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聖者の行進と、なすがままの日本政府
しおりを挟むタカシ君とヨコヤマさんを追ってノロノロとトヨタセンチェリーが追い掛け、
その後を大勢の生徒達や先生方、
近所の人達が着いてくるのですが、
そこを黒服のシークレットサービス達が必死に止めていたそうです。
あの日のように、
早くも上空にはマスコミのヘリコプターが何機か飛んできました。
その頃にはまた遠くから無数のサイレン音が聞こえ、
パトカーや消防車、
救急車、
そして自衛隊の装甲車、正式名称96式軽装甲車まで駆け付け、
トヨタセンチェリーの後を、やはりノロノロと徐行して着いてきました。
その頃、日本政府に対し、
世界の大国たち、G7とかGなんとかの大国たちがこぞって連絡し、
首脳たちをプライベートジェット機で向かわせてもイイか、
と、やや強引に迫ったそうです。
日本の政府や日本の首相は、その時、
各国からの要望になすがままでした。
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