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本編
35 器の狭いナルシスト男が1人。
慌てて後を追ったものの、楽しそうに笑うクリスを見て、怒りが小さくなってしまった。その代わりと言わんばかりに、心臓がきゅっとなって苦しい。なんだこれは…?
結局今日は授業に全部出ることにした。いつもはクリスが絶対隣にいるのに今日はヤンにつきっきりで…ああつまらない。
だからと言って無理やり張り切っている彼の訓練を辞めさせて、連れて帰るのも束縛男みたいで…………ん?
まるで僕は嫉妬でもしているみたいじゃないか。
それに気がついた瞬間、羞恥で顔が赤くなる。なんと器の狭いことだ。ヤンがクリスのことをどう思ってるかはさておき、クリスにとってはヤンは友人かもしれないじゃないか。危うく携帯を確認するタイプ面倒くさいやつになるところだった。
まあ、クリスが負けて何かされるなど一切想像はつかないのでそこは安心だ。その上一応何かあったときのため、護衛をつけているので問題はない。
…………今日はクラスから視線を感じる。クリスが隣にいないのがそんなに珍しいか?
小声で従者の名を呼ぶと、気配が強くなったのを感じた。
「ご用件を。」
「粗末かもしれないが、今日はは一段と視線を感じて落ち着かないんだ。何故みんな僕を見てるか分かるかい?」
「………ああそれなら恐らくですがファンクラブの皆様ではないでしょうか。それに今日はクリス様がいらっしゃいませんので殿下のガードが緩いからかと。」
クリスが僕をガード?一体なんの話だ?それに、は?
「ファンクラブ?誰の。」
「殿下以外にいらっしゃいますか?」
「えー!僕そんなにかっこいいかな?」
げんなりした顔で影の従者から睨まれる。確かにナルシスト発言は認めるが、顔には2次元ゲーだけあって自信しかない。
というより来ました!漫画とかでしかありえないファンクラブ!!まさかここで味わえるとは思わなかったが。
「クラブのタイトルが『美殿下を見守り隊』ですので格好良いよりも、美しい方かと。」
「う、美しい!?」
ガーンとショックを受けた!由々しき自体だ!格好良いじゃなくて美しい………?僕の目指している形態と違いすぎるぞ!
「僕かなりかっこいい方だと思っていたんだけど……どうしたら脱美しいになるかな。」
「………。」
今度こそ変な目で僕を一瞥してから姿を消した。まるで「こんなことで呼ぶな」とでも言いたげかのように。
良いんだ別に。あの従者とは小さい頃から一緒なので腐れ縁みたいなものだし。
それにしても僕は第三者から見たら美しいのか。クリスからもそう思われていたら………まさか男として見られていない!?それに比べてヤンは僕と変わらない身長、僕よりも大きい筋肉、認めたくはないけど異国にあるあの特有の魅力溢れるフェロモン…………まずくないか、純粋なクリスは簡単にイチコロの可能性だってある。
やっぱり弟子なんて認めない!!けど、それで幻滅されたらどうしよう、、くっ、どうすればいいんだ。
結局今日は授業に全部出ることにした。いつもはクリスが絶対隣にいるのに今日はヤンにつきっきりで…ああつまらない。
だからと言って無理やり張り切っている彼の訓練を辞めさせて、連れて帰るのも束縛男みたいで…………ん?
まるで僕は嫉妬でもしているみたいじゃないか。
それに気がついた瞬間、羞恥で顔が赤くなる。なんと器の狭いことだ。ヤンがクリスのことをどう思ってるかはさておき、クリスにとってはヤンは友人かもしれないじゃないか。危うく携帯を確認するタイプ面倒くさいやつになるところだった。
まあ、クリスが負けて何かされるなど一切想像はつかないのでそこは安心だ。その上一応何かあったときのため、護衛をつけているので問題はない。
…………今日はクラスから視線を感じる。クリスが隣にいないのがそんなに珍しいか?
小声で従者の名を呼ぶと、気配が強くなったのを感じた。
「ご用件を。」
「粗末かもしれないが、今日はは一段と視線を感じて落ち着かないんだ。何故みんな僕を見てるか分かるかい?」
「………ああそれなら恐らくですがファンクラブの皆様ではないでしょうか。それに今日はクリス様がいらっしゃいませんので殿下のガードが緩いからかと。」
クリスが僕をガード?一体なんの話だ?それに、は?
「ファンクラブ?誰の。」
「殿下以外にいらっしゃいますか?」
「えー!僕そんなにかっこいいかな?」
げんなりした顔で影の従者から睨まれる。確かにナルシスト発言は認めるが、顔には2次元ゲーだけあって自信しかない。
というより来ました!漫画とかでしかありえないファンクラブ!!まさかここで味わえるとは思わなかったが。
「クラブのタイトルが『美殿下を見守り隊』ですので格好良いよりも、美しい方かと。」
「う、美しい!?」
ガーンとショックを受けた!由々しき自体だ!格好良いじゃなくて美しい………?僕の目指している形態と違いすぎるぞ!
「僕かなりかっこいい方だと思っていたんだけど……どうしたら脱美しいになるかな。」
「………。」
今度こそ変な目で僕を一瞥してから姿を消した。まるで「こんなことで呼ぶな」とでも言いたげかのように。
良いんだ別に。あの従者とは小さい頃から一緒なので腐れ縁みたいなものだし。
それにしても僕は第三者から見たら美しいのか。クリスからもそう思われていたら………まさか男として見られていない!?それに比べてヤンは僕と変わらない身長、僕よりも大きい筋肉、認めたくはないけど異国にあるあの特有の魅力溢れるフェロモン…………まずくないか、純粋なクリスは簡単にイチコロの可能性だってある。
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