1 / 1
もう少しだけ
自分はもう少しだけましな人間だと思っていた。
もっと勉強ができると思っていた。
もっと運動ができると思っていた。
もっと人と上手く付き合えると思っていた。
もっと上手く生きていけると思っていた。
もっと自信を持って前に進めると思っていた。
でもそうじゃなかった。
思っている以上に自分という人間は駄目な人間だった。
勉強ができなかった。
自分なりに努力はしたと思う。
人から見れば足りなかったかもしれないが、それでも努力はした。
だが意味はなかった。
運動ができなかった。
全ての競技で才能が無かった。
冗談ではなく、本当に一つもなかった。
部活動と体育の時間は苦痛だった。
人付き合いができなかった。
上手く話そうとすればするほど言葉が出てこない。
少ない友人に依存しすぎたせいか、仲が深まるどころか周りから人は減った。
夜はいつだって反省会、ぐるぐると一日の会話を繰り返していた。
上手く生きられなかった。
周りの人間はもっと上手く手を抜いているのに、自分にはそれができなかった。
ルールを守りすぎたせいか、仕事も生活もひどく窮屈だった。
ルールを守った所で、誰もそれを良い事だとは言ってくれないのに。
自信がなかった。
少しだけあった時期もあった。
だがそれは自信ではなくただの勘違いだった。
自信を持ってと人は言うが、どこから持ってくればいいのか分からなかった。
なぜ自分はこうなのか。
ほんの少しだけでいい。
今の自分よりもほんの少しだけ。
ましになりたい。
もう少しだけ頭がよくなりたい。
もう少しだけ運動ができるようになりたい。
もう少しだけ人付き合いが上手くなりたい。
もう少しだけ上手く生きていきたい。
もう少しだけ自信がほしい。
もう少しだけでいいから。
もっと勉強ができると思っていた。
もっと運動ができると思っていた。
もっと人と上手く付き合えると思っていた。
もっと上手く生きていけると思っていた。
もっと自信を持って前に進めると思っていた。
でもそうじゃなかった。
思っている以上に自分という人間は駄目な人間だった。
勉強ができなかった。
自分なりに努力はしたと思う。
人から見れば足りなかったかもしれないが、それでも努力はした。
だが意味はなかった。
運動ができなかった。
全ての競技で才能が無かった。
冗談ではなく、本当に一つもなかった。
部活動と体育の時間は苦痛だった。
人付き合いができなかった。
上手く話そうとすればするほど言葉が出てこない。
少ない友人に依存しすぎたせいか、仲が深まるどころか周りから人は減った。
夜はいつだって反省会、ぐるぐると一日の会話を繰り返していた。
上手く生きられなかった。
周りの人間はもっと上手く手を抜いているのに、自分にはそれができなかった。
ルールを守りすぎたせいか、仕事も生活もひどく窮屈だった。
ルールを守った所で、誰もそれを良い事だとは言ってくれないのに。
自信がなかった。
少しだけあった時期もあった。
だがそれは自信ではなくただの勘違いだった。
自信を持ってと人は言うが、どこから持ってくればいいのか分からなかった。
なぜ自分はこうなのか。
ほんの少しだけでいい。
今の自分よりもほんの少しだけ。
ましになりたい。
もう少しだけ頭がよくなりたい。
もう少しだけ運動ができるようになりたい。
もう少しだけ人付き合いが上手くなりたい。
もう少しだけ上手く生きていきたい。
もう少しだけ自信がほしい。
もう少しだけでいいから。
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。