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確実に崩壊する日常と、それでも空腹になること
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ヘリ無線での応答が初めて、朝霞駐屯地のAH‐1Sベルヘリコプター内のヘリ無線で受信された。
私は咄嗟に、ヘルメットに付いているインカムマイクで話しかけてしまった。
「こちら、朝霞駐屯地のベルヘリコプターです」
当たり障りなく、声も落ちつていたと思う。
【朝霞駐屯地?現在、目視してますAH‐1Sベルヘリコプターは登録されていません、オクレ】
自衛隊ならではのやりとりに、私は気後れして、桐山千賀子に急遽!変わって頂いた。
彼女はヘルメットのインカムマイクで、昨夜の朝霞駐屯地でのパンデミックや朝霞駐屯地広報センター「りっくんランド」用広報展示物予備AH‐1Sベルヘリコプターで有ること等を手短に説明した。
朝霞駐屯地・現地情報隊所属を伝え、今後!どのようにすべきか判断を仰ぐと、こちらの宇都宮駐屯地も半分陥落!所謂!感染者が発生、拡散し機能は麻痺している状態だった。
福島駐屯地を目指すべきか伺うと、福島駐屯地は既に撤退移動され、各道路のバリケード封鎖に分散され、他の事務筋は仙台方面に撤退移動中とのこと、最終的には東北方面総監部の仙台駐屯地に向かう事を指示された。
そんなやりとりを無線連絡中!自衛隊ヘリが並行して飛行していたが、話が終了と同時に並行飛行から離脱し、我々とは反対方向の東北自動車道へ飛び立って行った。
私たちは指示された仙台駐屯地に向かうため、また、4号線沿いを目印に飛行した。4号線沿いには等間隔にバリケードが警察と自衛隊混合で設置され、多分!佐々木リカ達も、そのバリケードで合流している筈だ。
朝霞駐屯地から脱出したと思ったら、今度は仙台まで移動しなくてはならない、今まで気を張っていたから、私は無性にお腹が空いていることを思い出したかのように、お腹の空腹の虫がグウグウとなり、何か食べ物を近くのコンビニ駐車場にでもヘリを着陸して調達しないかと桐山千賀子に声を変えると、ヘリ内にMREレーション(戦闘糧食)が備え付けていると教えられ、また、無暗にコンビニ等の駐車場に着陸は民間人との事故が万が一との懸念から却下され、とりあえず、今は撤退して無人な筈の福島駐屯地内の敷地に一時的に着陸しMREレーション(戦闘糧食)を食べることを提案された。
桐山千賀子も私同様に空腹だったのは間違いない。
そう言えば、お腹の中に食べ物を入れたのは昨日の15:00前後?それもちゃんとした食事では無くビル内ダイソー?みたいなショップのスナック類とミネラルウォーター?
その程度しか胃の中に入れていないから、お腹が物凄く好いている訳だ。
まずはひたすら4号線道路を目印に目視し、福島駐屯地を目指した。
途中、4号線道路沿いのコンビニ駐車場に警察と自衛隊の車両が5~6台位止まっていて、コンビニを包囲している状況だった。
私は何が起きているのか?とその辺上空でホバリングししながら、地上の状況を見始めた。
「どうしたの?」
桐山千賀子のどうしたの?のニュアンスは、何となくだが、このトラブルよりも先を急ぎましょう。
的な感じだったが、操縦は勿論!私が握っているから当然!無視した。
どうやら、近隣の住民?若者達によるコンビニ強盗!?そんな感じだった。
今やCウイルスパニックにより、日本の日常は崩れ始め、だけども地方では、まだかろうじてCウイルスの感染は免れている?風前の灯だが、免れてはいるが、東京都周辺の3県までも感染が広がる中、政府の指示によって外出禁止と食糧や水の配給制が徐々に始まりだした状況に、今までなに不自由無くインフラを謳歌していた若者達から、精神が崩壊しだしたのだろう。
コンビニ強盗と言う安易な行動に出てしまったようだ。
この有事により、警察も自衛隊も、今では平気で日本の民間人に対して銃や小銃を向けて包囲していた。
アメリカなら民間人も銃で武装しているから、銃を構えるのは分かるが、どう考えてもコンビニを一時的に占拠している者達が重武装しているとは思えず、多分、包丁?刺身包丁かナイフ位だと思われる。
もしかしたら工作カッターなのかもしれない。
ヘリのホバリングの音に包囲中の自衛隊関係者らも、やや迷惑そうにこちらを見上げていたので、ヘリ内の桐山千賀子の非難する雰囲気も手伝って、福島駐屯地に方向転換し向かった。
東北4号線道路脇の所々のガソリンスタンドには、まるで3.11東日本大震災の再来のように給油を求める車の行列が長蛇をなしていた。
その風景を見ながら桐山千賀子は、誰に話すでもなく、今の彼女が知りうる現在の現状をポツリポツリと話し始めた。
私は咄嗟に、ヘルメットに付いているインカムマイクで話しかけてしまった。
「こちら、朝霞駐屯地のベルヘリコプターです」
当たり障りなく、声も落ちつていたと思う。
【朝霞駐屯地?現在、目視してますAH‐1Sベルヘリコプターは登録されていません、オクレ】
自衛隊ならではのやりとりに、私は気後れして、桐山千賀子に急遽!変わって頂いた。
彼女はヘルメットのインカムマイクで、昨夜の朝霞駐屯地でのパンデミックや朝霞駐屯地広報センター「りっくんランド」用広報展示物予備AH‐1Sベルヘリコプターで有ること等を手短に説明した。
朝霞駐屯地・現地情報隊所属を伝え、今後!どのようにすべきか判断を仰ぐと、こちらの宇都宮駐屯地も半分陥落!所謂!感染者が発生、拡散し機能は麻痺している状態だった。
福島駐屯地を目指すべきか伺うと、福島駐屯地は既に撤退移動され、各道路のバリケード封鎖に分散され、他の事務筋は仙台方面に撤退移動中とのこと、最終的には東北方面総監部の仙台駐屯地に向かう事を指示された。
そんなやりとりを無線連絡中!自衛隊ヘリが並行して飛行していたが、話が終了と同時に並行飛行から離脱し、我々とは反対方向の東北自動車道へ飛び立って行った。
私たちは指示された仙台駐屯地に向かうため、また、4号線沿いを目印に飛行した。4号線沿いには等間隔にバリケードが警察と自衛隊混合で設置され、多分!佐々木リカ達も、そのバリケードで合流している筈だ。
朝霞駐屯地から脱出したと思ったら、今度は仙台まで移動しなくてはならない、今まで気を張っていたから、私は無性にお腹が空いていることを思い出したかのように、お腹の空腹の虫がグウグウとなり、何か食べ物を近くのコンビニ駐車場にでもヘリを着陸して調達しないかと桐山千賀子に声を変えると、ヘリ内にMREレーション(戦闘糧食)が備え付けていると教えられ、また、無暗にコンビニ等の駐車場に着陸は民間人との事故が万が一との懸念から却下され、とりあえず、今は撤退して無人な筈の福島駐屯地内の敷地に一時的に着陸しMREレーション(戦闘糧食)を食べることを提案された。
桐山千賀子も私同様に空腹だったのは間違いない。
そう言えば、お腹の中に食べ物を入れたのは昨日の15:00前後?それもちゃんとした食事では無くビル内ダイソー?みたいなショップのスナック類とミネラルウォーター?
その程度しか胃の中に入れていないから、お腹が物凄く好いている訳だ。
まずはひたすら4号線道路を目印に目視し、福島駐屯地を目指した。
途中、4号線道路沿いのコンビニ駐車場に警察と自衛隊の車両が5~6台位止まっていて、コンビニを包囲している状況だった。
私は何が起きているのか?とその辺上空でホバリングししながら、地上の状況を見始めた。
「どうしたの?」
桐山千賀子のどうしたの?のニュアンスは、何となくだが、このトラブルよりも先を急ぎましょう。
的な感じだったが、操縦は勿論!私が握っているから当然!無視した。
どうやら、近隣の住民?若者達によるコンビニ強盗!?そんな感じだった。
今やCウイルスパニックにより、日本の日常は崩れ始め、だけども地方では、まだかろうじてCウイルスの感染は免れている?風前の灯だが、免れてはいるが、東京都周辺の3県までも感染が広がる中、政府の指示によって外出禁止と食糧や水の配給制が徐々に始まりだした状況に、今までなに不自由無くインフラを謳歌していた若者達から、精神が崩壊しだしたのだろう。
コンビニ強盗と言う安易な行動に出てしまったようだ。
この有事により、警察も自衛隊も、今では平気で日本の民間人に対して銃や小銃を向けて包囲していた。
アメリカなら民間人も銃で武装しているから、銃を構えるのは分かるが、どう考えてもコンビニを一時的に占拠している者達が重武装しているとは思えず、多分、包丁?刺身包丁かナイフ位だと思われる。
もしかしたら工作カッターなのかもしれない。
ヘリのホバリングの音に包囲中の自衛隊関係者らも、やや迷惑そうにこちらを見上げていたので、ヘリ内の桐山千賀子の非難する雰囲気も手伝って、福島駐屯地に方向転換し向かった。
東北4号線道路脇の所々のガソリンスタンドには、まるで3.11東日本大震災の再来のように給油を求める車の行列が長蛇をなしていた。
その風景を見ながら桐山千賀子は、誰に話すでもなく、今の彼女が知りうる現在の現状をポツリポツリと話し始めた。
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