凌辱夫を溺愛ルートに導く方法

riiko

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第五章 溺愛夫と溺愛兄

34 熱い夜 ※

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 いつの間にかベッドに移動して、彼は俺のバスローブを脱がせ、鎖骨を舐める。音を大きく立てて、お腹までなめくじのように舌が動いていく。おへそをぐじゅぐじゅと舐めてきた。
「はっ、はぁん」
「リリアンの体は甘くて、とろけそうだ」
 大事なところを通りすぎ、太ももにしゃぶりついた。そして大きな口で何度も太ももを行き来して吸ったり舐めたりしている。
「あ、ああ、そこでしゃべらないでっ」
 リリアンの小さい男の子は、触れられてないのにあっという間にちあがる。
「リリアン、まだ触ってないところが、ヒクヒクしてる」
「意地悪言わないでくださいっ、ああん、そんなとこ、汚いからっ」
 なんとガリアードは足の先端、指をくわえて舐めた。
「あ、ああ、だめ、だめぇ」
 俺の目を見て、小さな足の指を一つ一つじゅぼじゅぼと口に含んで淫らな音を出す。くすぐったいけど感じてしまうっ!
「可愛い指だ」
「ああ!」
 そこからまた上に戻ってきて、ようやく大事な場所に触れた。口で裏筋から丁寧に、全てを舐めまわすと大きな口に含まれた。小さいとはいえパクっとしたら顎が疲れると思う。それなのに勢いよく口は前後に動き、あっという間にリリアンの絶頂を促した。
「あっ、だめ、でちゃうっ、あ、離してっ」
「だして」
「あ、ああんん!」
 背中が快楽からのけぞった瞬間、ぴゅっと欲望を吐き出した。いつもの通りガリアードの口の中に出ているので、俺がソレを見ることはない。じゅる、ゴクンと喉を鳴らす音が聞こてくる。
「あ、ガリアード様ぁ、ま、また飲んだ」
「リリアンの出すものは、もったいないから捨てられない」
「もう、そんなの飲み物じゃないのに」
 その後はそのまま、足を少し持ち上げられて後ろをびちゃびちゃと舐められる。俺の体はぴくぴくして、しまいには腰を自ら揺らし、誘ってしまう。少しも耐えられない。すぐにほしい。なのにガリアードはこれでもかってくらい毎回しっかりとほぐす。愛情なんだろうけど、俺は待ちきれずに毎回強請ねだる。
「もう、いやっ、お願いっ、もう、もうれてっ!」
「だめだ。あと一本指を増やしてからだ」
「いやっ、あ、ああ、だめそこクイってしないで。早くガリアード様がほしいよぉ」
「ふふ可愛いな。リリアンは立派にここだけでもイケるね、ほらっ」
「ああ!」
 前立腺を指で刺激されて感じた。
 もう辛い、ガリアードを感じずに果てたくなかった。どうせなら彼の肉棒で思うままに動いてほしい。
「もう、もういいでしょ。早く僕に子種をくださいっ、リリアンのお腹を熱くて大きいので満たして?」
「くっ、煽り方がえげつない。いくよ」
 ガリアードが挿入はいってくる。
「はい、あ、あ、大きいっ、んん、あ、イイ、気持ちいいっ」
「ああ、リリアンの中は温かくて気持ちいい。うっ、動くぞ」
 よく解しているから、自然と全てがリリアンの中に入り込んだ。
「はい、あ、あ、ああん。ああああ、イイ、イイ、ガリアードさまぁん、あんん」
「くっ、うう」
 ガリアードが激しく腰を振る。たまらなく気持ちいい。お互いに自然と吐息が漏れる。
「ああぁぁぁ! すきっ、すきっ、ああん」
 ガリアードが達した。そして俺もまた絶頂を迎えて幸せな瞬間を迎えた。
 いつもなら少しの間ガリアードが俺の胎に居座る。そしてまた腰を振っているのを知っている。俺は、何度も続く絶頂を超えてしまい、動く気力がなくなるので好きにさせている。ガリアードがリリアンに満足すると、今度は風呂場に連れていき後始末をしてくれている。その頃の俺は完璧に落ちてしまって、記憶にはないが朝起きるとすっきりしているから、腹のものを掻き出されたことくらい想像がつく。
 そんな俺だけど、今日は意識を手放さないように頑張った。
「っ、ん、んん」
「リリアン? いいよ、眠っても」
「あ、ん、でもまだ気持ちいい。とても気持ちよくて、もっと味わいたいなって、ああん」
「……そうか」
「だから、ちょっと起こして」
 彼が俺の中に居座って、次の対戦を待っているのだろう。しかし、今日はもう少し俺が頑張りたい気分だった。
「ん? 抜くか?」
「じゃなくて、そのまま抱っこして起こしてください」
 俺は下からガリアードの首に手を巻き付け、起こせと言った。ガリアードは素直に妻の言うことを聞き、背中に手を入れて支え対面座位の状態になった。ガリアードの太ももに座り、欲望を受け入れていた。自分の体重を載せたことで 一気に重さを感じる。
「あ、あああ、ああん。これ、深いっ、はん」
「くっ、リリアン、だ、大丈夫か?」
 ガリアードが俺の中の一直線に入っている。
「大丈夫です、ガリアード様、もう硬い」
「くっ、抱き合いながらなんて、こんなふうにできる日がくるとは思わなかった」
「ああ、あ、い、嫌ですか?」
 俺は自然に腰を振った。体力はもうそんなに残っていないが、ガリアードを気持ちよくさせてあげたかった。
「いい、とてもいい。リリアン!」
「あ、ガリアード様ぁん!」
 ガリアードが上手く煽られてくれて下から腰を振る。落ちそうになって首に思いっきり抱っこ状態で結合していた。凄い、凄くクルっ、いつもと違うところにあたる。ああ、俺、もうダメだ。
「ガリアード様っ、いい、きもちいい、リリアン、おかしくなっちゃう」
「おかしくなれ、リリアン、愛している!」
「あああ!」
 珍しく、今夜はリリアンの記憶があるうちに二回した。そして案の定リリアンの体力が先に尽きた。今日、彼の情熱に触れた気がした。本来なら怒りを爆発し一騎打ちする場面で、俺の家族を大切に考えくれて折れてくれた。だからこれくらいしてあげたかったんだ。心は充足感で満たされていた。
 ん? 俺、ここにきてガリアードと寝ない日あったか? 転生したリリアンとしての仕事を忘れて、前世からの夢である後ろでイキまくるということを叶えているだけじゃ?
 まあ俺が来たのは十八禁の世界だし、それはそれでいいか。
 転生してきたのが俺みたいなエッチ大好き男で良かったよ。リリアンみたいな無垢がリリアンの中に入ったなら、今みたいに進まなかっただろう。適材適所。俺の能力が最大限発揮できる環境に出向させてくれて、ありがとう神様! 誰の仕業で俺がこの世界にいるのかはわからないが、普通神様の仕業だろう。うん。
 リリアンの物語は、社畜の俺のおかげでストーリーがハピエン物語に代わってしまうが、キチンとメインストーリーだけは第二王子のハピエンストーリーとして完遂させてやる。サリファスをヒロインと幸せライフに導くために、第一王子を陥れるんだ。
 俺は夜会で必ずや、殿下の役にたちますと心に誓い、ガリアードのっぱいに顔をうずめて、幸せをかみしめていた。
「むにゃむにゃ、だいにぷろじぇ、っくと、始動だぁぁぁー、すやすや」
「ん、リリアン? 今度はどんな夢? ああ可愛い、可愛すぎる、嫁が可愛すぎる!」
「んん、ガリアード、りょ、んん、じょくエンドだめ、ぜったい」
「リリアン! 夢では私のことを気軽に呼んでくれて、嬉しい。必ず幸せにする。愛してる! 眠っているあなたにキスをさせてくれ。ああ、はぁ、可愛いっ」
 んん、なんだろう、犬に舐められているような? 口にぺろぺろされたから、俺もぺろっと舐め返した。
「うっ、リリアン。寝ていても夫を求める唇。クソっ、もう少し体力がついたら今度は、もっともっと何回も繋がろう」
「おー、むにゃ、スー」
 俺はいつになく、達成感で満たされていた。
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