もう、自分に嘘を付かない

三日月李衣

文字の大きさ
1 / 1

もう、自分に嘘を付かない

しおりを挟む
私は今まで嘘を付いて生きていた。弱い自分を守るためにわざわざ強い人間に媚びへつらい、大切な人を傷つけた。

お菓子が好きなのにダイエットをしてるからと言って、好きな人が作るお菓子を食べなくて後悔した。

絵が好きで海外留学の話が来たのに自分に自信なくて、諦めた事に後悔した。

大きな光を掴みたいのに、自分の弱さを認めきれなくて光を掴み取れなかった悲しみ。

もう、自分に嘘を付きたくない。弱い自分をすべてさらけ出してでも夢を叶えたい。

嘘を付く事は自分も人も世界を不幸にする。ありのままに生きないなんてもったいない。

友達が欲しいなら、欲しいと言う。お菓子が好きならお菓子が好きと言う。

後悔するくらいなら、本当の事言った方が幸せ!

大好きって言って、言われた方も大好きになるよ! 嘘を付かないで素直に言おう!

本気で勝ちたいなら、勝ちたいって言おう! 本当に勝てるよ! 謙遜なんかしない!

本当の姿をさらして生きろ! 弱くてバカでクズな自分をさらけ出してでも生き抜け! カッコ悪くてもいいんだ!

ありのままの自分を愛してくれる人を選べ!



 失敗してもいい。ありのままに生きていればいい。人生は何度失敗しても必ず成功がある! 何でもやってこい!

 自分は好きな事も何でもしたい! 好きな人を何人も愛したい! 世界一の金持ちになってみんなを幸せにしたい! 好きな絵と文章を世界に広めたい!

たくさん、たくさんやりたいことを言おう! そして叶えよう! 何度でもやろうよ!

 自分に嘘を付かないで生きろ! そんな自分が大好き!

 まだ嘘をつくかい? もう嘘はつかないよ。嘘をついて生きても幸せになれることはないのは分かってるから。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

壊れていく音を聞きながら

夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。 妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪 何気ない日常のひと幕が、 思いもよらない“ひび”を生んでいく。 母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。 誰も気づきがないまま、 家族のかたちが静かに崩れていく――。 壊れていく音を聞きながら、 それでも誰かを思うことはできるのか。

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

離婚した妻の旅先

tartan321
恋愛
タイトル通りです。

悪役令嬢として、愛し合う二人の邪魔をしてきた報いは受けましょう──ですが、少々しつこすぎやしませんか。

ふまさ
恋愛
「──いい加減、ぼくにつきまとうのはやめろ!」  ぱんっ。  愛する人にはじめて頬を打たれたマイナの心臓が、どくん、と大きく跳ねた。  甘やかされて育ってきたマイナにとって、それはとてつもない衝撃だったのだろう。そのショックからか。前世のものであろう記憶が、マイナの頭の中を一気にぐるぐると駆け巡った。  ──え?  打たれた衝撃で横を向いていた顔を、真正面に向ける。王立学園の廊下には大勢の生徒が集まり、その中心には、三つの人影があった。一人は、マイナ。目の前には、この国の第一王子──ローランドがいて、その隣では、ローランドの愛する婚約者、伯爵令嬢のリリアンが怒りで目を吊り上げていた。

私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない

文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。 使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。 優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。 婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。 「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。 優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。 父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。 嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの? 優月は父親をも信頼できなくなる。 婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

完結 貴方が忘れたと言うのなら私も全て忘却しましょう

音爽(ネソウ)
恋愛
商談に出立した恋人で婚約者、だが出向いた地で事故が発生。 幸い大怪我は負わなかったが頭を強打したせいで記憶を失ったという。 事故前はあれほど愛しいと言っていた容姿までバカにしてくる恋人に深く傷つく。 しかし、それはすべて大嘘だった。商談の失敗を隠蔽し、愛人を侍らせる為に偽りを語ったのだ。 己の事も婚約者の事も忘れ去った振りをして彼は甲斐甲斐しく世話をする愛人に愛を囁く。 修復不可能と判断した恋人は別れを決断した。

裏切り者

詩織
恋愛
付き合って3年の目の彼に裏切り者扱い。全く理由がわからない。 それでも話はどんどんと進み、私はここから逃げるしかなかった。

処理中です...