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『安眠妨害も、ほどほどに』
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こんな落とし穴があるだなんて、誰が思うだろうか。
現在、私は困難に直面し、頭を抱えていた。こんなことになるなら、家賃が高くなろうとも、別の物件を検討すれば良かった、と思っても後の祭りだ。
(ああ……浴槽に、お湯をいれる音がする……)
それは許しがたい行為に発展する、危険な前兆だ。私にとっては悪夢と言ってもいい。何せ、今から行われることは、耳を塞ぎたくなるような事なのだから。
夜10時ぐらいから始まり、深夜2時には静かになる。
それは、まるで儀式のように、決まった時刻に行われる。だが、時には私が食事の準備をするような、早い時刻から聞くこともある。
つまりは彼らの気分次第なのである。それには私も、ほとほと困り果てていた。その行為は深夜遅くまで続き、熟睡することができず、朝早く女の叫び声で叩き起こされることもある。
学生生活の本分を弁えていない愚か者どもが、隣室で堂々と情事を繰り広げているのだ。近隣住民の迷惑も考えず、ホテル代わりに自室へ女を連れ込む男も男だが、女も女だ。
隣人の男は色魔だ。
日替わりで女が変わる。
女なんて酒のつまみとしか思っていないのではないか。心配になるほど『痛い』を連発する女性もいた。
テストでも始まれば控えるだろうかと期待したが、一向に収まる気配はない。
一人暮らしが始まってから、もう半年である。けれども、私はそれを日常として受け入れることができなかった。
とうてい慣れるなんて出来そうになかった。免疫がないと言ってしまえばそれまでだが、こんな赤裸々な隣人の性生活を、こんな形で知りたくない。
(お願い、あと少しだけ待って……!!)
カリカリと羽根ペンを走らせる。私が集中できるのも、あと数十分が限度だろう。それが過ぎてしまえば、勉強なんて手につかないのだから。
必死の形相で机に向かっていると、女性の甘えるような声が聞こえてきた。
(……ぎッ、ギリギリセーフ!!)
最後の空欄を埋め、私は時計を見る。
9時30分。
いつもに比べると、少し早い。こんな統計をとっても仕方がないかもしれないが、私は『それ』が起こる時刻を記録している。
少しでも情報を集めて、対策を練るためだ。
何度、壁を蹴飛ばして叫びたくなる衝動に駆られたことだろうか。
『ん……っ、あっ、すごいわ、リック』
鼻にかかったような艶っぽい声が聞こえてくる。今日は妙にハスキーな女性だ。まるでジャネットのような。
そこまで考えてから気が付いた。何を馬鹿なことを言っているのだ私は、これはジャネットじゃないか。
友人の声ぐらい、区別がつく。
そう思うと、今まで以上に居たたまれなくなった。これが犯罪行為であるなら、決死の覚悟で隣室の部屋のドアをノックして、ジャネットを救出すべく飛びこむだろう。
しかしどう聞いても、これは無理やりではない。
むしろジャネットのほうが積極的だ。聞いていて恥ずかしくなるぐらいに情熱的な言葉で男の欲望を煽る。
『ああっ、あんっ……気持ちいい……んぁ!!」
これはだめだ。
いくらなんでも、これはあんまりだ。
何が悲しくて友人の睦言を聞かされねばならぬのだ。
『もっと……そこ、突いて!……あっ、んっ、ぁああっ!!』
机に突っ伏して私は頭を掻き毟る。
(だ、だめだっ……)
ジャネットは色気ムンムンの美女だ。クラスどころか、学年で最も美しい女性の1人だろう。あの艶々とした黒髪を振りみだしながら、自ら腰を振って淫らな情事に耽る姿しか想像できない。
そんなこと想像もしたくないのに、彼女の色っぽい声で、嫌でも想像してしまった。友人の嬌声をバックコーラスに私はある決意をする。
(……野宿しよう。そっ、それがいい……!!)
家族は近くに住んでいないし、出来たばっかりの友人を頼るわけにもいかない。窓の鍵さえ開けておけば、朝に浮遊の魔法でこっそり戻ればいい。
寒くて熟睡できないだろうが凍死するほどの寒さではない。それ以上に、この部屋にいることは、私には耐えがたかった。
毛布を1枚抱えて、私は部屋を抜け出した。
そして寝場所を求め、私は町を彷徨った。
寝るのに都合が良さそうな場所は中々見つからなかった。こういったことになることも、あらかじめ予想しておくべきだったと、私は後悔した。
(でも私は負けない……幾度挫折しようが、不死鳥の如く蘇ってみせる!!!)
毎晩のように情事に励む色男に、うるさいと叫ぶ勇気はない。
ほんとうは直ぐにでも引っ越しをしたいところだったが、どこも家賃が高くて貧乏な私にはとても手が届かないのだ。
(しかし、これは、早急に手を打たないと……)
夜な夜な聞こえてくる見知らぬ女性の喘ぎ声を聞くというのは、我慢とか、そういった類の問題ではない。
このままでは、大好きな勉強すらままならないし、実際に支障を来している。何時も寝不足状態で、授業中もウトウトとすることが多くなってきた。
成績が下がってしまえば、夢も遠のいてしまう。
「どうしたんだ、キアラ?」
「……げ、先生! 何でこんなところに!?」
「それは俺の台詞だ」
寝るのにちょうど良い場所が見つからなくて街をさ迷っていた私は、帰宅途中の先生に捕まった。私はジャネットの事もあるので、事情を伏せて説明した。
私の説明の仕方も悪かったのだろう。そもそも、まずい時にまずい人に見つかったので、挙動不審すぎるのは自覚していた。
案の定というべきか、先生は納得してくれなかった。
「言いたくないなら、無理して言わなくてもいい。けど、もう今夜は遅いから、俺の家に泊まれ」
「えっ。毛布あるので、だいじょうぶかと……ひゃっ」
頭をポカンと殴られた。
「困っている生徒を、そのままにするわけにいかないだろう。俺の家が嫌なら、お前の親に連絡するが?」
「も、もっと嫌です」
そうして、先生の家に泊まらせて頂くことになった。寝巻まで貸してもらって、私は感激のあまり鼻水がズルズル出た。
どうやら不規則な生活が祟って風邪をひいてしまったようだ。
ちょっとだけだけど、悪寒もすると言ったら、先生は慌てふためいた。薬箱をひっくり返して風邪薬を取り出し、私にくれた。
が、それは風邪薬などではなく、下剤だった。
先生は私に謝罪をしたが、先生は悪くない。悪いのは、私を部屋から追い出した隣室の男だ。生死を彷徨うほどの激痛に襲われて2時間もトイレに閉じこもった私は、憎き隣室の男のことばかり考えていた。そうして部屋のことで頭を悩ませている内に、ふと妙案が思いついた。
(そうだ、隣の部屋の音を聞えなくすればいいんだ!!)
耳栓をしても効果のない、騒音。しかし、魔法の力を応用すれば、消音することができるのではないだろうかと私は、そう考えた。
まるで、展望が開けてきたかのような心地がした。
(そうとなれば、善は急げ、よね!)
言うことをきかない腹具合に呻きつつも、私は寝る前の先生に羽根ペンとメモ用紙を貰って複雑な魔法陣を構築し、試作品1号を徹夜で作り上げた。
今までに学んだ知識を総動員させた、私の最高傑作。あとは、この魔法陣を起動させるための素材を集めるだけだ。
「ふふっ、ふふふふふ!!」
腹黒い笑みを浮かべる私。これで、あの悪夢とも、おさらばなのだから、我ながら不気味な笑い声は止まらない。
「キアラ=ツイスト」
「は、はい、なんでしょうか!?」
唐突に響き渡った先生の良く通る低い声に、ビクリと振り返る。そうだった、ここは自室ではなく、先生の家だったのだ。
「昨夜は、ちゃんと寝たのか?」
「ごめんなひゃい」
頬をつねられて、私は平謝りをした。良く思えば、先生は私を寝かせるために、家に連れてきてくれたのだった。
試作品の魔法陣を作ることなんて、学校の休憩時間や放課後にやれば良かったのだ。
私の額に触れた先生は、ボソリと呟く。
「お前、熱あるぞ」
「え、えぇ!?」
その後、数日間、高熱により学校を休んだことは言うまでもない。これも、すべてあの隣室の男のせいだと私は呪った。
五寸釘でも買って呪ったほうがはやいかも、と先生に薬を飲ませてもらいながら私は真剣に考えた。
現在、私は困難に直面し、頭を抱えていた。こんなことになるなら、家賃が高くなろうとも、別の物件を検討すれば良かった、と思っても後の祭りだ。
(ああ……浴槽に、お湯をいれる音がする……)
それは許しがたい行為に発展する、危険な前兆だ。私にとっては悪夢と言ってもいい。何せ、今から行われることは、耳を塞ぎたくなるような事なのだから。
夜10時ぐらいから始まり、深夜2時には静かになる。
それは、まるで儀式のように、決まった時刻に行われる。だが、時には私が食事の準備をするような、早い時刻から聞くこともある。
つまりは彼らの気分次第なのである。それには私も、ほとほと困り果てていた。その行為は深夜遅くまで続き、熟睡することができず、朝早く女の叫び声で叩き起こされることもある。
学生生活の本分を弁えていない愚か者どもが、隣室で堂々と情事を繰り広げているのだ。近隣住民の迷惑も考えず、ホテル代わりに自室へ女を連れ込む男も男だが、女も女だ。
隣人の男は色魔だ。
日替わりで女が変わる。
女なんて酒のつまみとしか思っていないのではないか。心配になるほど『痛い』を連発する女性もいた。
テストでも始まれば控えるだろうかと期待したが、一向に収まる気配はない。
一人暮らしが始まってから、もう半年である。けれども、私はそれを日常として受け入れることができなかった。
とうてい慣れるなんて出来そうになかった。免疫がないと言ってしまえばそれまでだが、こんな赤裸々な隣人の性生活を、こんな形で知りたくない。
(お願い、あと少しだけ待って……!!)
カリカリと羽根ペンを走らせる。私が集中できるのも、あと数十分が限度だろう。それが過ぎてしまえば、勉強なんて手につかないのだから。
必死の形相で机に向かっていると、女性の甘えるような声が聞こえてきた。
(……ぎッ、ギリギリセーフ!!)
最後の空欄を埋め、私は時計を見る。
9時30分。
いつもに比べると、少し早い。こんな統計をとっても仕方がないかもしれないが、私は『それ』が起こる時刻を記録している。
少しでも情報を集めて、対策を練るためだ。
何度、壁を蹴飛ばして叫びたくなる衝動に駆られたことだろうか。
『ん……っ、あっ、すごいわ、リック』
鼻にかかったような艶っぽい声が聞こえてくる。今日は妙にハスキーな女性だ。まるでジャネットのような。
そこまで考えてから気が付いた。何を馬鹿なことを言っているのだ私は、これはジャネットじゃないか。
友人の声ぐらい、区別がつく。
そう思うと、今まで以上に居たたまれなくなった。これが犯罪行為であるなら、決死の覚悟で隣室の部屋のドアをノックして、ジャネットを救出すべく飛びこむだろう。
しかしどう聞いても、これは無理やりではない。
むしろジャネットのほうが積極的だ。聞いていて恥ずかしくなるぐらいに情熱的な言葉で男の欲望を煽る。
『ああっ、あんっ……気持ちいい……んぁ!!」
これはだめだ。
いくらなんでも、これはあんまりだ。
何が悲しくて友人の睦言を聞かされねばならぬのだ。
『もっと……そこ、突いて!……あっ、んっ、ぁああっ!!』
机に突っ伏して私は頭を掻き毟る。
(だ、だめだっ……)
ジャネットは色気ムンムンの美女だ。クラスどころか、学年で最も美しい女性の1人だろう。あの艶々とした黒髪を振りみだしながら、自ら腰を振って淫らな情事に耽る姿しか想像できない。
そんなこと想像もしたくないのに、彼女の色っぽい声で、嫌でも想像してしまった。友人の嬌声をバックコーラスに私はある決意をする。
(……野宿しよう。そっ、それがいい……!!)
家族は近くに住んでいないし、出来たばっかりの友人を頼るわけにもいかない。窓の鍵さえ開けておけば、朝に浮遊の魔法でこっそり戻ればいい。
寒くて熟睡できないだろうが凍死するほどの寒さではない。それ以上に、この部屋にいることは、私には耐えがたかった。
毛布を1枚抱えて、私は部屋を抜け出した。
そして寝場所を求め、私は町を彷徨った。
寝るのに都合が良さそうな場所は中々見つからなかった。こういったことになることも、あらかじめ予想しておくべきだったと、私は後悔した。
(でも私は負けない……幾度挫折しようが、不死鳥の如く蘇ってみせる!!!)
毎晩のように情事に励む色男に、うるさいと叫ぶ勇気はない。
ほんとうは直ぐにでも引っ越しをしたいところだったが、どこも家賃が高くて貧乏な私にはとても手が届かないのだ。
(しかし、これは、早急に手を打たないと……)
夜な夜な聞こえてくる見知らぬ女性の喘ぎ声を聞くというのは、我慢とか、そういった類の問題ではない。
このままでは、大好きな勉強すらままならないし、実際に支障を来している。何時も寝不足状態で、授業中もウトウトとすることが多くなってきた。
成績が下がってしまえば、夢も遠のいてしまう。
「どうしたんだ、キアラ?」
「……げ、先生! 何でこんなところに!?」
「それは俺の台詞だ」
寝るのにちょうど良い場所が見つからなくて街をさ迷っていた私は、帰宅途中の先生に捕まった。私はジャネットの事もあるので、事情を伏せて説明した。
私の説明の仕方も悪かったのだろう。そもそも、まずい時にまずい人に見つかったので、挙動不審すぎるのは自覚していた。
案の定というべきか、先生は納得してくれなかった。
「言いたくないなら、無理して言わなくてもいい。けど、もう今夜は遅いから、俺の家に泊まれ」
「えっ。毛布あるので、だいじょうぶかと……ひゃっ」
頭をポカンと殴られた。
「困っている生徒を、そのままにするわけにいかないだろう。俺の家が嫌なら、お前の親に連絡するが?」
「も、もっと嫌です」
そうして、先生の家に泊まらせて頂くことになった。寝巻まで貸してもらって、私は感激のあまり鼻水がズルズル出た。
どうやら不規則な生活が祟って風邪をひいてしまったようだ。
ちょっとだけだけど、悪寒もすると言ったら、先生は慌てふためいた。薬箱をひっくり返して風邪薬を取り出し、私にくれた。
が、それは風邪薬などではなく、下剤だった。
先生は私に謝罪をしたが、先生は悪くない。悪いのは、私を部屋から追い出した隣室の男だ。生死を彷徨うほどの激痛に襲われて2時間もトイレに閉じこもった私は、憎き隣室の男のことばかり考えていた。そうして部屋のことで頭を悩ませている内に、ふと妙案が思いついた。
(そうだ、隣の部屋の音を聞えなくすればいいんだ!!)
耳栓をしても効果のない、騒音。しかし、魔法の力を応用すれば、消音することができるのではないだろうかと私は、そう考えた。
まるで、展望が開けてきたかのような心地がした。
(そうとなれば、善は急げ、よね!)
言うことをきかない腹具合に呻きつつも、私は寝る前の先生に羽根ペンとメモ用紙を貰って複雑な魔法陣を構築し、試作品1号を徹夜で作り上げた。
今までに学んだ知識を総動員させた、私の最高傑作。あとは、この魔法陣を起動させるための素材を集めるだけだ。
「ふふっ、ふふふふふ!!」
腹黒い笑みを浮かべる私。これで、あの悪夢とも、おさらばなのだから、我ながら不気味な笑い声は止まらない。
「キアラ=ツイスト」
「は、はい、なんでしょうか!?」
唐突に響き渡った先生の良く通る低い声に、ビクリと振り返る。そうだった、ここは自室ではなく、先生の家だったのだ。
「昨夜は、ちゃんと寝たのか?」
「ごめんなひゃい」
頬をつねられて、私は平謝りをした。良く思えば、先生は私を寝かせるために、家に連れてきてくれたのだった。
試作品の魔法陣を作ることなんて、学校の休憩時間や放課後にやれば良かったのだ。
私の額に触れた先生は、ボソリと呟く。
「お前、熱あるぞ」
「え、えぇ!?」
その後、数日間、高熱により学校を休んだことは言うまでもない。これも、すべてあの隣室の男のせいだと私は呪った。
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