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本編
9 イベントでも●ぬんなの!?
「面白い冗談言ってくれるじゃねえか。」
クツクツと不敵な笑みを浮かべる男に本能的にやばいと心臓が心拍数を上げる。
「…どうしてそう思うんだ?」
「………」
「言え」
「………」
「言えっ!!!」
黙っていたら余計に刺激そうなのでここは素直に答える方が賢明なのかもしれない。
「目の色が王族のものなので…」
「は?」
慌ててガラスの破片で犯人が目の色を確認するが、首を傾げる。どうやら黄金色の目は本人には見えていないようだった。
「なんで…お前に分かるんだよ……俺らはこんな目のせいで捨てられたのに…なんで、なんで…」
ブツブツと文句を言い、項垂れる姿はかなり不気味である。発言からしてかなり王家に恨みをもっていそうだ。今回の誘拐だってそれが起因しているのだろう。
だからと言って僕から声をかけることは何もない。『王族』それはは響きはいいかもしれないが、裏はヘドロのようにドロドロとしている。いかに自分の身を守れるかはもちろん、運も必要となってくる。絶対王政とはそういうものだ。だから同情はしてやれない。
「なんとか言えよ。お前たちが俺らを分かってくれなかったせいで……なあ!」
「…何があったのか分からないが、僕から言えることは何もない。例え恨みを持っていたとしても何故それを復讐に費やそうとする。計画性、気配を殺すのが上手い貴方なら冒険者とかの仕事につけば一躍有名になれるはずだ。それに誘拐は満足しただろう。今返してくれれば何も罪には問わない。」
「黙れクソ野郎がッ…!」
僕の言葉が求める答えではなかったことにはらわたを煮えくりかえらせた男が跳びかかってきた。
ここは海の上でゲームと全然違う。僕の人生はここまでのようだ。でも生の推しに会えて良かった。この手で幸せにしてあげられないのが残念だが。
「レオナルド殿下!!」
回想ムーブに浸っている僕の目の前に、聞き覚えのある声と共に魔法陣から飛び出してきたのは、婚約者のクリスだった。
クツクツと不敵な笑みを浮かべる男に本能的にやばいと心臓が心拍数を上げる。
「…どうしてそう思うんだ?」
「………」
「言え」
「………」
「言えっ!!!」
黙っていたら余計に刺激そうなのでここは素直に答える方が賢明なのかもしれない。
「目の色が王族のものなので…」
「は?」
慌ててガラスの破片で犯人が目の色を確認するが、首を傾げる。どうやら黄金色の目は本人には見えていないようだった。
「なんで…お前に分かるんだよ……俺らはこんな目のせいで捨てられたのに…なんで、なんで…」
ブツブツと文句を言い、項垂れる姿はかなり不気味である。発言からしてかなり王家に恨みをもっていそうだ。今回の誘拐だってそれが起因しているのだろう。
だからと言って僕から声をかけることは何もない。『王族』それはは響きはいいかもしれないが、裏はヘドロのようにドロドロとしている。いかに自分の身を守れるかはもちろん、運も必要となってくる。絶対王政とはそういうものだ。だから同情はしてやれない。
「なんとか言えよ。お前たちが俺らを分かってくれなかったせいで……なあ!」
「…何があったのか分からないが、僕から言えることは何もない。例え恨みを持っていたとしても何故それを復讐に費やそうとする。計画性、気配を殺すのが上手い貴方なら冒険者とかの仕事につけば一躍有名になれるはずだ。それに誘拐は満足しただろう。今返してくれれば何も罪には問わない。」
「黙れクソ野郎がッ…!」
僕の言葉が求める答えではなかったことにはらわたを煮えくりかえらせた男が跳びかかってきた。
ここは海の上でゲームと全然違う。僕の人生はここまでのようだ。でも生の推しに会えて良かった。この手で幸せにしてあげられないのが残念だが。
「レオナルド殿下!!」
回想ムーブに浸っている僕の目の前に、聞き覚えのある声と共に魔法陣から飛び出してきたのは、婚約者のクリスだった。
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