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本編
62 これって浮気…?
「…そんなんでいいの君たち。」
ポチが言っていたのは純粋にハグ、ヤンは鞭打ちだし手柄に釣り合わなさすぎる。
もちろん王族の威厳というものがあるので後々別の褒美は使いに送るとして、まずは本人が望むのを叶えてあげよう。
ヤンがいるし、別に下心ある触れ合いではないしこれは浮気ではない。…多分。
「ほらポチおいで。」
ポンポンと太ももを叩けば、ポチは驚いたように目を見開いた。
「……私が殿下の上に、乗る?」
「だってそれくらいしないと釣り合わないだろう。」
「や、やっぱりこれはなしで………」
1歩下がった彼に僕は焦れったくなって腕をひいた。
「おあ、!」
バランスを崩した彼を受け止めてやると彼は真っ赤になって小さくなった。身なりには気を遣っているのだろう、ほんのり甘くて大人っぽい良い匂いがする。
ポチには弟がいると言っていたし、僕はその代わりにでも見えているのだろう。それに婚礼期だって最近逃した所だ。早めに伴侶を作ったほうがいいというのに……
だがしかしな、そこまで顔を赤くされてしまうと、僕も少々恥ずかしくなりもっと強く引き寄せて顔が見れないようにした。隙間から見えるヤンはいつもに増してニヤニヤしており、赤くなった僕を揶揄われているので、「次は君だから待っとけ」と視線を送りあしらえば、嬉しそうに身震いした。……イッた?
「どう?満足した?」
「………はぃ…ぁっでも、も、もう少し。」
まったく…人肌恋しがっちゃって。これくらいならやってやらんこともないが、クリスにまた変な勘違いされても嫌なので僕から提案するのはやめといた。
どちらか分からないが(おそらくポチだ)心臓の音がうるさい。ドキドキと僕まで伝わってくる。
それにしても熱くないか。まさか熱でもあるのでは!?
慌てて上半身を引き剥がし驚いて固まる彼を無視しておでこを合わせる。
んー?いや勘違いだったみたいだ。
「ちかっ、ぁ、で、殿下………」
今度こそ耳まで赤くした彼はヘナヘナと脚から降りた。短い時間だったけど満足してくれたようでなによりだ。
ポチは案外純情なんだな、可愛いところがあるじゃないか。
これは誰かさんの反動のせいだとは思うが、可愛いものを見ると何かそそるものがある。大切にして閉じ込めてしまいたいような………流石に実行するまでとはいかないが、癖として出てるなとは思う。
ポチのせいにしてたがドキドキは僕もしていたようで、かなりうるさかった。僕はクリスが好きだけど……クリスと一緒にいる時と同じ高鳴りというか……
「そんな…まさかな。」
これはポチがあまりにもウブな乙女のように恥ずかしがるからだ。見ているこっちに移ってしまうくらいには。だから早くこの鼓動を鎮め、ヤンと向き直った。
先に終わらすものは終わらせておこう。功績をあげた問題児を処理しようじゃないか。
ポチが言っていたのは純粋にハグ、ヤンは鞭打ちだし手柄に釣り合わなさすぎる。
もちろん王族の威厳というものがあるので後々別の褒美は使いに送るとして、まずは本人が望むのを叶えてあげよう。
ヤンがいるし、別に下心ある触れ合いではないしこれは浮気ではない。…多分。
「ほらポチおいで。」
ポンポンと太ももを叩けば、ポチは驚いたように目を見開いた。
「……私が殿下の上に、乗る?」
「だってそれくらいしないと釣り合わないだろう。」
「や、やっぱりこれはなしで………」
1歩下がった彼に僕は焦れったくなって腕をひいた。
「おあ、!」
バランスを崩した彼を受け止めてやると彼は真っ赤になって小さくなった。身なりには気を遣っているのだろう、ほんのり甘くて大人っぽい良い匂いがする。
ポチには弟がいると言っていたし、僕はその代わりにでも見えているのだろう。それに婚礼期だって最近逃した所だ。早めに伴侶を作ったほうがいいというのに……
だがしかしな、そこまで顔を赤くされてしまうと、僕も少々恥ずかしくなりもっと強く引き寄せて顔が見れないようにした。隙間から見えるヤンはいつもに増してニヤニヤしており、赤くなった僕を揶揄われているので、「次は君だから待っとけ」と視線を送りあしらえば、嬉しそうに身震いした。……イッた?
「どう?満足した?」
「………はぃ…ぁっでも、も、もう少し。」
まったく…人肌恋しがっちゃって。これくらいならやってやらんこともないが、クリスにまた変な勘違いされても嫌なので僕から提案するのはやめといた。
どちらか分からないが(おそらくポチだ)心臓の音がうるさい。ドキドキと僕まで伝わってくる。
それにしても熱くないか。まさか熱でもあるのでは!?
慌てて上半身を引き剥がし驚いて固まる彼を無視しておでこを合わせる。
んー?いや勘違いだったみたいだ。
「ちかっ、ぁ、で、殿下………」
今度こそ耳まで赤くした彼はヘナヘナと脚から降りた。短い時間だったけど満足してくれたようでなによりだ。
ポチは案外純情なんだな、可愛いところがあるじゃないか。
これは誰かさんの反動のせいだとは思うが、可愛いものを見ると何かそそるものがある。大切にして閉じ込めてしまいたいような………流石に実行するまでとはいかないが、癖として出てるなとは思う。
ポチのせいにしてたがドキドキは僕もしていたようで、かなりうるさかった。僕はクリスが好きだけど……クリスと一緒にいる時と同じ高鳴りというか……
「そんな…まさかな。」
これはポチがあまりにもウブな乙女のように恥ずかしがるからだ。見ているこっちに移ってしまうくらいには。だから早くこの鼓動を鎮め、ヤンと向き直った。
先に終わらすものは終わらせておこう。功績をあげた問題児を処理しようじゃないか。
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