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熟睡した6時間と地下食堂
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久し振りのベッドで横になっていたらいつの間にか熟睡していて、肩を誰かに強く揺すられて、ハッと眠りから覚めた。
桐山千賀子も先程の小柄な女性自衛官に起こされていた。
私を起こした男は爽やか笑顔青年では無く、如何にも陸上自衛隊員といった屈強な肉体をもったゴツイ自衛官が、それでも私に言い訳するみたいに
【何回かノックをしたのですが、返事が無いので、鍵を解除して入り、お声を掛けたのですが、お二人ともすっかり熟睡しているようで肩を揺すってしまいました。】
そんな感じで、言われたので、私はスイマセンでした、と言いながら、寝起きで猛烈に喉が渇いたのか、枕元のペットボトルを開けて水を半分ほど一気に飲み干した。
ゴツイ30代後半の年齢にみえる日焼けして浅黒い男が自己紹介をしたが、名前を直ぐに忘れてしまった。
また、聞けばいいか?驚いたことにゴツイ男に私は多分!私の名前な筈の北川大樹とフルネームで呼ばれ、記憶は全く戻ってないが、その名前を呼ばれて驚きながらも「はい」と小さく返事した。
桐山千賀子は自衛官だから勝手は分かっているから、色々と会話している。
頭がまだ寝ぼけ状態ではあるが、爽やか笑顔男が森と紹介され、小柄な女性は小峯と紹介された。
【大変お疲れさまでした。遠路(えんろ)遥々(はるばる)、大変な経験をして辿り着いて頂き感謝します。
まずはお腹が空いてはいませんか?
仙台駐屯地の食堂に案内します。】
そう爽やか青年に言われ、私と桐山千賀子は、あの重々しいドアレバーを開けて食堂へと案内された。
東北方面総監部の建物一階の廊下を通り、地下階段を降りると自衛隊員専用の食堂だ。
一階の廊下を歩いている最中に、廊下脇に青色のプラスチックバケツとモップ、そして消毒用スプレーが置いていた。
多分、私と桐山千賀子はが通った場所を重点的に消毒・掃除したのだろう。
外は既に陽が落ちて暗く、また、室内も必要最低限の電気が点いているだけなので、今が非常時と言う事が充分!伺えた。
ちょっと暗いですから脚元に気を付けてください!
小柄な小峯がそう気遣ってくれた。
地下の食堂内は、廊下よりはまだ明るかったが、4分の1の場所だけ明りが点いていて、必然的に私達は食堂の奥で定食を受け取るレーンの直ぐ近くの長テーブルに座るように指示された。
【好き嫌いはありますか?アレルギーは?】
等と小峯さんに聞かれ、私は記憶喪失だから良く分かりません、とは当然言えず、大丈夫とだけ伝えた。
桐山千賀子は、あまり食欲が無いのか定食よりはおそばが良いとだけ伝えた。
【食事の後はスイマセンが東北方面総監の陸将に遭って頂きます。】
その言葉に、桐山千賀子は普通でも姿勢のイイ姿なのに、背中がそれ曲がるのではないかと言う感じでチャキッとしたので、やや背を丸めている私も背を正してしまった。
地下食堂でゆっくりと夕食?何処に行ってしまったのか?私がしていた筈の腕時計が見当たらず、またスマホも朝霞駐屯地の佐々木ミカの寮に置いて来たのか、もぞもぞきょろきょろしながら、食堂の時計を見付けて夜の8時過ぎであることが分かった。
福島駐屯地から仙台駐屯地まで20~30分!ここに着いたのが昼過ぎ13:30位か?
隔離されて6時間が経過したから、丁度その位の時間だ。
食堂には我々とは真逆な態度で、急いで食事を済ませたり、態々、おにぎりを作り置きしてもらっていたみたいで、ラップに包まれたおにぎりを急いで持って行く隊員達が目に付いていて、正直!居心地が悪かった。
桐山千賀子も先程の小柄な女性自衛官に起こされていた。
私を起こした男は爽やか笑顔青年では無く、如何にも陸上自衛隊員といった屈強な肉体をもったゴツイ自衛官が、それでも私に言い訳するみたいに
【何回かノックをしたのですが、返事が無いので、鍵を解除して入り、お声を掛けたのですが、お二人ともすっかり熟睡しているようで肩を揺すってしまいました。】
そんな感じで、言われたので、私はスイマセンでした、と言いながら、寝起きで猛烈に喉が渇いたのか、枕元のペットボトルを開けて水を半分ほど一気に飲み干した。
ゴツイ30代後半の年齢にみえる日焼けして浅黒い男が自己紹介をしたが、名前を直ぐに忘れてしまった。
また、聞けばいいか?驚いたことにゴツイ男に私は多分!私の名前な筈の北川大樹とフルネームで呼ばれ、記憶は全く戻ってないが、その名前を呼ばれて驚きながらも「はい」と小さく返事した。
桐山千賀子は自衛官だから勝手は分かっているから、色々と会話している。
頭がまだ寝ぼけ状態ではあるが、爽やか笑顔男が森と紹介され、小柄な女性は小峯と紹介された。
【大変お疲れさまでした。遠路(えんろ)遥々(はるばる)、大変な経験をして辿り着いて頂き感謝します。
まずはお腹が空いてはいませんか?
仙台駐屯地の食堂に案内します。】
そう爽やか青年に言われ、私と桐山千賀子は、あの重々しいドアレバーを開けて食堂へと案内された。
東北方面総監部の建物一階の廊下を通り、地下階段を降りると自衛隊員専用の食堂だ。
一階の廊下を歩いている最中に、廊下脇に青色のプラスチックバケツとモップ、そして消毒用スプレーが置いていた。
多分、私と桐山千賀子はが通った場所を重点的に消毒・掃除したのだろう。
外は既に陽が落ちて暗く、また、室内も必要最低限の電気が点いているだけなので、今が非常時と言う事が充分!伺えた。
ちょっと暗いですから脚元に気を付けてください!
小柄な小峯がそう気遣ってくれた。
地下の食堂内は、廊下よりはまだ明るかったが、4分の1の場所だけ明りが点いていて、必然的に私達は食堂の奥で定食を受け取るレーンの直ぐ近くの長テーブルに座るように指示された。
【好き嫌いはありますか?アレルギーは?】
等と小峯さんに聞かれ、私は記憶喪失だから良く分かりません、とは当然言えず、大丈夫とだけ伝えた。
桐山千賀子は、あまり食欲が無いのか定食よりはおそばが良いとだけ伝えた。
【食事の後はスイマセンが東北方面総監の陸将に遭って頂きます。】
その言葉に、桐山千賀子は普通でも姿勢のイイ姿なのに、背中がそれ曲がるのではないかと言う感じでチャキッとしたので、やや背を丸めている私も背を正してしまった。
地下食堂でゆっくりと夕食?何処に行ってしまったのか?私がしていた筈の腕時計が見当たらず、またスマホも朝霞駐屯地の佐々木ミカの寮に置いて来たのか、もぞもぞきょろきょろしながら、食堂の時計を見付けて夜の8時過ぎであることが分かった。
福島駐屯地から仙台駐屯地まで20~30分!ここに着いたのが昼過ぎ13:30位か?
隔離されて6時間が経過したから、丁度その位の時間だ。
食堂には我々とは真逆な態度で、急いで食事を済ませたり、態々、おにぎりを作り置きしてもらっていたみたいで、ラップに包まれたおにぎりを急いで持って行く隊員達が目に付いていて、正直!居心地が悪かった。
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