124 / 228
第124話 性別逆転 逆セクハラ
しおりを挟む
「こんにちは♪私の名前はショウコ!ピッチピチの女子!少し前まで男子!今は女子!なんでこんな事になったのかな?」
一時間前…
「このゲーム?をやっても恋なんか分からないでありんす…なんかガル爺の本の方がまだドキドキするでありんす」
「ぶっちゃけこの女おかしくね?なんか最初っからウチ等の事好きだったっしょ?」
「なんか男の子に都合の良いように作られてない?こんなに自分を好きな女の子に囲まれるっておかしいよ、大した事してないのに」
辛辣じゃないか君達…。
確かに内容は良く無い。主人公は冒険者で色々なお店の女の子と出会い恋愛をしていくストーリーなのだが…。
最初にぶつかった女の子は店で一番高い商品を買うと急に優しくなりイチャついてくるし…
次に出会った八百屋の女の子は大根が好きだと言っただけでメスの顔になるし…
その次に出会った喫茶店の女の子は注文をしたら溺愛された。
情緒不安定な女の子ばかりで疲れる、まあクソゲーだな。
「これはシナリオが良く無いよ、もっと面白い話があるかも」
正直期待などしていない、これが終わったらポイントに戻してしまおうかと思っているくらいだ。
「ショウがいつもやってるアップデート?ってやつしてみたら良いんじゃね?」
まあポイントは余ってるから良いけど…ベッドシーンとかあるようなゲームになっても知らないよ?僕は良いけど。
「まあアップデートしてみるか…このまま終わったら頭おかしい顔が良いだけの女の子見ただけになっちゃうし」
アップデートは1000ポイント、毎回思うがレベル1000分のポイントガンガン使うってこれはこれで頭おかしいよね。
そしてアップデートした恋愛シミュレーションゲームは体験型で男女が選べるようになり…
「わっち達は男の子になって勉強するでありんす!なのでショウは女の子になるでありんす!」
と、いう話になり今僕はショウコちゃんとなっているのだ。
ストーリーは冒険者パーティーで依頼を受けていくうちに恋愛感情が芽生え…というありきたりな設定らしい。
しかしすごいなこれ、僕女の子になってる…胸だってあるし…スカートの下どうなってるんだろ。とりあえず風呂に…。
「おーいショウコ!いつまで寝てるでありんす!今日は依頼を受けに行くって約束したでありんす!」
トコヨ君か…しょうがない、行くか。
「ちょっと待っててー今行くからー」
外に出るとピンクメッシュの槍を持ったイケメンが立っていた。身長が高いな、いや、僕が縮んでいるのか?
「ショウコ可愛いでありんす!チューするでありんす!」
男になった瞬間バカになったなトコヨ、お前の周りの男にそんなのいたか?
「あー!ショウコちゃんとトコヨがイチャイチャしてる!僕だって負けてられないんだから!!」
アリア君…いきなり出てきて何だい?
これまた色白のイケメンだ。しかし君も槍なの?
「おーいショウコ!今日はマジやべぇ依頼受けっから俺の側から離れんなよ!」
エルナ君は完全にギャル男だな。ただ見た目は正統派のイケメンだ。しかも槍だ。
しかしこれはこれで面白いかも、別に恋愛要素を抜いても性別が逆になって依頼を受けに行くっていうのは新鮮じゃないか?
恋愛シミュレーションとはちょっと違うと思うんだけど…。まあ恋人同士でやったら恋愛?
まあ深く考えるのはやめよう。
「しかしスカートってなんか落ち着かないよね。スースーするんだよこれ」
僕はスカートをヒラヒラさせてみた。僕なら目が離せない光景だけどやってるのが自分じゃあなぁ…。
「そ、そんな破廉恥な事はやめるでありんす!」
「そうだよ!その…女の子じゃん?目のやり場に困るっしょ?」
「そ…そうですよ…だめです!そんな事したら!」
あれ?なんかみんなの反応が…もしかして…。
「だって見てよ、こんな短いスカート!すこし捲ったらパンツ見えちゃうよ」
僕はスカートを少し捲ってみんなの反応を見てみる。
「なんでありんす!そ…そんなダメでありんす!」
「み、見えちゃってるって!やばいからマジ!」
「はわわ…これはなんというか…」
みんなモジモジしてるんだが…もしかして男性になると男性特有のあれも付いてるわけだし…まさか…。
「お、男って大変なんだね…こんなん隠すの大変じゃね?」
おっとエルナ君、何を隠すと言うのかね?ショウコちゃんに言ってごらん?
ちょっと楽しくなってきた!もう少し遊んじゃお!
「しかしトコヨ君の身体すげぇガッチリしてるじゃん」
そう言ってトコヨの胸板をペタペタと触ってみるショウコちゃん。
いや男の身体を触ってるわけだからセーフだよなこれ…。
「ちょ!今はやめるでありんす!その…ダメでありんす!離れるでありんす!!」
たーのしー!これめっちゃたーのしー!!
「アリア君も細身だけど良い体してんじゃん!僕はこの胸に違和感があって少し動きにくいよ」
胸をポヨンポヨンさせてアリアに近づくと胸を凝視している。
幽霊だから結構生きてる訳で見た目が子供なだけな訳で年齢的にはセーフな訳で?多分こんな事しても大丈夫なワケ!
「あ…!あの!だめ!離れて!!」
アリアに突き飛ばされてバランスを崩しエルナに突っ込む。不思議な偶然が重なりエルナに抱きつく形になった。
ゲーム補正か?明らかに吸い込まれたぞ僕。
「ちょ…!当たってるって!もう限界っぽいから離れろし!!」
結局僕はふざけすぎて突き飛ばされ、尻餅をついてしまった…。いやだってさ、逆セクハラ超楽しいよ。みんなも僕が男の時にやってみて!是非!
起きあがろうとするとみんなの視線が僕の下半身に集まっている事に気がつき、僕は反射的にスカートを押さえた。
あれ…なんか恥ずかしいぞ…もしかして僕も心が女の子に寄ってきてるのか…?
「ちょっとふざけすぎたよ、とりあえず依頼を受けに行こうか」
「治るまで待ってろし!もう少しだと思う!」
「そうでありんす!なんだって面倒な身体でありんす!」
「もう女の子にもどりたい…」
男子は大変なんだぞ!分かったか女子の諸君!
しかしまぁ…なんか僕も大変な事になりそうな気がするんだけど…。
とりあえずみんなの槍が小さくなるのを待つか…。
このゲームが終わる頃には全員異性の大変さが分かる事だろう。これは良い勉強なんじゃないか!?
一時間前…
「このゲーム?をやっても恋なんか分からないでありんす…なんかガル爺の本の方がまだドキドキするでありんす」
「ぶっちゃけこの女おかしくね?なんか最初っからウチ等の事好きだったっしょ?」
「なんか男の子に都合の良いように作られてない?こんなに自分を好きな女の子に囲まれるっておかしいよ、大した事してないのに」
辛辣じゃないか君達…。
確かに内容は良く無い。主人公は冒険者で色々なお店の女の子と出会い恋愛をしていくストーリーなのだが…。
最初にぶつかった女の子は店で一番高い商品を買うと急に優しくなりイチャついてくるし…
次に出会った八百屋の女の子は大根が好きだと言っただけでメスの顔になるし…
その次に出会った喫茶店の女の子は注文をしたら溺愛された。
情緒不安定な女の子ばかりで疲れる、まあクソゲーだな。
「これはシナリオが良く無いよ、もっと面白い話があるかも」
正直期待などしていない、これが終わったらポイントに戻してしまおうかと思っているくらいだ。
「ショウがいつもやってるアップデート?ってやつしてみたら良いんじゃね?」
まあポイントは余ってるから良いけど…ベッドシーンとかあるようなゲームになっても知らないよ?僕は良いけど。
「まあアップデートしてみるか…このまま終わったら頭おかしい顔が良いだけの女の子見ただけになっちゃうし」
アップデートは1000ポイント、毎回思うがレベル1000分のポイントガンガン使うってこれはこれで頭おかしいよね。
そしてアップデートした恋愛シミュレーションゲームは体験型で男女が選べるようになり…
「わっち達は男の子になって勉強するでありんす!なのでショウは女の子になるでありんす!」
と、いう話になり今僕はショウコちゃんとなっているのだ。
ストーリーは冒険者パーティーで依頼を受けていくうちに恋愛感情が芽生え…というありきたりな設定らしい。
しかしすごいなこれ、僕女の子になってる…胸だってあるし…スカートの下どうなってるんだろ。とりあえず風呂に…。
「おーいショウコ!いつまで寝てるでありんす!今日は依頼を受けに行くって約束したでありんす!」
トコヨ君か…しょうがない、行くか。
「ちょっと待っててー今行くからー」
外に出るとピンクメッシュの槍を持ったイケメンが立っていた。身長が高いな、いや、僕が縮んでいるのか?
「ショウコ可愛いでありんす!チューするでありんす!」
男になった瞬間バカになったなトコヨ、お前の周りの男にそんなのいたか?
「あー!ショウコちゃんとトコヨがイチャイチャしてる!僕だって負けてられないんだから!!」
アリア君…いきなり出てきて何だい?
これまた色白のイケメンだ。しかし君も槍なの?
「おーいショウコ!今日はマジやべぇ依頼受けっから俺の側から離れんなよ!」
エルナ君は完全にギャル男だな。ただ見た目は正統派のイケメンだ。しかも槍だ。
しかしこれはこれで面白いかも、別に恋愛要素を抜いても性別が逆になって依頼を受けに行くっていうのは新鮮じゃないか?
恋愛シミュレーションとはちょっと違うと思うんだけど…。まあ恋人同士でやったら恋愛?
まあ深く考えるのはやめよう。
「しかしスカートってなんか落ち着かないよね。スースーするんだよこれ」
僕はスカートをヒラヒラさせてみた。僕なら目が離せない光景だけどやってるのが自分じゃあなぁ…。
「そ、そんな破廉恥な事はやめるでありんす!」
「そうだよ!その…女の子じゃん?目のやり場に困るっしょ?」
「そ…そうですよ…だめです!そんな事したら!」
あれ?なんかみんなの反応が…もしかして…。
「だって見てよ、こんな短いスカート!すこし捲ったらパンツ見えちゃうよ」
僕はスカートを少し捲ってみんなの反応を見てみる。
「なんでありんす!そ…そんなダメでありんす!」
「み、見えちゃってるって!やばいからマジ!」
「はわわ…これはなんというか…」
みんなモジモジしてるんだが…もしかして男性になると男性特有のあれも付いてるわけだし…まさか…。
「お、男って大変なんだね…こんなん隠すの大変じゃね?」
おっとエルナ君、何を隠すと言うのかね?ショウコちゃんに言ってごらん?
ちょっと楽しくなってきた!もう少し遊んじゃお!
「しかしトコヨ君の身体すげぇガッチリしてるじゃん」
そう言ってトコヨの胸板をペタペタと触ってみるショウコちゃん。
いや男の身体を触ってるわけだからセーフだよなこれ…。
「ちょ!今はやめるでありんす!その…ダメでありんす!離れるでありんす!!」
たーのしー!これめっちゃたーのしー!!
「アリア君も細身だけど良い体してんじゃん!僕はこの胸に違和感があって少し動きにくいよ」
胸をポヨンポヨンさせてアリアに近づくと胸を凝視している。
幽霊だから結構生きてる訳で見た目が子供なだけな訳で年齢的にはセーフな訳で?多分こんな事しても大丈夫なワケ!
「あ…!あの!だめ!離れて!!」
アリアに突き飛ばされてバランスを崩しエルナに突っ込む。不思議な偶然が重なりエルナに抱きつく形になった。
ゲーム補正か?明らかに吸い込まれたぞ僕。
「ちょ…!当たってるって!もう限界っぽいから離れろし!!」
結局僕はふざけすぎて突き飛ばされ、尻餅をついてしまった…。いやだってさ、逆セクハラ超楽しいよ。みんなも僕が男の時にやってみて!是非!
起きあがろうとするとみんなの視線が僕の下半身に集まっている事に気がつき、僕は反射的にスカートを押さえた。
あれ…なんか恥ずかしいぞ…もしかして僕も心が女の子に寄ってきてるのか…?
「ちょっとふざけすぎたよ、とりあえず依頼を受けに行こうか」
「治るまで待ってろし!もう少しだと思う!」
「そうでありんす!なんだって面倒な身体でありんす!」
「もう女の子にもどりたい…」
男子は大変なんだぞ!分かったか女子の諸君!
しかしまぁ…なんか僕も大変な事になりそうな気がするんだけど…。
とりあえずみんなの槍が小さくなるのを待つか…。
このゲームが終わる頃には全員異性の大変さが分かる事だろう。これは良い勉強なんじゃないか!?
40
あなたにおすすめの小説
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
男が少ない世界に転生して
美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです!
旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします!
交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
異世界でただ美しく! 男女比1対5の世界で美形になる事を望んだ俺は戦力外で追い出されましたので自由に生きます!
石のやっさん
ファンタジー
主人公、理人は異世界召喚で異世界ルミナスにクラスごと召喚された。
クラスの人間が、優秀なジョブやスキルを持つなか、理人は『侍』という他に比べてかなり落ちるジョブだった為、魔族討伐メンバーから外され…追い出される事に!
だが、これは仕方が無い事だった…彼は戦う事よりも「美しくなる事」を望んでしまったからだ。
だが、ルミナスは男女比1対5の世界なので…まぁ色々起きます。
※私の書く男女比物が読みたい…そのリクエストに応えてみましたが、中編で終わる可能性は高いです。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる