20 / 28
何が悔しいってこれ入れるだけの体力ないのに出さないと寝れないみたいな状態になってるってことでライオンの雄に少しだけ同情したわアルファになって
「あっ、は……うぅっ……」
しばらくぶりの快感に体を震わせ、佐久間の手の中に精を吐き出す。はあ、と息を吐きながら目を開けると、視界に入ってきた佐久間は悪戯っぽく目を細めていた。
「いっぱい出ましたね。先輩、何日ぶりなんですか?」
「……い、いいだろ、別に」
背中を向けようとすると、「待ってください」と佐久間が上に乗ってきた。ごりっ、と硬い膨らみを太腿に押し付けられる。
「えっと……あれ……俺がイったらフェロモンの放出も終わるから、佐久間くんが寝れるっていう話だと思ってたんだけど……」
「僕もそう考えてたんですけど……ちょっと無理みたいですね」
そう言いながら佐久間は岸尾のズボンを引き下ろした。まだ熱を持った精液を岸尾の足の間になすりつけ、自分もじれったそうに服を脱ぐ。
「あの、安心してください、入れたりはしないんで」
「え、佐久間くん?」
「ちょっとすいません、足貸してください」
そう言って佐久間は岸尾に抱きつき、全身を密着させてきた。太腿の間、ちょうど岸尾が吐き出したものを塗りつけられた部分に、熱い塊が割り込んでくる。
それが佐久間の屹立だ、と気づいた岸尾は思わず「わっ」と声を上げて膝を合わせた。
「あ、先輩、それ気持ちいいっす」
「えっ、こ、こう……?」
「そう」
答える佐久間の、弾む息が耳にかかる。腰が振られるたびに、岸尾の間に挟まったものが動き、濡れた音を立てた。達したばかりの敏感な部分が佐久間の腹にぶつかった岸尾が身をよじると、それに佐久間が上ずった声を上げる。耳から入った甘い響きは、岸尾の中をまた熱くさせてきた。
「ん……気持ち、いいの……?」
「先輩、いい……あ、んっ」
艶めいた声を上げ、腰を打ち付けてくる佐久間の背に左腕を回す。互いに汗ばみ、張り付きあうような肌の下に、佐久間の筋肉の動きと、弾けそうな熱を感じた。それを一層強く伝えてくる塊が、股間で擦れあっている。そのまま強く力を込め、岸尾は自分からも体をくっつけた。必死に求められているということ、自分の体で快感を与えているということ、二つの事実がないまぜになって、糖蜜のように全身を満たしていく。
「さくま、くん……」
名前を呼ぶと、熱に浮かされたようにとろりとした佐久間の目が岸尾を見た。その唇に、今度は自分からキスをする。さっきされたのと同じように、唇を何度も押し付け、それから舌を入れて佐久間の舌先をつつく。
吸い寄せた舌を柔らかく噛んでいるうちに、岸尾のものはまた固さを取り戻していた。
「ん……んっ、はぁ……佐久間、俺も……」
脚の間を出し入れする動きに合わせてぎこちなく腰を揺さぶり、先端で佐久間の腹をつつく。汗や汁でぬめった皮膚が触れ合い、ぞくぞくとした気持ちよさが背中を走っていく。
「せんぱい」
熱く掠れた声で呟き、佐久間は体を離した。ずるりと熱いものが足の間から抜かれる。不安になった岸尾が思わず佐久間の背中に爪を立てると、「そんな顔しないでくださいよ」と佐久間の手が頭を撫でていく。
「今度は、一緒に……気持ちよくなりましょう、ね?」
そう微笑んだ佐久間の手が、二人のものをまとめて握りこんだ。じかに触れあう熱さに、「ひゃん」と岸尾の体がびくつく。
「あ、熱い……」
「先輩が興奮させてきたせいですからね」
ゆっくりと、佐久間の手が上下に動く。固く、熱く濡れそぼった興奮が、さっきまでよりも鮮烈に伝わってきて、目の前がくらくらするようだった。
「ふぁ、あっ……うう……」
きもちいい。もっと。何かを佐久間に伝えたいのに、押し寄せる波のような感覚に考えがまとまらない。追い立ててくるような佐久間の手の動きに、ただ口から小さな声が漏れていく。
「あ、あっ、ああ……」
「先輩っ……もう、我慢できない……」
佐久間の切羽詰まった声と、苦しそうな表情が限界の近さを訴えていた。さっきより敏感になっている部分を容赦なく責められ、強制的に再度の頂点へと導かれていく。二人の竿が一本になり、同じ快楽に喘いでいる気がした。
「あ、いく……」
不意に低く発した佐久間が、岸尾の上に身をかがめてきた。貪るように唇が重なった瞬間、岸尾と触れ合った佐久間の屹立がひときわ大きく膨張し、そして弾けた。
「……っ!」
熱いものが岸尾の腹の上に飛び散る。言葉を発しようとすると、佐久間の舌が岸尾の下と絡み合った。岸尾のものを責める手の動きが一層激しくなる。先端の裏、上顎、歯の裏、感じるところを同時に刺激され、岸尾は二度目の絶頂に追い込まれた。
「んん……!」
体を震わせ、さっきよりも量の少ない精液を吐き出す。二度、三度とひくついた岸尾の竿が完全に力を失った頃、ようやく佐久間は口を離してくれた。はふ、と力尽きたように岸尾の隣に倒れ込む。
「……先輩、すっごく……よかったです」
「お……俺、も」
心地よい疲れの中で、そう口にする。同じことをしているはずなのに、自分でやる時と、佐久間に触られている時では気持ちよさが全然違った。
「よかったぁ」
そう笑みを浮かべた佐久間の目が細くなり、そしてすうっ、と閉じられる。
一呼吸おいて、寝息が聞こえ始めた。
(……寝ちゃった)
睡眠不足で限界だったのだろう。振り回してしまって申し訳ない、と考えなくてはいけないと分かっているのに、佐久間に触ってもらえて嬉しいという想いのほうが強くて、全身が落ち着かない。お腹の上に垂れた液体を指先でつつき、夢ではないことを確認する。
「ん……ふふ」
眠ってしまった佐久間の頬に軽くキスをして、岸尾は立ち上がった。いつの間にか部屋の中には夕暮れが迫っており、壁に真っ赤な夕日が差し込んでいる。
(こんな時、部屋に風呂があればなあ)
佐久間と住んでいた、テルラの部屋が懐かしい。自分の体を濡れタオルで清めた岸尾は、それから佐久間の分のタオルを持ってベッドに戻った。
汗が冷え、ベタつく身体を拭いていく。夕日に照らされた佐久間の身体には、やや古めのものから新しいものまで、いくつもの傷や打撲痕などがあった。
(ここに来るまで、苦労させた……よな)
それでも、来てくれた。
よいしょ、と佐久間の身体をひっくり返し、むにゃむにゃという呟きを聞きながらうつ伏せにして背中も拭く。服を着せたい気もしたが、そこまでするのは難しそうだし、起こしてしまいそうな気がするのでやめにする。自分も裸のまま佐久間の横に戻り、布団を被った。指先を絡めると、先程その手が何をしたかを思い出し、ふわふわと全身が浮かぶような心持ちになる。部屋に最初からついていた安物のベッドが、突然高級になったようだ。
まだ寝るには早すぎる時間である。だから、こうやってしばらく横にいるだけ――のつもりだった。
佐久間の匂いに包まれて目を閉じる。そのうちに浮かれていた身体はゆっくりと沈んでいき、そして意識とともに深く溶けていったのだった。
しばらくぶりの快感に体を震わせ、佐久間の手の中に精を吐き出す。はあ、と息を吐きながら目を開けると、視界に入ってきた佐久間は悪戯っぽく目を細めていた。
「いっぱい出ましたね。先輩、何日ぶりなんですか?」
「……い、いいだろ、別に」
背中を向けようとすると、「待ってください」と佐久間が上に乗ってきた。ごりっ、と硬い膨らみを太腿に押し付けられる。
「えっと……あれ……俺がイったらフェロモンの放出も終わるから、佐久間くんが寝れるっていう話だと思ってたんだけど……」
「僕もそう考えてたんですけど……ちょっと無理みたいですね」
そう言いながら佐久間は岸尾のズボンを引き下ろした。まだ熱を持った精液を岸尾の足の間になすりつけ、自分もじれったそうに服を脱ぐ。
「あの、安心してください、入れたりはしないんで」
「え、佐久間くん?」
「ちょっとすいません、足貸してください」
そう言って佐久間は岸尾に抱きつき、全身を密着させてきた。太腿の間、ちょうど岸尾が吐き出したものを塗りつけられた部分に、熱い塊が割り込んでくる。
それが佐久間の屹立だ、と気づいた岸尾は思わず「わっ」と声を上げて膝を合わせた。
「あ、先輩、それ気持ちいいっす」
「えっ、こ、こう……?」
「そう」
答える佐久間の、弾む息が耳にかかる。腰が振られるたびに、岸尾の間に挟まったものが動き、濡れた音を立てた。達したばかりの敏感な部分が佐久間の腹にぶつかった岸尾が身をよじると、それに佐久間が上ずった声を上げる。耳から入った甘い響きは、岸尾の中をまた熱くさせてきた。
「ん……気持ち、いいの……?」
「先輩、いい……あ、んっ」
艶めいた声を上げ、腰を打ち付けてくる佐久間の背に左腕を回す。互いに汗ばみ、張り付きあうような肌の下に、佐久間の筋肉の動きと、弾けそうな熱を感じた。それを一層強く伝えてくる塊が、股間で擦れあっている。そのまま強く力を込め、岸尾は自分からも体をくっつけた。必死に求められているということ、自分の体で快感を与えているということ、二つの事実がないまぜになって、糖蜜のように全身を満たしていく。
「さくま、くん……」
名前を呼ぶと、熱に浮かされたようにとろりとした佐久間の目が岸尾を見た。その唇に、今度は自分からキスをする。さっきされたのと同じように、唇を何度も押し付け、それから舌を入れて佐久間の舌先をつつく。
吸い寄せた舌を柔らかく噛んでいるうちに、岸尾のものはまた固さを取り戻していた。
「ん……んっ、はぁ……佐久間、俺も……」
脚の間を出し入れする動きに合わせてぎこちなく腰を揺さぶり、先端で佐久間の腹をつつく。汗や汁でぬめった皮膚が触れ合い、ぞくぞくとした気持ちよさが背中を走っていく。
「せんぱい」
熱く掠れた声で呟き、佐久間は体を離した。ずるりと熱いものが足の間から抜かれる。不安になった岸尾が思わず佐久間の背中に爪を立てると、「そんな顔しないでくださいよ」と佐久間の手が頭を撫でていく。
「今度は、一緒に……気持ちよくなりましょう、ね?」
そう微笑んだ佐久間の手が、二人のものをまとめて握りこんだ。じかに触れあう熱さに、「ひゃん」と岸尾の体がびくつく。
「あ、熱い……」
「先輩が興奮させてきたせいですからね」
ゆっくりと、佐久間の手が上下に動く。固く、熱く濡れそぼった興奮が、さっきまでよりも鮮烈に伝わってきて、目の前がくらくらするようだった。
「ふぁ、あっ……うう……」
きもちいい。もっと。何かを佐久間に伝えたいのに、押し寄せる波のような感覚に考えがまとまらない。追い立ててくるような佐久間の手の動きに、ただ口から小さな声が漏れていく。
「あ、あっ、ああ……」
「先輩っ……もう、我慢できない……」
佐久間の切羽詰まった声と、苦しそうな表情が限界の近さを訴えていた。さっきより敏感になっている部分を容赦なく責められ、強制的に再度の頂点へと導かれていく。二人の竿が一本になり、同じ快楽に喘いでいる気がした。
「あ、いく……」
不意に低く発した佐久間が、岸尾の上に身をかがめてきた。貪るように唇が重なった瞬間、岸尾と触れ合った佐久間の屹立がひときわ大きく膨張し、そして弾けた。
「……っ!」
熱いものが岸尾の腹の上に飛び散る。言葉を発しようとすると、佐久間の舌が岸尾の下と絡み合った。岸尾のものを責める手の動きが一層激しくなる。先端の裏、上顎、歯の裏、感じるところを同時に刺激され、岸尾は二度目の絶頂に追い込まれた。
「んん……!」
体を震わせ、さっきよりも量の少ない精液を吐き出す。二度、三度とひくついた岸尾の竿が完全に力を失った頃、ようやく佐久間は口を離してくれた。はふ、と力尽きたように岸尾の隣に倒れ込む。
「……先輩、すっごく……よかったです」
「お……俺、も」
心地よい疲れの中で、そう口にする。同じことをしているはずなのに、自分でやる時と、佐久間に触られている時では気持ちよさが全然違った。
「よかったぁ」
そう笑みを浮かべた佐久間の目が細くなり、そしてすうっ、と閉じられる。
一呼吸おいて、寝息が聞こえ始めた。
(……寝ちゃった)
睡眠不足で限界だったのだろう。振り回してしまって申し訳ない、と考えなくてはいけないと分かっているのに、佐久間に触ってもらえて嬉しいという想いのほうが強くて、全身が落ち着かない。お腹の上に垂れた液体を指先でつつき、夢ではないことを確認する。
「ん……ふふ」
眠ってしまった佐久間の頬に軽くキスをして、岸尾は立ち上がった。いつの間にか部屋の中には夕暮れが迫っており、壁に真っ赤な夕日が差し込んでいる。
(こんな時、部屋に風呂があればなあ)
佐久間と住んでいた、テルラの部屋が懐かしい。自分の体を濡れタオルで清めた岸尾は、それから佐久間の分のタオルを持ってベッドに戻った。
汗が冷え、ベタつく身体を拭いていく。夕日に照らされた佐久間の身体には、やや古めのものから新しいものまで、いくつもの傷や打撲痕などがあった。
(ここに来るまで、苦労させた……よな)
それでも、来てくれた。
よいしょ、と佐久間の身体をひっくり返し、むにゃむにゃという呟きを聞きながらうつ伏せにして背中も拭く。服を着せたい気もしたが、そこまでするのは難しそうだし、起こしてしまいそうな気がするのでやめにする。自分も裸のまま佐久間の横に戻り、布団を被った。指先を絡めると、先程その手が何をしたかを思い出し、ふわふわと全身が浮かぶような心持ちになる。部屋に最初からついていた安物のベッドが、突然高級になったようだ。
まだ寝るには早すぎる時間である。だから、こうやってしばらく横にいるだけ――のつもりだった。
佐久間の匂いに包まれて目を閉じる。そのうちに浮かれていた身体はゆっくりと沈んでいき、そして意識とともに深く溶けていったのだった。
あなたにおすすめの小説
処刑される悪役令息に転生したらなぜか推しの騎士団長がグイグイ近づいてくる
猫に小判
BL
交通事故で死んだはずの会社員・田中悠人は、気がつくとBL小説『恋と陰謀~はじまりは夜に~』の世界に転生していた。
しかも転生先は、原作で処刑される悪役令息エリオット。
当然そんな未来は回避したい。
原作知識を頼りに慎重に立ち回るつもりだったのに、気づけば王宮を揺るがす事件に巻き込まれていき――。
さらに困ったことに、原作で一番の推しだった騎士団長ガイウスがやたらと距離を詰めてきて……?
平穏に生きたい元悪役令息と、過保護な騎士団長がじれじれ距離を縮める話。
ガイウス(騎士団長)×エリオット(元悪役令息)
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
【完結】逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。抱かれたら身代わりがばれてしまうので初夜は断固拒否します!
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
隣国の国王キリアン(アルファ)に嫁がされたオメガの王子リュカ。
しかし実は、結婚から逃げ出した双子の弟セラの身代わりなのです…
本当の花嫁じゃないとばれたら大変!
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだんキリアンに惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
繋ぎの婚約を契約通り解消しようとしたら、王宮に溺愛軟禁されました
こたま
BL
エレンは子爵家のオメガ令息として産まれた。年上のアルファの王子殿下と年齢が釣り合うオメガ令息が少なく、他国との縁組も纏まらないため家格は低いが繋ぎとして一応婚約をしている。王子のことは兄のように慕っており、初恋の人ではあるけれど、契約終了時期か王子に想い人が現れた時には解消されるものと考えていた。ところが婚約解消時期の直前に王子宮に軟禁された。結婚を承諾するまでここから出さないと王子から溢れるほどの愛を与えられる。ハッピーエンドオメガバースBLです。
処刑エンドの悪役公爵、隠居したいのに溺愛されてます
ひなた翠
BL
目が覚めたら、やり込んだBLゲームの悪役公爵になっていた。
しかも手には鞭。目の前には涙を浮かべた美少年。
——このままじゃ、王太子に処刑される。
前世は冴えない社畜サラリーマン。今世は冷徹な美貌を持つ高位貴族のアルファ。
中身と外見の落差に戸惑う暇もなく、エリオットは処刑回避のための「隠居計画」を立てる。
囚われのオメガ・レオンを王太子カイルに引き渡し、爵位も領地も全部手放して、ひっそり消える——はずだった。
ところが動くほど状況は悪化していく。
レオンを自由にしようとすれば「傍にいたい」と縋りつかれ、
カイルに会えば「お前の匂いは甘い」と迫られ、
隠居を申し出れば「逃げるな」と退路を塞がれる。
しかもなぜか、子供の頃から飲んでいた「ビタミン剤」を忘れるたび、身体がおかしくなる。
周囲のアルファたちの視線が絡みつき、カイルの目の色が変わり——
自分でも知らなかった秘密が暴かれたとき、逃げ場はもう、どこにもなかった。
誰にも愛されなかった男が、異世界で「本当の自分」を知り、運命の番と出会う——
ギャップ萌え×じれったさ×匂いフェチ全開の、オメガバース転生BL。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。