5 / 38
第1章 わたし、エステサロン作ります!!
第5話 はじまり
しおりを挟む
その少女は、湖のほとりに立っていた。
ずっと動かず立っていた。
どのくらいの時間が過ぎただろう。
「オギャー!!」
少女は突然、産声をあげた。
「え?え?何なに??」
「ここどこ?てか、わたし今『オギャー』とか言った?恥ずかしー・・・」
「あれ?そういえば私、死んだんじゃ・・・」
「あ、そうか。神様に転生させてもらったんだ。」
「え?てことは、ここ異世界?」
「ウソー!?ホントに異世界なの?剣と魔法の?」
「じゃあじゃあ、アレ出るのかな?出るのかな??」
「よーし、出すぞー。出しちゃうぞー。」
少女は左の手のひらを掲げ、こう叫んだ―――
「ステータス!!」
少女の目の前に半透明のパネルが広がる。
「でたー!ステータスウインドウ!!」
「やっぱ出るよねー♪」
「どれどれ、名前は・・・」
「フローレンス・真白・アルメリア・・・か、可愛い♡」
「年齢は17・・・ん?17歳!?」
「え!私、17歳なの?ウソー!?いいのー?」
「ホントにホントに17歳?キャー!うれしー!!」
「でもいいの?犯罪じゃない?ホントに?ムフフフ・・・♡」
「え~っと、続きつづき。」
「ヒューマン系でLv1のエステティシャン見習い・・・マジ?」
「憧れのエステティシャン・・・神様ありがとう♪」
「体力:ある 魔力:ある 力:よわい 敏捷:おそい・・・?」
「何これ?雑!ざっくりしすぎじゃない?」
「数字じゃないの?わかりにくいなぁ・・・いや、寧ろわかりやすいのか?」
「う~ん、まぁいっか。」
「で、スキル、スキルっと・・・エステ?」
「え~っと・・・エステ!!」
両手を突き出した!・・・シーン―――
「何も起きない。どうやって使うの?」
「神様、何も言ってくれないんだもんなぁ・・・」
「やれやれ・・・ステータスはもういいや。」
「じゃあ、そろそろ~。見て良いですか~?」
「17歳の、わ・た・し♡」
真白はおもむろに湖に近づくと、波ひとつない水面を覗き込んだ。
そこには、まだあどけなさの残る少女の姿があった。
長いまつげに、大きな目。
黒く大きな瞳は、少しゴールドが混じっているようにも見える。
小さな鼻に、薄めの唇。
背中の真ん中くらいまで伸びたストレートヘアー。
奇麗な黒髪で、シルバーの艶が眩しい。
メイクはしていないようだ。
17歳のウル艶肌には必要ないよね。
「私、カワイイ♡」
真白が自分の姿に見惚れていると、遠くの方で何か聞こえた気がした。
「キャーッ!!」
今度は、ハッキリ聞こえた。
真白は、考える間もなく飛び出して行った。
ずっと動かず立っていた。
どのくらいの時間が過ぎただろう。
「オギャー!!」
少女は突然、産声をあげた。
「え?え?何なに??」
「ここどこ?てか、わたし今『オギャー』とか言った?恥ずかしー・・・」
「あれ?そういえば私、死んだんじゃ・・・」
「あ、そうか。神様に転生させてもらったんだ。」
「え?てことは、ここ異世界?」
「ウソー!?ホントに異世界なの?剣と魔法の?」
「じゃあじゃあ、アレ出るのかな?出るのかな??」
「よーし、出すぞー。出しちゃうぞー。」
少女は左の手のひらを掲げ、こう叫んだ―――
「ステータス!!」
少女の目の前に半透明のパネルが広がる。
「でたー!ステータスウインドウ!!」
「やっぱ出るよねー♪」
「どれどれ、名前は・・・」
「フローレンス・真白・アルメリア・・・か、可愛い♡」
「年齢は17・・・ん?17歳!?」
「え!私、17歳なの?ウソー!?いいのー?」
「ホントにホントに17歳?キャー!うれしー!!」
「でもいいの?犯罪じゃない?ホントに?ムフフフ・・・♡」
「え~っと、続きつづき。」
「ヒューマン系でLv1のエステティシャン見習い・・・マジ?」
「憧れのエステティシャン・・・神様ありがとう♪」
「体力:ある 魔力:ある 力:よわい 敏捷:おそい・・・?」
「何これ?雑!ざっくりしすぎじゃない?」
「数字じゃないの?わかりにくいなぁ・・・いや、寧ろわかりやすいのか?」
「う~ん、まぁいっか。」
「で、スキル、スキルっと・・・エステ?」
「え~っと・・・エステ!!」
両手を突き出した!・・・シーン―――
「何も起きない。どうやって使うの?」
「神様、何も言ってくれないんだもんなぁ・・・」
「やれやれ・・・ステータスはもういいや。」
「じゃあ、そろそろ~。見て良いですか~?」
「17歳の、わ・た・し♡」
真白はおもむろに湖に近づくと、波ひとつない水面を覗き込んだ。
そこには、まだあどけなさの残る少女の姿があった。
長いまつげに、大きな目。
黒く大きな瞳は、少しゴールドが混じっているようにも見える。
小さな鼻に、薄めの唇。
背中の真ん中くらいまで伸びたストレートヘアー。
奇麗な黒髪で、シルバーの艶が眩しい。
メイクはしていないようだ。
17歳のウル艶肌には必要ないよね。
「私、カワイイ♡」
真白が自分の姿に見惚れていると、遠くの方で何か聞こえた気がした。
「キャーッ!!」
今度は、ハッキリ聞こえた。
真白は、考える間もなく飛び出して行った。
6
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる