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番外編ストーリー要素強めなR-18
6 【クリス・イグリエ視点】明けの朝
「う、ん………。」
眩しい光に目を覚ますとそこには安らかなレオの寝顔があった。ついに昨夜してしまったのだと思うと思わずカァと顔が熱くなる。
身体は清められており、殿下がすべてやってくれたのだと思うと感心してしまった。
それにしても彼は絶倫なのだろうか……記憶の限りでは一回出したくらいじゃ全く萎えていなかったのを思い出す。はて、あれはどうしたのか。
チラッと下の方を伺えばそれは静かになっていた。自分で処理なさったのだろうと考えたら若干申し訳なさが勝つ。
だけど、あんな気持ちがいいのがたくさんで2回戦までもっていけるのだろうか。己の快楽の耐性が未熟すぎたみたいだ。
ここから出ようとするが一体どこからこんな強い力が出ているのだろう腕が腰を抑えているだけでなく、昨夜出てしまった翼がまるで何かから守るように私の身体を包めていた。
モゾモゾとしていると流石に伝わってしまったかレオが「うっ、」と言いながら眉を寄せ目を開いた。
彷徨っていた視線がパッチリと合う。
「おはようござい゛ます、レオ。」
「っ、!?」
あれだけ叫んだ記憶はあるので声は大丈夫なはずがないが、夫婦になって初めての挨拶をすると、彼は大きな目が最大限まで開き、何かに怯えるかのように飛び上がった。
「………なにしてる゛んですか、?」
「………。」
そこにはベッドから降りて真っ裸で翼を醸したまま正座をしている殿下の姿があった。
「……つい我を忘れてしまって昨夜は無体を強いてしまい、すまなかった。」
あまりにも真剣な顔で謝罪をするので笑いが込み上げてくる。こんなにも私は幸せだというのに、反対に彼は申し訳なさそうなオーラを出しているからだ。
「とり゛あえず服を着ましょう、か。」
「あ、ああ。」
痛む腰を我慢して彼の背中を押せば、フラフラと心許ない足で水と簡素な服を持ってきてくれた。
「ぷはあ。生き返った……。」
「……身体は大丈夫か、痛むよね…。」
やってしまったという顔で完全に自分の世界に閉じこもっている。私はちっとも気にしてないというのに。
「旦那様……またシようと言った約束はお忘れですか?」
「えっ、いや、覚えているけど……。」
「ふふ……約束、ですよ。」
機嫌良く言えば、殿下は意味がわからないと言いたげな表情でこちらを見ていた。
「今日は一日時間を設けてるでしょう。街でお忍びデートしましょう。とりあえずヤンさんを呼んできますね。その見目じゃ外に出れないでしょうから。」
「……?」
先に起きた私よりまだ思考が追いついていないようなので、言葉の意味を咀嚼している彼を置いて部屋を出た。
どうやらレオは朝に弱いらしい。可愛い姿を見れて思わず笑顔が溢れた。
あれだけナカに出されていては立ち上がると漏れてきているのがわかったので、ついでに用意していた栓をするものを別の部屋から取りに行こうと思案する。
発情期に入らないと孕むことはないが、どうしてもなくなるのは寂しくて……。
頸の傷跡を今そっと触れる。かなり強めに噛まれていたみたいで、ないはずの凹凸がそこにはあった。でも愛おしくて撫でるように触ってしまう。
知らぬ間に出ていた血は瘡蓋となり傷を癒そうと励んでいるが、私はそれが気に入らないので、かなり幼稚だと思った。
「クリス様、どちらに行かれるのですか?」
「え、?」
顔をあげるとそこには少々寝癖のついたポチが驚いた顔でこちらを見ていた。
「おはようございます。ヤンさんを探しに行こうかと思いまして。……その殿下の翼が出てしまっていて。」
「おはようございます。……あー、私たちが殿下に怒られてしまうので呼んでまいります。どうか部屋にいてください。それにクリス様を探して殿下が部屋から出てきてしまうでしょうから。」
と、後ろのを指すので振り返って見ると、レオのいるはずの部屋がたった今開いたのだ。
「嘘!?れ、レオ!いけません!!」
彼を止めるために慌てて駆けつけて、元いた部屋に私まで強制連行になった。早めに栓をしといたいのだが、断念した方が良さそうだ。
眩しい光に目を覚ますとそこには安らかなレオの寝顔があった。ついに昨夜してしまったのだと思うと思わずカァと顔が熱くなる。
身体は清められており、殿下がすべてやってくれたのだと思うと感心してしまった。
それにしても彼は絶倫なのだろうか……記憶の限りでは一回出したくらいじゃ全く萎えていなかったのを思い出す。はて、あれはどうしたのか。
チラッと下の方を伺えばそれは静かになっていた。自分で処理なさったのだろうと考えたら若干申し訳なさが勝つ。
だけど、あんな気持ちがいいのがたくさんで2回戦までもっていけるのだろうか。己の快楽の耐性が未熟すぎたみたいだ。
ここから出ようとするが一体どこからこんな強い力が出ているのだろう腕が腰を抑えているだけでなく、昨夜出てしまった翼がまるで何かから守るように私の身体を包めていた。
モゾモゾとしていると流石に伝わってしまったかレオが「うっ、」と言いながら眉を寄せ目を開いた。
彷徨っていた視線がパッチリと合う。
「おはようござい゛ます、レオ。」
「っ、!?」
あれだけ叫んだ記憶はあるので声は大丈夫なはずがないが、夫婦になって初めての挨拶をすると、彼は大きな目が最大限まで開き、何かに怯えるかのように飛び上がった。
「………なにしてる゛んですか、?」
「………。」
そこにはベッドから降りて真っ裸で翼を醸したまま正座をしている殿下の姿があった。
「……つい我を忘れてしまって昨夜は無体を強いてしまい、すまなかった。」
あまりにも真剣な顔で謝罪をするので笑いが込み上げてくる。こんなにも私は幸せだというのに、反対に彼は申し訳なさそうなオーラを出しているからだ。
「とり゛あえず服を着ましょう、か。」
「あ、ああ。」
痛む腰を我慢して彼の背中を押せば、フラフラと心許ない足で水と簡素な服を持ってきてくれた。
「ぷはあ。生き返った……。」
「……身体は大丈夫か、痛むよね…。」
やってしまったという顔で完全に自分の世界に閉じこもっている。私はちっとも気にしてないというのに。
「旦那様……またシようと言った約束はお忘れですか?」
「えっ、いや、覚えているけど……。」
「ふふ……約束、ですよ。」
機嫌良く言えば、殿下は意味がわからないと言いたげな表情でこちらを見ていた。
「今日は一日時間を設けてるでしょう。街でお忍びデートしましょう。とりあえずヤンさんを呼んできますね。その見目じゃ外に出れないでしょうから。」
「……?」
先に起きた私よりまだ思考が追いついていないようなので、言葉の意味を咀嚼している彼を置いて部屋を出た。
どうやらレオは朝に弱いらしい。可愛い姿を見れて思わず笑顔が溢れた。
あれだけナカに出されていては立ち上がると漏れてきているのがわかったので、ついでに用意していた栓をするものを別の部屋から取りに行こうと思案する。
発情期に入らないと孕むことはないが、どうしてもなくなるのは寂しくて……。
頸の傷跡を今そっと触れる。かなり強めに噛まれていたみたいで、ないはずの凹凸がそこにはあった。でも愛おしくて撫でるように触ってしまう。
知らぬ間に出ていた血は瘡蓋となり傷を癒そうと励んでいるが、私はそれが気に入らないので、かなり幼稚だと思った。
「クリス様、どちらに行かれるのですか?」
「え、?」
顔をあげるとそこには少々寝癖のついたポチが驚いた顔でこちらを見ていた。
「おはようございます。ヤンさんを探しに行こうかと思いまして。……その殿下の翼が出てしまっていて。」
「おはようございます。……あー、私たちが殿下に怒られてしまうので呼んでまいります。どうか部屋にいてください。それにクリス様を探して殿下が部屋から出てきてしまうでしょうから。」
と、後ろのを指すので振り返って見ると、レオのいるはずの部屋がたった今開いたのだ。
「嘘!?れ、レオ!いけません!!」
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