天国からのマイク

市ヶ谷の防衛省庁舎

タカシ君を襲った無人爆撃機の暗殺未遂事件によって、
多くの犠牲者が発生し、日本武道館で共同葬儀が行われました。


世界中の人々が驚愕し、
痛ましい暗殺未遂事件の哀かなしみに暮れている頃、
タカシ君と両親は、安全確保の為、
日本政府から東京・市ヶ谷に建つ防衛省庁舎にある核シェルター通称「地下指揮所」へと匿かくまわれました。


コンクリートの厚さは実に２３メートルもあるそうです。


そこに、世界各国から集まったタカシ教の熱烈な信者が集合して来ました。


何故なら、防衛省庁舎には天国からのマイクが、
夜（今までは夜になるとマイクは何故かへ消えていました）でもずっと現れっぱなしだったからです。