上 下
9 / 47

異世界浴場は集団ソープランド体験だった

しおりを挟む
その後、俺たち、俺とシャルルは尖がり鼻の貴族と、
お偉いさんに、そして数名の護衛と言うか近衛兵に先導されて、
城内、さっき小太り兵士が運ばれた方向へと誘導された。

移動しながら改めて自分の状況、
身体が何日も風呂に入っていないから汗でべたべたで、
顔はさっきの自爆で白い粉塗れ、服も粉塗れ、
しかも、改めて自分の今の服装を見ると、
日本で着ていた筈の紺のスーツ姿では無く、
シャルルと一緒の革のパンツと、
ちょっと恥ずかしい胸元と手元がひらひらになったシャツと革のベスト姿の、
これまた汚れた格好だったから、
出来れば先に風呂かシャワーは当然ないから、

せめて井戸の処にでも先に行きたいな、と、考え、
俺の先を先導されているシャルルの姿を見ても、
やはり俺よりは汚れてないが、
髪が脂っぽい、汗などの脂でショートヘアーの髪がひっついている感じで、
彼女も内心は身体を洗いたいだろうな~と見て感じていた。


俺たちを待っていたのは先程の事故で現れた尼さん女性たちで、
彼女らの中には俺を看病した女性!

さっき若い兵士が名前を呼んでいたな、
マルラだっけ、も遅れて仲間達と一緒にやってきた。

どうやら兵士の治療は終わったのか。

彼女らの待つ場所の奥は、どうも浴場らしかった。

これは嬉しい展開になった。

城内の石畳の通路を歩き、若い尼さん達が通路の両脇に立って待っていて、
俺らが通った後ろに後を追って着いて来た。

通路の突き当たりがローマ風呂みたいな、
大浴場とまではいかないが、街の小さな銭湯な規模の浴場があり、
俺たち、と言うことは男も女も一緒に浴場の更衣室のような、
一旦、衣服を脱ぐ更衣室みたいなところがあり、そこで、服を脱ぐことになった。

シャルルも一緒に浴室にはいるのか?

見ていると、若い尼さん達も服をさっさと脱ぎだし、
俺もだがシャルルも躊躇っていると、尖がり鼻に即された。

俺は男だから言われた通りに全裸になりながら、
ふっと、俺が今まで日本で着ていた服のことを思い、
何処かのタイミングで尋ねたいと思った。

服を脱いだのは俺とお偉いさんと尖がり鼻貴族、そしてしぶしぶシャルルも脱いだ。

シャルルの姿を遠くで見ていると、胸とアソコを、
片腕を交互に使って隠すような姿で、気の毒半分と、
エロい好奇心で見続けると、どうやらシャルル嬢!

脱いでも凄い身体でした。

確かに、牢屋にいた時から見事なロケット飛び出しおっぱいだったが、
全裸になっているといくら手で隠しているとは言え、
身体に比べ巨乳のおっぱいが手に取るように分かった。

脚も長いし、後はじっくりと浴場の中で見ますか?

みたいなことを考えてつっ立っていると、
お偉いさんや尖がり鼻に一人一人、若い尼さんが全裸で近付き、
そして優しく手を取って、
浴場へと連れて行き、俺の処にはマルラと呼ばれていた俺の命の恩人、
俺の看病をした娘がハニカみながら現れて、
俺を同じように浴場へと誘った。

まるで、ちょっとした高級ソープに来ている感じだった。

前日本でのソープ体験は大衆ソープ止まりだったけどね。


「色々とすまなかったな、試したりして、
中々ホントの外人には私は巡り合わなかったし、
今でも正直!驚いておる」

お偉いさんは俺にそう喋りながら、若い尼さん二人に身体を洗ってもらっていた。

やはり、ここでもお偉いさんは若い尼さん娘たち二人に身体を洗ってもらっていて、
俺と尖がり鼻は今の処、一人だけだ。

そして、もう一つ驚いたのが、この中世ヨーロッパ風異世界にも石鹸があったことだ。

石鹸の形は真四角なシンプルな形だが、ちゃんと泡が立つ。

人間、この異世界でも外見上前日本の時代の人々と変わらないから、
人間として、人間、あらゆる種族の人間も温泉や銭湯、浴場で裸で付き合うと、
気が和むと言うのか、警戒心が取れると言うのか、
普通に話してしまう不思議な場だ。

そこで、俺は当たり障り無くだが、彼らの名前や彼らの情報!

そして、ここ異世界の簡単な世界観などを聞いてみた。

お偉いさんの名前はジュリアス・バーンスタイン侯爵と言って、
元々はクレヤと言う小国の王族だったが、
約10年前に、ここ「キサナ」国で暴動なのか革命みたいなのが起き、
海を隔てた大国「ザギアナ」に鎮圧され、
今ではここの大陸の三つの小国もザギアナに全部統治され、
ジュリアス・バーンスタイン侯爵がザギアナの女王の命を受け、
現在三国を統治しているとのことだった。

次に尖がり鼻こと貴族の名前はペトル・クランスキー子爵

で、元からジュリアス・バーンスタイン侯爵!
所謂、元クレヤ国時代から代々使える家臣だったらしい。

また気になった事の一つに、彼女ら、尼さん娘らは、
いつも皆に身体を洗っているのか?

に関しては「勿論」と即答され、その訳は性病対策とのことだった。

そんな話を聞きながらも、
植物のヘチマみたいなモノに石鹸で泡立てられたスポンジみたいな使い方で尼さん娘に洗いっこされていた。

因(ちな)みに、俺は異世界で身長がでかくなり、
また白人の身体になった、男だったら誰もが気になるアソコの部分、
男性器、我がチンポをしげしげと見ていた。

俺一人だったら、見るだけじゃ無く、
実際に触って、色々な身体検査をするのだが、
今は丁寧に熱心にマルラが身体を洗ったり、
頭まで洗ってくれているから、そんなことは出来ません。

我々もだが、少し離れてシャルルも尼さん娘に身体を洗ってもらっている。

全員、木製の銭湯にありそうな腰かけに座っていたので、
この状態はまさに集団ソープ嬢体験って感じだ。

そんな話は置いといて、肝心の俺の変身後のチンポの外見や性能のことだが、
外見は、やっぱり身長が大きくなったから、身体に合わせて大きくなっていた。

細かく説明すると、前日本時代での勃起したチンポよりも、
今のダラ~ンとしたチンポの方が断然大きかった。

しかも、昔は仮性包茎っぽいチンポだったが、
今の新規白人チンポはダラ~ンと柔らかい状態でも亀頭が立派に向けて、
イイ形をしていた。

と言うことで、早く、このデカチンを勃起させて、
勃起した最大チン長が知りたくてうずうずしていたのは正直、事実です。
しおりを挟む

処理中です...