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防衛省のバリケード破られる
しおりを挟むタカシ君が居る防衛省庁舎前に周辺には、
既に何十万人、
何百万人もの人々が押し寄せ、
詰めかけ、
実は大勢の群衆が発する言葉によって、
大いなるお爺さんの言葉が上手く聞こえなかったみたいでした。
タカシ君が現れた時点で、
防衛庁のバリケードが群衆の圧力で破壊され、
何十人、
何百人もの市民が圧死し、
その場で警護していた警察官や自衛隊員も大勢巻き添えに遭いました。
暴徒と化した群衆を逸早(いちはや)く察知したヨコヤマさんは、
マイクに語りかける途中のタカシ君を抱きかかえ、
防衛省庁舎へと逃げ込み、素早くエレベーターで屋上に向かいました。
目指すは屋上に待機している陸上自衛隊ベルヘリコプターAH1Sでした。
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