15 / 38
第2章 ただいま開店準備中!!
第3話 天才少女
しおりを挟む
私の名前はアンジュ。
今、とても後悔している。
どうして、こんなことになったのだろう―――
草木が生い茂り光が届かない室内
舞い上がるホコリ
蜘蛛の巣をかき分け進む
カビと湿気の臭いが立ち込める最深部・・・
なんとも不気味な風貌の幽霊がこちらを見ている。
「ま、ま、真白ネェ・・・う、うしろ」
「え?どうしたのアンジュ?」
「ひぃっ!・・・ま、真白」
「え?美桜まで?」
・・・ドサッ
「え?ミーナ?・・・気絶してる!」
「ちょっと、みんな~。どうしたのよぉ。」
「何やお前ら!失礼なやっちゃな!!」
幽霊が叫んだ―――
「ギャー!!」
「キャー!!」
「あれ?マミー。居たの?」
「居たの?やないでー!オレのこと忘れとったやろ。」
「あはは、ゴメンごめん。忙しかったからさー。」
「あ、あの・・・真白の・・・知り合いか?」
「あ~、紹介してなかったね。え~っと、使い魔?みたいな?」
「誰が使い魔やねん!ダチやダチ、マブダチやで!」
「そ、そうか。使い魔だったのか。」
「マブダチや!ま・ぶ・だ・ち。」
「ねぇ、使い魔ってなぁに?」
「そうだな~、お手伝いさんみたいな感じだな。」
「誰がお手伝いさんやねん!・・・て、もうええわ。」
「この子はマミー。みんなヨロシクね。」
「ヨロシクやで!」
「あ、ああ。よろしく頼む。」
「こんにちは!マミー。」
「おぅ、こんにちは!ええ子やんか。」
「で、マミー。何しに出てきたの?」
「ん?ああ、アドバイスしてやろう思ってな。」
「アドバイス?」
「そや。この物件、なかなかのモンやで。」
「そうなの?ボロボロだけど?」
「そんなもんは何とでもなるわ。」
「ここにはええ気が流れとる。」
「ちゃんとキレイにして御日様いれて。」
「水だけイマイチやから、水道管替えてもらえ。」
「ふ~ん、そっか。ありがと♪」
「あ、ミーナ。大丈夫?」
「ごめんねー。この子、私の友達なの。」
「マミーっていうの。ヨロシクね。」
「マミー・・・。」
「それでね、ミーナ。ここに決めたよ。」
「え?本気ですか?」
「うん。水道管って替えてもらえるかな?」
「あ~、そうですね。古くなってるので無償で交換しておきます。」
「やった。ありがとう。」
「それと、お金なんだけど・・・支払い待ってもらえるかな?」
「う~ん、頭金で10万WNほど入れていただければ、多少は。」
「わかった。ギルドに戻ったら払うよ。」
「ところで、稼げるギルドクエストとかない?」
「あるにはありますが、お2人はまだEランクですから受けられませんね。」
「そっかぁ・・・どうにかならない?」
「まぁランクの高いメンバーと一緒なら大丈夫ですけど。」
「なるほど・・・わかった。ありがとう。」
翌日―――
真白と美桜は出かけて行った。
Eランクのクエストをこなしながら、上位ランクの仲間を探すらしい。
私は食堂へ。
扉を開けるとコーヒーの香りが漂ってきた。
カウンターでは今日も老人が1人、コーヒーをすすっている。
「先生、おはよう。」
「おお、お嬢さん。おはよう。」
「お勉強、教えてくれる?」
「ほっほっほ。もちろんじゃとも。」
3日目―――
新聞を読むのに苦労しなくなった。
九九を覚えた。
5日目―――
長編小説を読破した。
方程式をマスターした。
7日目―――
2人はFランクに上がったらしい。
私は先生と図書館へ来た。
絵本から学術書まで何でもそろっている。
1冊の魔導書を手に取る。
見たこともない古代文字で書かれている。
しかし、不思議と理解できた。
先生が小さなガラス玉を差し出してきた。
私はそれを受け取ると、ガラス玉に”気”を込める。
すると、ガラス玉は緑色の光を放ち粉砕した。
「ほう・・・」
先生の嬉しそうな顔を見て、私も嬉しくなった。
私の名前はアンジュ。
今、とても後悔している。
どうして、こんなことになったのだろう―――
草木が生い茂り光が届かない室内
舞い上がるホコリ
蜘蛛の巣をかき分け進む
カビと湿気の臭いが立ち込める最深部・・・
なんとも不気味な風貌の幽霊がこちらを見ている。
「ま、ま、真白ネェ・・・う、うしろ」
「え?どうしたのアンジュ?」
「ひぃっ!・・・ま、真白」
「え?美桜まで?」
・・・ドサッ
「え?ミーナ?・・・気絶してる!」
「ちょっと、みんな~。どうしたのよぉ。」
「何やお前ら!失礼なやっちゃな!!」
幽霊が叫んだ―――
「ギャー!!」
「キャー!!」
「あれ?マミー。居たの?」
「居たの?やないでー!オレのこと忘れとったやろ。」
「あはは、ゴメンごめん。忙しかったからさー。」
「あ、あの・・・真白の・・・知り合いか?」
「あ~、紹介してなかったね。え~っと、使い魔?みたいな?」
「誰が使い魔やねん!ダチやダチ、マブダチやで!」
「そ、そうか。使い魔だったのか。」
「マブダチや!ま・ぶ・だ・ち。」
「ねぇ、使い魔ってなぁに?」
「そうだな~、お手伝いさんみたいな感じだな。」
「誰がお手伝いさんやねん!・・・て、もうええわ。」
「この子はマミー。みんなヨロシクね。」
「ヨロシクやで!」
「あ、ああ。よろしく頼む。」
「こんにちは!マミー。」
「おぅ、こんにちは!ええ子やんか。」
「で、マミー。何しに出てきたの?」
「ん?ああ、アドバイスしてやろう思ってな。」
「アドバイス?」
「そや。この物件、なかなかのモンやで。」
「そうなの?ボロボロだけど?」
「そんなもんは何とでもなるわ。」
「ここにはええ気が流れとる。」
「ちゃんとキレイにして御日様いれて。」
「水だけイマイチやから、水道管替えてもらえ。」
「ふ~ん、そっか。ありがと♪」
「あ、ミーナ。大丈夫?」
「ごめんねー。この子、私の友達なの。」
「マミーっていうの。ヨロシクね。」
「マミー・・・。」
「それでね、ミーナ。ここに決めたよ。」
「え?本気ですか?」
「うん。水道管って替えてもらえるかな?」
「あ~、そうですね。古くなってるので無償で交換しておきます。」
「やった。ありがとう。」
「それと、お金なんだけど・・・支払い待ってもらえるかな?」
「う~ん、頭金で10万WNほど入れていただければ、多少は。」
「わかった。ギルドに戻ったら払うよ。」
「ところで、稼げるギルドクエストとかない?」
「あるにはありますが、お2人はまだEランクですから受けられませんね。」
「そっかぁ・・・どうにかならない?」
「まぁランクの高いメンバーと一緒なら大丈夫ですけど。」
「なるほど・・・わかった。ありがとう。」
翌日―――
真白と美桜は出かけて行った。
Eランクのクエストをこなしながら、上位ランクの仲間を探すらしい。
私は食堂へ。
扉を開けるとコーヒーの香りが漂ってきた。
カウンターでは今日も老人が1人、コーヒーをすすっている。
「先生、おはよう。」
「おお、お嬢さん。おはよう。」
「お勉強、教えてくれる?」
「ほっほっほ。もちろんじゃとも。」
3日目―――
新聞を読むのに苦労しなくなった。
九九を覚えた。
5日目―――
長編小説を読破した。
方程式をマスターした。
7日目―――
2人はFランクに上がったらしい。
私は先生と図書館へ来た。
絵本から学術書まで何でもそろっている。
1冊の魔導書を手に取る。
見たこともない古代文字で書かれている。
しかし、不思議と理解できた。
先生が小さなガラス玉を差し出してきた。
私はそれを受け取ると、ガラス玉に”気”を込める。
すると、ガラス玉は緑色の光を放ち粉砕した。
「ほう・・・」
先生の嬉しそうな顔を見て、私も嬉しくなった。
4
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる