だと違うなと思ってしまった。
「ダメだ! 危ない目に遭ったらどうするんだ!」
「わ、私は、シゲちゃん、いてくれるだけで安心できる、からっ」
海音君を止める凪ちゃんは虎君や慶史達を見て怯えたのか、言いながらも海音君の背中に隠れてしまう。海音君はそんな凪ちゃんに「凪が心配なんだぞー?」と緩んだ顔をして見せた。
(茂斗とおんなじ顔してる)
凪ちゃんに夢中な茂斗が良く見せる表情。それと同じ海音君の顔。僕は思わず笑ってしまいそうになる。
でも、ふと視界に入った悠栖と朋喜の表情に、僕はある事実に気が付いた。
瑛大と慶史はともかく、二人は海音君とは初対面。だから明らかに警戒している表情を見せるのは当然だろう。
「あ、二人は初めて、だよね? こちら三澤海音君って言って、虎君の友達なんだよ」
「先輩の、友達……」
「そう、なんだ? てっきり知らない人が侵入してきたのかと思っちゃった」
口早に説明すれば、まだ呆然としながらもなんとか反応を返す悠栖。そして朋喜は愛らしい笑みを浮かべ「初めまして」と海音君に会釈して見せた。
朋喜の笑顔に海音君は目を瞬かす。
僕はなんとなく海音君が次に口にする言葉が分かって、海音君が口を開くよりも先に質問されるだろう言葉への答えを口にした。
「二人は『僕のクラスメイト』だよ。天野悠栖と深町朋喜」
「葵のクラスメイトって、マジか……」
絶句する海音君は悠栖と朋喜をマジマジと眺める。
その視線に朋喜は何かを察したのだろう。笑顔のまま「歴とした男ですよ」と補足する。
(慣れてるなぁ。やっぱり、一度や二度じゃないんだろうな。間違えられるの)
怒るわけでも呆れるわけでもなく、ごく自然に海音君の眼差しを受け取る朋喜を僕は凄いと思う。だって、同じく女の子に見間違えられたと知った悠栖は物凄く微妙な顔をして見せたから。
「いやぁ悪い悪い! 瑛大と慶史の彼女かと思ったわ!」
豪快に笑う海音君は悪気無く問題発言を落とす。
顔を顰める瑛大と、何を言われたかすら理解できていないような慶史。
目を丸くしていた慶史はようやく海音君の言葉を理解したのか、ハッと我に返って「はぁ!?」と大きな声を出した。
「ちょっと海音君! 俺が自分よりブスな女と付き合うと思ってるわけ!?」
「何言ってるの慶史君! 僕の何処がブスだっていうの!?」
「待て待て待て! 怒るポイント違うだろ!」
ブスとかブスじゃないとかそこじゃない!
慶史に食って掛かる朋喜を宥めるのは珍しく悠栖だった。
僕は虎君から離れ、朋喜は悠栖に任せて慶史を宥める役に徹した。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる