63 / 71
最終章 本当の幸せ
63 二人の続き
いつもの部屋、いつもの香り、いつものベッド。
そんな当たり前を感じながら、爽の瞳が開いた。ふと枕元にあるデジタル時計を見ると、運命と邂逅した翌日の昼になっていた。平日なので、隆二は仕事に行ったのだろう。清潔になった体と、真新しい包帯が首に巻かれていた。
爽は手当をしてくれたらしい首の白い包帯をさすっていた。
――そっか、俺と隆二は、番になったんだ。
昨日は運命に会って、襲われかけたところを隆二に助けられた。爽はついに全ての真実を知ってしまった。
隆二は初めから友達に頼まれて、番にするために近づいた。ご丁寧に、会社まで入社させて。
爽が妊娠するために男漁りを始めた頃は、必至過ぎて何も考えていなかったが、今思えばおかしいところは多々あった。
まず大学入学を諦めたからといって、いきなり社員として高校卒のオメガを雇ってくれるものだろうか。大した試験も面接もなく、初めて会社訪問した日に働くにあたっての条件や寮などの説明をされた。
その時の爽は、それほど人材に困っているのかと思いって不思議にも思わなかったが、いざ入社してみると人手不足というわけではなさそうだった。
あれは全てを計画した隆二が、副社長として手を回していたのだろう。
バーで会ったのだって、相原の紹介。相原と初めて出会ったときにも隆二はいた。その前から爽を知っていて爽を嵌めたんだ。
オメガがただ子種を貰おうと近づいた。そんなシナリオの嘘を見抜かれていたに違いない。最初からアルファたちの手の内だった。妊娠を望むオメガ、一定の時間までの期間限定での妊活。知っていたなら、爽が運命を避けて通っていたこともお見通しだったのだろう。
高校三年のあの夏、加賀美も爽に気が付いていたのだ。その時すでに加賀美は麗香と付き合っていた。人前で発情する自分の運命の番を無視して、麗香とデートを続けた。
それがもう、彼のあの時決断した答えだった。麗香と結婚するために、弟を排除する決意をしたのだろう。
そして隆二に相談した。隆二は社会人になった爽に行動を起こしたのは、麗香が加賀美との結婚を決めてからだった。焦った加賀美は隆二に行動に移すように言ったことが、全てが終わった今なら推測できた。
全てはあの日だった。
加賀美が隆二の名前を出しただけの憶測だが、どういう流れで爽に近づいたかだけは明確だった。
隆二は爽に運命がいることを最初から知っていて、爽が子種を求める理由も検討がついていたのだろう。
それでも爽を妊娠させてくれなかったということは、隆二の答えは出ていた。加賀美という親友のために、一人のオメガを夢中にさせただけ。そして子供は榊の跡取りになるので簡単には作れないが、ただのオメガを一人番にするだけならしてもいいと思っていたのかもしれない。
だけど、これまでの時間の全てが嘘だとは思いたくない。
だから爽は、せめて番にしてもらえただけで満足だった。
――それで、もういい。俺は隆二を忘れて生きていけばいい。
副社長と付き合うという形で会社は辞めさせられてしまったが、もう物語はここで終わったのだ。これから、一人で生きていくために働き口を探さなければならない。こんなことがあって姉に合わせる顔がない爽は、実家と縁を切ることを決めた。
一人で生きていく。よくいるアルファのいつかの番だという罪に縛られてとして……
初めから爽が素直にみんなの前から消えていれば、こんな不幸が起きずに生きていけたかもしれないのに、どうして妊娠にこだわってしまったのだろう。
散々本気のアルファに抱かれ、無理をした体に鞭打って起き上がった。丁寧に隆二と揃いのいつものパジャマを着させられていた。それを脱いで、クローゼットから適当な服を取り出し、爽は身支度を整えた。
寝室の扉を開けてリビングに出ると、そこには番になったばかりの男がいた。
「隆二……いたんだ」
隆二が爽やかな笑顔で爽を見た。安定の好きな顔だと、爽は見とれてしまった。
「ああ、爽、おはよう。もう大丈夫? 発情は引いたね」
「うん、おかげさまで。隆二が番にしてくれたから、やっと運命の呪縛から解放されたよ、ありがとう」
気を取り直して爽は隆二に礼を言った。それを聞いた隆二が驚いた顔をする。そもそも爽を番にすることが目的だったはずだ。彼が今さら何を驚く必要があるのかと、爽は隆二の表情を見て少しだけ苛立った。
「なんだか、呪縛からの解放が目的の番って言われているようで、それは嫌だなぁ」
「事実じゃん」
爽は感情を出さずにしれっと言った。そしてリビングに置いてあった自分のカバンを見た。中を確認すると、スマホと財布が入っている。中身は変わっていないようだった。
カバンを漁りそれを持った爽に対して、隆二は驚く。
「え、どこか行くの?」
「うん。今まで世話になった。元気でね」
「え、え、え? なに?」
隆二が焦った声を出す。
「さよなら、俺の番さん。今度は人に頼まれたからって、オメガを簡単に番にするなよ」
爽は涙を堪えて、必死に足を動かそうと玄関に向かう。すると隆二に腕を取られた。
「なに?」
「なにって、何言っているの。番になったんだから、そう簡単にこの部屋から出すと思う?」
「え? 監禁でもするつもり?」
「そうだね、爽はほっとくと変なこと起こすから」
――変なこと、もう起こさないよ。こりごりだよ、こんなこと。
番になった今、以前よりも彼を欲している自分がいた。触れられた腕から熱を感じる。だが、隆二を前に泣きたくない。縋って困らせたくなかった。
隆二の目的を知った今、これまでと同じ関係でいられないことくらい爽にもわかる。好きだから、もう困らせたくない。
「もう大丈夫だよ、姉ちゃんたちの邪魔はしない。俺は、どこか誰も俺の知らないところで暮らすから、本当は子供ができたら俺たちの関係は終了のはずだったけど、隆二は最後まで子供作ってくれなかったし、初めから俺たちに関係なんて何もなかったんだよ」
「ちょっと、待って。爽は誤解している」
隆二が焦った声を出して一瞬握っていた手の力が緩んだ。
「誤解じゃなくて、理解している」
爽は手を振り払った。泣きたくない。それでも自然と瞳からは涙の雫が零れ落ちる。好きな人と離れなくてはいけないのに、爽は涙を流さない方法は知らなかった。
そこで隆二が涙を指ですくった。
「全力で、愛の告白をされているみたい」
隆二は爽に向かって温かい眼差しで、そう言った。
「悪いかよ。ていうか、してないし」
「ううん、爽から出てくるフェロモンがうるさくて。番になるとそういうのもわかるようになるんだね。全身で爽が僕を好きだって言っている。愛しているっていう風にしか聞こえないよ」
隆二がそう言って、笑う。
「笑いたきゃ笑えよ。フェロモンなんかなくたって、俺は元から隠し事ができてなかったからな。初めから、隆二は俺のこと笑っていたんだろう。もう、それでいいよ、俺疲れたから一人になりたい」
本当は、叶うことなら、愛されなくても隆二のそばにいたい。だけど、そんなみじめなことはもうできないし、彼を縛り付けたくなかった。
「悪いけど、この先、爽が一人になることはないよ」
「え?」
「僕の番になったんだよ。一生を誓ったんだ、これからの人生に爽が僕以外のところを選択できる日は来ない。番にしてって言ったのは、爽だ。それが爽の答えで責任だよ」
「責任って……そんなの、いらないだろう。隆二は友人からの頼みで俺を番にしただけ、計画はそれで終わりでしょ?」
そんな当たり前を感じながら、爽の瞳が開いた。ふと枕元にあるデジタル時計を見ると、運命と邂逅した翌日の昼になっていた。平日なので、隆二は仕事に行ったのだろう。清潔になった体と、真新しい包帯が首に巻かれていた。
爽は手当をしてくれたらしい首の白い包帯をさすっていた。
――そっか、俺と隆二は、番になったんだ。
昨日は運命に会って、襲われかけたところを隆二に助けられた。爽はついに全ての真実を知ってしまった。
隆二は初めから友達に頼まれて、番にするために近づいた。ご丁寧に、会社まで入社させて。
爽が妊娠するために男漁りを始めた頃は、必至過ぎて何も考えていなかったが、今思えばおかしいところは多々あった。
まず大学入学を諦めたからといって、いきなり社員として高校卒のオメガを雇ってくれるものだろうか。大した試験も面接もなく、初めて会社訪問した日に働くにあたっての条件や寮などの説明をされた。
その時の爽は、それほど人材に困っているのかと思いって不思議にも思わなかったが、いざ入社してみると人手不足というわけではなさそうだった。
あれは全てを計画した隆二が、副社長として手を回していたのだろう。
バーで会ったのだって、相原の紹介。相原と初めて出会ったときにも隆二はいた。その前から爽を知っていて爽を嵌めたんだ。
オメガがただ子種を貰おうと近づいた。そんなシナリオの嘘を見抜かれていたに違いない。最初からアルファたちの手の内だった。妊娠を望むオメガ、一定の時間までの期間限定での妊活。知っていたなら、爽が運命を避けて通っていたこともお見通しだったのだろう。
高校三年のあの夏、加賀美も爽に気が付いていたのだ。その時すでに加賀美は麗香と付き合っていた。人前で発情する自分の運命の番を無視して、麗香とデートを続けた。
それがもう、彼のあの時決断した答えだった。麗香と結婚するために、弟を排除する決意をしたのだろう。
そして隆二に相談した。隆二は社会人になった爽に行動を起こしたのは、麗香が加賀美との結婚を決めてからだった。焦った加賀美は隆二に行動に移すように言ったことが、全てが終わった今なら推測できた。
全てはあの日だった。
加賀美が隆二の名前を出しただけの憶測だが、どういう流れで爽に近づいたかだけは明確だった。
隆二は爽に運命がいることを最初から知っていて、爽が子種を求める理由も検討がついていたのだろう。
それでも爽を妊娠させてくれなかったということは、隆二の答えは出ていた。加賀美という親友のために、一人のオメガを夢中にさせただけ。そして子供は榊の跡取りになるので簡単には作れないが、ただのオメガを一人番にするだけならしてもいいと思っていたのかもしれない。
だけど、これまでの時間の全てが嘘だとは思いたくない。
だから爽は、せめて番にしてもらえただけで満足だった。
――それで、もういい。俺は隆二を忘れて生きていけばいい。
副社長と付き合うという形で会社は辞めさせられてしまったが、もう物語はここで終わったのだ。これから、一人で生きていくために働き口を探さなければならない。こんなことがあって姉に合わせる顔がない爽は、実家と縁を切ることを決めた。
一人で生きていく。よくいるアルファのいつかの番だという罪に縛られてとして……
初めから爽が素直にみんなの前から消えていれば、こんな不幸が起きずに生きていけたかもしれないのに、どうして妊娠にこだわってしまったのだろう。
散々本気のアルファに抱かれ、無理をした体に鞭打って起き上がった。丁寧に隆二と揃いのいつものパジャマを着させられていた。それを脱いで、クローゼットから適当な服を取り出し、爽は身支度を整えた。
寝室の扉を開けてリビングに出ると、そこには番になったばかりの男がいた。
「隆二……いたんだ」
隆二が爽やかな笑顔で爽を見た。安定の好きな顔だと、爽は見とれてしまった。
「ああ、爽、おはよう。もう大丈夫? 発情は引いたね」
「うん、おかげさまで。隆二が番にしてくれたから、やっと運命の呪縛から解放されたよ、ありがとう」
気を取り直して爽は隆二に礼を言った。それを聞いた隆二が驚いた顔をする。そもそも爽を番にすることが目的だったはずだ。彼が今さら何を驚く必要があるのかと、爽は隆二の表情を見て少しだけ苛立った。
「なんだか、呪縛からの解放が目的の番って言われているようで、それは嫌だなぁ」
「事実じゃん」
爽は感情を出さずにしれっと言った。そしてリビングに置いてあった自分のカバンを見た。中を確認すると、スマホと財布が入っている。中身は変わっていないようだった。
カバンを漁りそれを持った爽に対して、隆二は驚く。
「え、どこか行くの?」
「うん。今まで世話になった。元気でね」
「え、え、え? なに?」
隆二が焦った声を出す。
「さよなら、俺の番さん。今度は人に頼まれたからって、オメガを簡単に番にするなよ」
爽は涙を堪えて、必死に足を動かそうと玄関に向かう。すると隆二に腕を取られた。
「なに?」
「なにって、何言っているの。番になったんだから、そう簡単にこの部屋から出すと思う?」
「え? 監禁でもするつもり?」
「そうだね、爽はほっとくと変なこと起こすから」
――変なこと、もう起こさないよ。こりごりだよ、こんなこと。
番になった今、以前よりも彼を欲している自分がいた。触れられた腕から熱を感じる。だが、隆二を前に泣きたくない。縋って困らせたくなかった。
隆二の目的を知った今、これまでと同じ関係でいられないことくらい爽にもわかる。好きだから、もう困らせたくない。
「もう大丈夫だよ、姉ちゃんたちの邪魔はしない。俺は、どこか誰も俺の知らないところで暮らすから、本当は子供ができたら俺たちの関係は終了のはずだったけど、隆二は最後まで子供作ってくれなかったし、初めから俺たちに関係なんて何もなかったんだよ」
「ちょっと、待って。爽は誤解している」
隆二が焦った声を出して一瞬握っていた手の力が緩んだ。
「誤解じゃなくて、理解している」
爽は手を振り払った。泣きたくない。それでも自然と瞳からは涙の雫が零れ落ちる。好きな人と離れなくてはいけないのに、爽は涙を流さない方法は知らなかった。
そこで隆二が涙を指ですくった。
「全力で、愛の告白をされているみたい」
隆二は爽に向かって温かい眼差しで、そう言った。
「悪いかよ。ていうか、してないし」
「ううん、爽から出てくるフェロモンがうるさくて。番になるとそういうのもわかるようになるんだね。全身で爽が僕を好きだって言っている。愛しているっていう風にしか聞こえないよ」
隆二がそう言って、笑う。
「笑いたきゃ笑えよ。フェロモンなんかなくたって、俺は元から隠し事ができてなかったからな。初めから、隆二は俺のこと笑っていたんだろう。もう、それでいいよ、俺疲れたから一人になりたい」
本当は、叶うことなら、愛されなくても隆二のそばにいたい。だけど、そんなみじめなことはもうできないし、彼を縛り付けたくなかった。
「悪いけど、この先、爽が一人になることはないよ」
「え?」
「僕の番になったんだよ。一生を誓ったんだ、これからの人生に爽が僕以外のところを選択できる日は来ない。番にしてって言ったのは、爽だ。それが爽の答えで責任だよ」
「責任って……そんなの、いらないだろう。隆二は友人からの頼みで俺を番にしただけ、計画はそれで終わりでしょ?」
あなたにおすすめの小説
【完結】end roll.〜あなたの最期に、俺はいましたか〜
みやの
BL
ーー……俺は、本能に殺されたかった。
自分で選び、番になった恋人を事故で亡くしたオメガ・要。
残されたのは、抜け殻みたいな体と、二度と戻らない日々への悔いだけだった。
この世界には、生涯に一度だけ「本当の番」がいる――
そう信じられていても、要はもう「運命」なんて言葉を信じることができない。
亡くした番の記憶と、本能が求める現在のあいだで引き裂かれながら、
それでも生きてしまうΩの物語。
痛くて、残酷なラブストーリー。
氷の支配者と偽りのベータ。過労で倒れたら冷徹上司(銀狼)に拾われ、極上の溺愛生活が始まりました。
水凪しおん
BL
※この作品には、性的描写の表現が含まれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
オメガであることを隠し、メガバンクで身を粉にして働く、水瀬湊。
過労と理不尽な扱いで、心身ともに限界を迎えた夜、彼を救ったのは、冷徹で知られる超エリートα、橘蓮だった。
「君はもう、頑張らなくていい」
――それは、運命の番との出会い。
圧倒的な庇護と、独占欲に戸惑いながらも、湊の凍てついた心は、次第に溶かされていく。
理不尽な会社への華麗なる逆転劇と、極上に甘いオメガバース・オフィスラブ!
Ωの庭園
にん
BL
森 悠人(もり ゆうと)二十三歳。
第二性は、Ω(オメガ)。
施設の前に捨てられ、
孤独と共に生きてきた青年。
十八歳から、
Ω専用の風俗で働くしか、
生きる道はなかった。
それでも悠人は、
心の中にひとつの場所を思い描いている。
誰にも傷つけられない、
静かな庭園を。
これは、
そんな青年の物語。
運命の番ってそんなに溺愛するもんなのぉーーー
白井由紀
BL
【BL作品】(20時30分毎日投稿)
金持ち社長・溺愛&執着 α × 貧乏・平凡&不細工だと思い込んでいる、美形Ω
幼い頃から運命の番に憧れてきたΩのゆき。自覚はしていないが小柄で美形。
ある日、ゆきは夜の街を歩いていたら、ヤンキーに絡まれてしまう。だが、偶然通りかかった運命の番、怜央が助ける。
発情期中の怜央の優しさと溺愛で恋に落ちてしまうが、自己肯定感の低いゆきには、例え、運命の番でも身分差が大きすぎると離れてしまう
離れたあと、ゆきも怜央もお互いを思う気持ちは止められない……。
すれ違っていく2人は結ばれることができるのか……
思い込みが激しいΩとΩを自分に依存させたいαの溺愛、身分差ストーリー
★ハッピーエンド作品です
※この作品は、BL作品です。苦手な方はそっと回れ右してください🙏
※これは創作物です、都合がいいように解釈させていただくことがありますのでご了承くださいm(_ _)m
※フィクション作品です
※誤字脱字は見つけ次第訂正しますが、脳内変換、受け流してくれると幸いです
すれ違い夫夫は発情期にしか素直になれない
和泉臨音
BL
とある事件をきっかけに大好きなユーグリッドと結婚したレオンだったが、番になった日以来、発情期ですらベッドを共にすることはなかった。ユーグリッドに避けられるのは寂しいが不満はなく、これ以上重荷にならないよう、レオンは受けた恩を返すべく日々の仕事に邁進する。一方、レオンに軽蔑され嫌われていると思っているユーグリッドはなるべくレオンの視界に、記憶に残らないようにレオンを避け続けているのだった。
お互いに嫌われていると誤解して、すれ違う番の話。
===================
美形侯爵長男α×平凡平民Ω。本編24話完結。それ以降は番外編です。
オメガバース設定ですが独自設定もあるのでこの世界のオメガバースはそうなんだな、と思っていただければ。
大好きな婚約者を僕から自由にしてあげようと思った
こたま
BL
オメガの岡山智晴(ちはる)には婚約者がいる。祖父が友人同士であるアルファの香川大輝(だいき)だ。格好良くて優しい大輝には祖父同士が勝手に決めた相手より、自らで選んだ人と幸せになって欲しい。自分との婚約から解放して自由にしてあげようと思ったのだが…。ハッピーエンドオメガバースBLです。最後におじいさまの番外編を追加しました。
当たり前の幸せ
ヒイロ
BL
結婚4年目で別れを決意する。長い間愛があると思っていた結婚だったが嫌われてるとは気付かずいたから。すれ違いからのハッピーエンド。オメガバース。よくある話。
初投稿なので色々矛盾などご容赦を。
ゆっくり更新します。
すみません名前変えました。