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本編
6 かっこいい僕、即終了
「……レオナルド殿下はお優しいのですね。私なんかのような決してオメガらしさのない容姿では思うところもあ…」
「そんなことは断じてない!!!」
ダンっと勢いよく椅子から立ち上がりながら否定してしまった。普段は冷静な外面的態度を取れるのに、やはり推しであり、自虐的な言葉を述べられては笑顔でいることは無理だった。これは後でお説教されるだろうなとも思った。
「クリスは僕の自慢の婚約者だ。そんな悲しいことを言わないでほしい。これから僕は身も心ももっと成長してクリスにそんな思いをさせないから安心してほし……あっ」
ポロっ
「……これは?私への手紙ですか?」
熱弁していたせいで内ポケットに封印していた手紙が机に飛び出してきた。そんな公開処刑ある?本人の前で渡す愛の手紙があるか!
「なっ、それは………読まないでくれ。」
「フッ、アハハ!」
多分己の顔が面白いくらい熱くなってるのは鏡を見ずとも理解できる。その顔を面白がるかのように腹を抱えて笑う姿は完全に素のものだった。喜んでいいのやら悪いのやら。
「今日会えるとは聞かされていなくて、会話もないのも良くないと思い文を書いてみたのだが、…少々くさかったか?」
「ふふ、いえ、想って書いてくださることに価値があります。またお返事書かせて頂きますね。もちろん中身は読みません。」
「………それはどうやって返事を書くんだ。」
「うーん、そうですね秘密です。」
僕が書いた手紙をセンスのように口元に当て、艶やかに笑む姿に息を呑んだ。まだ13歳で美しいがすぎる。大丈夫か、これ大人になる頃には顔で尻にひかれそうだ。大マジで。
そんなこんなで全く示しのつかない終わりとなったが、クリスはちょっと心を開いてくれたようで結果オーライである。
何が良くないかと言えば、このあと陰に隠れていた家庭教師たちからお説教が待っていることくらいだ。
「そんなことは断じてない!!!」
ダンっと勢いよく椅子から立ち上がりながら否定してしまった。普段は冷静な外面的態度を取れるのに、やはり推しであり、自虐的な言葉を述べられては笑顔でいることは無理だった。これは後でお説教されるだろうなとも思った。
「クリスは僕の自慢の婚約者だ。そんな悲しいことを言わないでほしい。これから僕は身も心ももっと成長してクリスにそんな思いをさせないから安心してほし……あっ」
ポロっ
「……これは?私への手紙ですか?」
熱弁していたせいで内ポケットに封印していた手紙が机に飛び出してきた。そんな公開処刑ある?本人の前で渡す愛の手紙があるか!
「なっ、それは………読まないでくれ。」
「フッ、アハハ!」
多分己の顔が面白いくらい熱くなってるのは鏡を見ずとも理解できる。その顔を面白がるかのように腹を抱えて笑う姿は完全に素のものだった。喜んでいいのやら悪いのやら。
「今日会えるとは聞かされていなくて、会話もないのも良くないと思い文を書いてみたのだが、…少々くさかったか?」
「ふふ、いえ、想って書いてくださることに価値があります。またお返事書かせて頂きますね。もちろん中身は読みません。」
「………それはどうやって返事を書くんだ。」
「うーん、そうですね秘密です。」
僕が書いた手紙をセンスのように口元に当て、艶やかに笑む姿に息を呑んだ。まだ13歳で美しいがすぎる。大丈夫か、これ大人になる頃には顔で尻にひかれそうだ。大マジで。
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何が良くないかと言えば、このあと陰に隠れていた家庭教師たちからお説教が待っていることくらいだ。
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