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本編
53 おじさんと…おじいちゃん!?
ヤンとポチには学園で怪しい動きをしている人物はいないか見張ってもらうように命令した。
もちろん前回と同じことが起こらないようにクリスには何も伝えないでと言ってある。不安がられても困るし。
……………
「やあ、また会ったね。」
「あっ、ゲームのレオナルド!」
その日の夜、眠りにつくと再び謎の夢の世界に入っていた。
「もう2年生なのか。時の流れって早いなあ。」
ニコニコと優雅にお茶を飲みながら微笑みかけられる。その姿があまりにも眩しいので目を細めた。本物の王子ってやっぱなんか違う気がする!多分!
「二人とも同じ名前でややこしいから僕のことはレーナって呼んでよ。」
「女の姓みたいですね。」
「いいの。ここは二人っきりだし。」
それで何の用だと話しかけると、「残念ながら用がありけりで会えるものじゃないんだよ。サイクルは僕にも分からないからね。」と心底残念そうに言った。
一応身体の本来の持ち主だし、僕だって可能なら会ってあげたい気持ちはある。
「最近は何かトラブルあったりする?」
「え、?んーと…毎日がトラブルみたいなもの……あっ!惚れ薬のようなものが出回ってる可能性あるんです。」
「!」
僕の言葉にレーナは「ついにか。」と溢した。
「実は数えるのはやめたけど僕人生何十回目かでね。何度もその惚れ薬のせいで操られてクリスを断罪してしまうんだ。だから君も気を引き締めた方がいい。」
「ってええええ!!!」
さらっととんでもないことを……ゲームのレオナルドはまさかの『死に戻り系の転生者』だった!?それに数回とかいうレベルじゃないようで遥かに人生の大先輩………つまりおじいちゃ
「何か失礼なこと考えてない?」
「いっ、いいえ!」
……夢の世界って僕の心ダダ漏れだったりするのかな、、?
「もうこれは賭けに近いけど…最後に僕が生きていた時、ある『魔族』と契約を結んだんだ。僕の肉体を捧げる代わりにこの状況を打破して欲しいって。」
「そ、それが原因で僕が転生させられたかつ、魔族の力があるってこと?」
「正直この状況は予想もしていなかったんだけど、そうなるかもね。」
何としてもクリスを守り、物語を変えなければというプレッシャーが押し寄せる。最近流行りの転生したら推しの身近にいた系で無双するのとはわけが違う。お気楽に考えすぎていたのかもしれない。
「まあそう緊張しないで。僕は無意味に君に身体をあげたわけじゃない。考えはある。」
返事をしようとする前に視界がボヤける。それを分かっていてか彼は笑顔で手をひらひらと振っていた。
コンコン
「おはようございます、朝ですよ殿下。」
「おはよう。」
最近思うようになった。クリスのことが大好きなのは間違いない。ただこの感情はもしかしてレーナのものだったりするのだろうかと。
「でも今はそんなこと考えてる暇はないね。」
「?」
ポチが朝を起こしてきてから、一日が始まる。何としても切り抜けてやろうじゃないか!!
「いつもの護衛は休暇を与えているし行こうかポチ。今日は僕についてきて。」
「はい。」
レーナにはレーナなりの策があるらしい、ならその期待に応えられるよう僕は現実で動こうじゃないか。
もちろん前回と同じことが起こらないようにクリスには何も伝えないでと言ってある。不安がられても困るし。
……………
「やあ、また会ったね。」
「あっ、ゲームのレオナルド!」
その日の夜、眠りにつくと再び謎の夢の世界に入っていた。
「もう2年生なのか。時の流れって早いなあ。」
ニコニコと優雅にお茶を飲みながら微笑みかけられる。その姿があまりにも眩しいので目を細めた。本物の王子ってやっぱなんか違う気がする!多分!
「二人とも同じ名前でややこしいから僕のことはレーナって呼んでよ。」
「女の姓みたいですね。」
「いいの。ここは二人っきりだし。」
それで何の用だと話しかけると、「残念ながら用がありけりで会えるものじゃないんだよ。サイクルは僕にも分からないからね。」と心底残念そうに言った。
一応身体の本来の持ち主だし、僕だって可能なら会ってあげたい気持ちはある。
「最近は何かトラブルあったりする?」
「え、?んーと…毎日がトラブルみたいなもの……あっ!惚れ薬のようなものが出回ってる可能性あるんです。」
「!」
僕の言葉にレーナは「ついにか。」と溢した。
「実は数えるのはやめたけど僕人生何十回目かでね。何度もその惚れ薬のせいで操られてクリスを断罪してしまうんだ。だから君も気を引き締めた方がいい。」
「ってええええ!!!」
さらっととんでもないことを……ゲームのレオナルドはまさかの『死に戻り系の転生者』だった!?それに数回とかいうレベルじゃないようで遥かに人生の大先輩………つまりおじいちゃ
「何か失礼なこと考えてない?」
「いっ、いいえ!」
……夢の世界って僕の心ダダ漏れだったりするのかな、、?
「もうこれは賭けに近いけど…最後に僕が生きていた時、ある『魔族』と契約を結んだんだ。僕の肉体を捧げる代わりにこの状況を打破して欲しいって。」
「そ、それが原因で僕が転生させられたかつ、魔族の力があるってこと?」
「正直この状況は予想もしていなかったんだけど、そうなるかもね。」
何としてもクリスを守り、物語を変えなければというプレッシャーが押し寄せる。最近流行りの転生したら推しの身近にいた系で無双するのとはわけが違う。お気楽に考えすぎていたのかもしれない。
「まあそう緊張しないで。僕は無意味に君に身体をあげたわけじゃない。考えはある。」
返事をしようとする前に視界がボヤける。それを分かっていてか彼は笑顔で手をひらひらと振っていた。
コンコン
「おはようございます、朝ですよ殿下。」
「おはよう。」
最近思うようになった。クリスのことが大好きなのは間違いない。ただこの感情はもしかしてレーナのものだったりするのだろうかと。
「でも今はそんなこと考えてる暇はないね。」
「?」
ポチが朝を起こしてきてから、一日が始まる。何としても切り抜けてやろうじゃないか!!
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「はい。」
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