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鳴子村と鬼の生贄娘とインチキ祈祷師
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黒川村から鬼首村までは約45キロ位あり、鳴子村と言う温泉の宿場があり、まずはそこを目指してガラシャ御一行は向かった。
温泉に入れると言う事で、ようこははしゃいでいたし、内心、ガラシャも嬉しかった。
しかし、何度でも言うが、この頃に、172センチの女性なんて大女としか言いようがなかった。
日本人でもそれは17世紀にも170センチを超える、もしくは180センチも超えそうな女性がいたかもしれないが、まずは顔がやはり不細工で、アジア人特有の大男、大女にあるべく顔!例えるならジャイアント馬場の様な顔で、身体も姿勢は悪く、体型も悪く、特に女性は胴長短足で、男のような扱いを受けていたのかもしれない。
それが170センチ以上の日本の大女の状態であり、その常識を壊す存在が、黒川村の西洋風混血美女たちなのだ。
ガラシャもある意味、17世紀の日本の中では奇跡に等しい大女で、大柄な美女で、しかも身体が欧米人並みにスタイルが良く、何よりも畳社会な日本ではあり得ない程の身長の半分よりも2センチも長い美脚を持っていたのだ。
そして、黒川村の混血美女達と一緒の小顔ときていた。
今、鬼首村に向かう3人の女性達は3人とも8頭身以上、9頭身かもしれなかった。
因みに、17世紀の日本人は何頭身だったのだろう?6頭身?5頭身?そんなところだろう。
ま、ある意味見慣れない体型の異国の顔の身長の高い女性が凄い速さで闊歩するのだから、それはそれで目立つのかもしれないが。
鬼首村に旅立つこと一週間前に、照井智恵は鬼首村と鳴子村の丁度境界線に住んでいる、祈祷師の三浦精喜に手紙を送っていた。
本来なら通常、智恵の親戚がいる鬼首村内の卑弥呼村の姉・智佳の子供たちに手紙を書き、そちらから鬼の洞窟に案内してもらう筈だったが、姉は10年前に亡くなっていて、その葬式にも智恵は呼ばれていなかった。
卑弥呼村にも卑弥呼村の複雑な事情があるのかもしれなかった。
そこで、以前から、鬼首村の祈祷師を行っている三浦精喜という怪しい人物だが、鬼の洞窟の場所を知っていて、尚且つ近近で、鬼の洞窟に鬼首村と鳴子村から飢饉回避の為の生贄用の娘も連れて行くとのことで、その日に合わせて、ガラシャとさなえ、ようこを鬼首村に向かわせた、と言うことになる。
黒川村を午前の8時に出発し、途中何度か小休止したが、二人の歩く速度が約時速8キロだから6時間弱で42キロ地点の鳴子村の温泉宿場町に着く計算になり、実際、何度か休憩を行い、昼飯も40分はとっていたけど、目的の温泉旅館に着いたのは午後の3時半過ぎだった。
その辺りでは一番の高い宿場旅館で、流石!ガラシャの軍資金が役になった。
とは言え、東北の山形との県境な場所だから旅館代なんてたかが知れていた。
夕方に祈祷師の三浦がガラシャ一行が泊まる旅館に現れ、次の日が丁度鬼首村、鳴子村合同で鬼に生贄を贈ることになっていた。
鬼の生贄になる娘たちも実は、この一応高級旅館に泊まっていた。
なんでも今日で家族や村とも永遠の別れとなり、今生の別れには人情として、村の犠牲となるのだから、良い物を食べて、良いところで寝て、次の日は、精一杯おめかしをして、鬼の洞窟に向かわせる、そんな寸法だった。
鳴子名湯の蛇の湯を露天風呂に持つ鳴子高級旅館では鬼首村から生贄の娘一人、鳴子村からも生贄の娘一人が選ばれ、今日は最後の夜と言う事で、この旅館に娘の家族親戚一同が、ここぞとばかり、と言うべきか、こんな時ではないと一生、この高級旅館には泊まれないと言うこともあり親戚一同も大勢つめかけた。
生贄の娘の家族親族の宿代や食事代は全部、その村々が負担するのが、習わしのようだった。
とは言え、可愛い娘を鬼にくれてやるのだから、明るくやってはいなく、どこかお通夜の雰囲気がした。
そんな雰囲気の中、丁度5時過ぎに三浦精喜が現れた、貧相ななりをしていて、歳は40代半ば?(実際は30後半)で、背がかなり小さかった。
130センチあるかないか?
本来ならば、一番重要である筈の明日の鬼も生贄の儀式の主役でもある祈祷師なのに、三浦はここの旅館に招待されることはなく、本来ならば午前の9時に娘二人を迎えに来て、鬼の洞窟に案内する、それだけの役柄に過ぎなかったのである。
それに、ガラシャもひと目、三浦の人相を見て、なんとなく村人が粗末に扱うのも分かるような気がした。
それは初対面なのにずうずうしいと言うか、下品と言うか、遠慮が無く、この夕方5時過ぎと言うのも、旅館の夕飯を当てにした魂胆が見え見えであった。
ガラシャはそのことも見越していて、明日お世話になるから、食事くらいご馳走とは始めから思ってはいたが、当の本人を目も前にすると、なんとも厭らしい、下品な臭いが鼻につき、正直困惑した。
それでも、三浦精喜は反対にガラシャの上品な中年だけども今でも十分美しさと、混血西洋美女二人を前にして、大袈裟なほど、ガラシャや二人に今まで見たことも無い美女を拝めてもらって幸せだとか、本当に歯の浮くお世辞(しかし80%は本心)を連発し、夕飯もさも当たり前に平らげていった。
その食べ方も育ちが悪いと言うか、箸の持ち方も40にもなって下手で、もしかしたら家ではご飯を箸で食べていなのでは?
と思わせるほどの食べ方で、しかも大量に平らげた。
三浦の食べ方や姿勢を見ていると三人は、食欲が減退してしまい、残したモノまでも三浦は勿体無いとか言って、食べ尽くし、礼もそこそこに、明日!また迎えに来ます、とだけ言ってそそくさと帰ってしまった。
温泉に入れると言う事で、ようこははしゃいでいたし、内心、ガラシャも嬉しかった。
しかし、何度でも言うが、この頃に、172センチの女性なんて大女としか言いようがなかった。
日本人でもそれは17世紀にも170センチを超える、もしくは180センチも超えそうな女性がいたかもしれないが、まずは顔がやはり不細工で、アジア人特有の大男、大女にあるべく顔!例えるならジャイアント馬場の様な顔で、身体も姿勢は悪く、体型も悪く、特に女性は胴長短足で、男のような扱いを受けていたのかもしれない。
それが170センチ以上の日本の大女の状態であり、その常識を壊す存在が、黒川村の西洋風混血美女たちなのだ。
ガラシャもある意味、17世紀の日本の中では奇跡に等しい大女で、大柄な美女で、しかも身体が欧米人並みにスタイルが良く、何よりも畳社会な日本ではあり得ない程の身長の半分よりも2センチも長い美脚を持っていたのだ。
そして、黒川村の混血美女達と一緒の小顔ときていた。
今、鬼首村に向かう3人の女性達は3人とも8頭身以上、9頭身かもしれなかった。
因みに、17世紀の日本人は何頭身だったのだろう?6頭身?5頭身?そんなところだろう。
ま、ある意味見慣れない体型の異国の顔の身長の高い女性が凄い速さで闊歩するのだから、それはそれで目立つのかもしれないが。
鬼首村に旅立つこと一週間前に、照井智恵は鬼首村と鳴子村の丁度境界線に住んでいる、祈祷師の三浦精喜に手紙を送っていた。
本来なら通常、智恵の親戚がいる鬼首村内の卑弥呼村の姉・智佳の子供たちに手紙を書き、そちらから鬼の洞窟に案内してもらう筈だったが、姉は10年前に亡くなっていて、その葬式にも智恵は呼ばれていなかった。
卑弥呼村にも卑弥呼村の複雑な事情があるのかもしれなかった。
そこで、以前から、鬼首村の祈祷師を行っている三浦精喜という怪しい人物だが、鬼の洞窟の場所を知っていて、尚且つ近近で、鬼の洞窟に鬼首村と鳴子村から飢饉回避の為の生贄用の娘も連れて行くとのことで、その日に合わせて、ガラシャとさなえ、ようこを鬼首村に向かわせた、と言うことになる。
黒川村を午前の8時に出発し、途中何度か小休止したが、二人の歩く速度が約時速8キロだから6時間弱で42キロ地点の鳴子村の温泉宿場町に着く計算になり、実際、何度か休憩を行い、昼飯も40分はとっていたけど、目的の温泉旅館に着いたのは午後の3時半過ぎだった。
その辺りでは一番の高い宿場旅館で、流石!ガラシャの軍資金が役になった。
とは言え、東北の山形との県境な場所だから旅館代なんてたかが知れていた。
夕方に祈祷師の三浦がガラシャ一行が泊まる旅館に現れ、次の日が丁度鬼首村、鳴子村合同で鬼に生贄を贈ることになっていた。
鬼の生贄になる娘たちも実は、この一応高級旅館に泊まっていた。
なんでも今日で家族や村とも永遠の別れとなり、今生の別れには人情として、村の犠牲となるのだから、良い物を食べて、良いところで寝て、次の日は、精一杯おめかしをして、鬼の洞窟に向かわせる、そんな寸法だった。
鳴子名湯の蛇の湯を露天風呂に持つ鳴子高級旅館では鬼首村から生贄の娘一人、鳴子村からも生贄の娘一人が選ばれ、今日は最後の夜と言う事で、この旅館に娘の家族親戚一同が、ここぞとばかり、と言うべきか、こんな時ではないと一生、この高級旅館には泊まれないと言うこともあり親戚一同も大勢つめかけた。
生贄の娘の家族親族の宿代や食事代は全部、その村々が負担するのが、習わしのようだった。
とは言え、可愛い娘を鬼にくれてやるのだから、明るくやってはいなく、どこかお通夜の雰囲気がした。
そんな雰囲気の中、丁度5時過ぎに三浦精喜が現れた、貧相ななりをしていて、歳は40代半ば?(実際は30後半)で、背がかなり小さかった。
130センチあるかないか?
本来ならば、一番重要である筈の明日の鬼も生贄の儀式の主役でもある祈祷師なのに、三浦はここの旅館に招待されることはなく、本来ならば午前の9時に娘二人を迎えに来て、鬼の洞窟に案内する、それだけの役柄に過ぎなかったのである。
それに、ガラシャもひと目、三浦の人相を見て、なんとなく村人が粗末に扱うのも分かるような気がした。
それは初対面なのにずうずうしいと言うか、下品と言うか、遠慮が無く、この夕方5時過ぎと言うのも、旅館の夕飯を当てにした魂胆が見え見えであった。
ガラシャはそのことも見越していて、明日お世話になるから、食事くらいご馳走とは始めから思ってはいたが、当の本人を目も前にすると、なんとも厭らしい、下品な臭いが鼻につき、正直困惑した。
それでも、三浦精喜は反対にガラシャの上品な中年だけども今でも十分美しさと、混血西洋美女二人を前にして、大袈裟なほど、ガラシャや二人に今まで見たことも無い美女を拝めてもらって幸せだとか、本当に歯の浮くお世辞(しかし80%は本心)を連発し、夕飯もさも当たり前に平らげていった。
その食べ方も育ちが悪いと言うか、箸の持ち方も40にもなって下手で、もしかしたら家ではご飯を箸で食べていなのでは?
と思わせるほどの食べ方で、しかも大量に平らげた。
三浦の食べ方や姿勢を見ていると三人は、食欲が減退してしまい、残したモノまでも三浦は勿体無いとか言って、食べ尽くし、礼もそこそこに、明日!また迎えに来ます、とだけ言ってそそくさと帰ってしまった。
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作家 蔵屋日唱
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