21 / 25
第2章 ただいま開店準備中!!
第9話 修行
しおりを挟む
美桜とレオは早朝からトレーニングに励んでいた。
「ミオの武器は、スピードと柔軟性だ。」
「はい。」
「だが、腕力は足りない。」
「・・・はい。」
「責めているんじゃないぞ。筋力はこれから鍛えればいいんだ。」
「はい!」
「しかし、今すぐどうにかなるものでもない。」
「はい。」
「そこでだ、今は相手の力を利用することを考えてみろ。」
「はい!・・・利用、ですか?」
「そうだ。」
「打って来てみろ!」
「はい!」
高速ステップ!
低く沈み込み、間合いを詰める!
胸部への打突!!―――
美桜の目の前には、まだ薄暗い空が広がっていた。
「え?」
「どうだ?何をされたか分かったか?」
美桜は、地面に寝転がっていた。
レオが手を差し伸べる。
「あ・・・ありがとうございます。」
手を取る美桜。
少し頬が紅潮しているのは、朝焼けのせいだろうか。
「・・・何が起きたのか、分かりません。」
「そうか。俺は今、ほとんど力を使っていないんだ。」
「ミオの打ってきた手首を取って、軽く捻っただけだ。」
「まぁ、首に軽く手刀を入れておいたがな。ガッハッハ。」
ズキッ
今頃、首に痛みが・・・
確かに、打たれていたようだ。
「痛かったか?スマンすまん。治療しておこう。」
「ヒール」
「え?治癒魔法使えるんですか?」
「かすり傷くらいしか治せないがな。ガッハッハ!」
早朝の公園に、レオの笑い声が響いた―――
「あれ?この声、レオかな?」
「ほっほっほ。朝から元気なやつじゃの。」
広い公園。
美桜たちとは反対側の広場に、アンジュとオルディスは来ていた。
「それじゃあ、わしらも始めるかの。」
「はい、先生。」
「かかって来なさい。」
「いきます!」
「ウインドバレット!」
風の弾丸がオルディスを捉えた。
バシュッ!
「アクアミラージュ。」
オルディスは霧散しアンジュの後方に現れた。
「ほっほっほ。こっちじゃよ。」
「くっ!」
「鎌鼬!」
幾重もの風の刃がオルディスを襲う。
バシュシュシュシュッ!
「アクアウォール。」
水の壁が刃を飲み込んだ。
「ほっほっほ。こっちの番かの。」
「アクアランス。」
水の槍がアンジュを狙う。
「ウインドミル!」
風の力で槍が泡と消えた。
「ほう。これならどうじゃ?」
「アクアチェイン。」
水の鎖でアンジュを拘束。
「タイダルウェイブ。」
巨大な水流がアンジュを飲み込んだ。
ゴボゴボゴボ・・・
「ブホッ!ゴホッゴホッ・・・」
「そろそろ、終わりかの?」
「ま、まだまだ!」
「山嵐!」
天空から吹き降ろす強風がオルディスを巻き上げた。
「むぅ・・・」
ストン
オルディスは軽やかに着地。
「ほっほっほ。やるではないか。」
「えへへ。」
「では、ちょっと本気を出すかの。」
オルディスの表情が変わる―――
「海龍神ーリヴァイアサンー」
空気中や大地から水分が集まり始める・・・
やがて、光り輝く大きな海龍が実体を現した。
「ハッ・・・」
その姿を見たアンジュは恐れで震えている。
「どうじゃ?降参かの。」
「くっ・・・ウインドバレット!」
「ウインドカッター!」
「鎌鼬!」
「テンペストアロー!」
「神風!」
リヴァイアサンは全ての攻撃を受け流し、口から巨大な水球を吐き出した。
アンジュはギリギリで水球をかわしたが、様子がおかしい・・・
「ぅわあああぁぁぁーーーー!!」
アンジュの無茶苦茶な攻撃!
パニックになっているようだ。
「アンジュよ、落ち着きなさい。」
「わあぁぁーーー!!」
バシュッ!
リヴァイアサンに攻撃が当たった。
「むっ!」
「わあぁぁーーー!!」
「アビスプリズン。」
水の監獄がアンジュを閉じ込めた。
「ヒーリングミスト。」
優しい霧がアンジュを包み込み、アンジュは眠りに落ちた・・・
「まだまだじゃの。しかし・・・」
「わしのリヴァイアサンに傷をつけるか・・・楽しいのぉ。」
「ほっほっほ。」
早朝の公園に、オルディスの笑い声が響いた―――
一方、真白はまだベッドの中だった・・・
「あぁ、可愛いパンツ・・・ムニャムニャ・・・」
美桜とレオは早朝からトレーニングに励んでいた。
「ミオの武器は、スピードと柔軟性だ。」
「はい。」
「だが、腕力は足りない。」
「・・・はい。」
「責めているんじゃないぞ。筋力はこれから鍛えればいいんだ。」
「はい!」
「しかし、今すぐどうにかなるものでもない。」
「はい。」
「そこでだ、今は相手の力を利用することを考えてみろ。」
「はい!・・・利用、ですか?」
「そうだ。」
「打って来てみろ!」
「はい!」
高速ステップ!
低く沈み込み、間合いを詰める!
胸部への打突!!―――
美桜の目の前には、まだ薄暗い空が広がっていた。
「え?」
「どうだ?何をされたか分かったか?」
美桜は、地面に寝転がっていた。
レオが手を差し伸べる。
「あ・・・ありがとうございます。」
手を取る美桜。
少し頬が紅潮しているのは、朝焼けのせいだろうか。
「・・・何が起きたのか、分かりません。」
「そうか。俺は今、ほとんど力を使っていないんだ。」
「ミオの打ってきた手首を取って、軽く捻っただけだ。」
「まぁ、首に軽く手刀を入れておいたがな。ガッハッハ。」
ズキッ
今頃、首に痛みが・・・
確かに、打たれていたようだ。
「痛かったか?スマンすまん。治療しておこう。」
「ヒール」
「え?治癒魔法使えるんですか?」
「かすり傷くらいしか治せないがな。ガッハッハ!」
早朝の公園に、レオの笑い声が響いた―――
「あれ?この声、レオかな?」
「ほっほっほ。朝から元気なやつじゃの。」
広い公園。
美桜たちとは反対側の広場に、アンジュとオルディスは来ていた。
「それじゃあ、わしらも始めるかの。」
「はい、先生。」
「かかって来なさい。」
「いきます!」
「ウインドバレット!」
風の弾丸がオルディスを捉えた。
バシュッ!
「アクアミラージュ。」
オルディスは霧散しアンジュの後方に現れた。
「ほっほっほ。こっちじゃよ。」
「くっ!」
「鎌鼬!」
幾重もの風の刃がオルディスを襲う。
バシュシュシュシュッ!
「アクアウォール。」
水の壁が刃を飲み込んだ。
「ほっほっほ。こっちの番かの。」
「アクアランス。」
水の槍がアンジュを狙う。
「ウインドミル!」
風の力で槍が泡と消えた。
「ほう。これならどうじゃ?」
「アクアチェイン。」
水の鎖でアンジュを拘束。
「タイダルウェイブ。」
巨大な水流がアンジュを飲み込んだ。
ゴボゴボゴボ・・・
「ブホッ!ゴホッゴホッ・・・」
「そろそろ、終わりかの?」
「ま、まだまだ!」
「山嵐!」
天空から吹き降ろす強風がオルディスを巻き上げた。
「むぅ・・・」
ストン
オルディスは軽やかに着地。
「ほっほっほ。やるではないか。」
「えへへ。」
「では、ちょっと本気を出すかの。」
オルディスの表情が変わる―――
「海龍神ーリヴァイアサンー」
空気中や大地から水分が集まり始める・・・
やがて、光り輝く大きな海龍が実体を現した。
「ハッ・・・」
その姿を見たアンジュは恐れで震えている。
「どうじゃ?降参かの。」
「くっ・・・ウインドバレット!」
「ウインドカッター!」
「鎌鼬!」
「テンペストアロー!」
「神風!」
リヴァイアサンは全ての攻撃を受け流し、口から巨大な水球を吐き出した。
アンジュはギリギリで水球をかわしたが、様子がおかしい・・・
「ぅわあああぁぁぁーーーー!!」
アンジュの無茶苦茶な攻撃!
パニックになっているようだ。
「アンジュよ、落ち着きなさい。」
「わあぁぁーーー!!」
バシュッ!
リヴァイアサンに攻撃が当たった。
「むっ!」
「わあぁぁーーー!!」
「アビスプリズン。」
水の監獄がアンジュを閉じ込めた。
「ヒーリングミスト。」
優しい霧がアンジュを包み込み、アンジュは眠りに落ちた・・・
「まだまだじゃの。しかし・・・」
「わしのリヴァイアサンに傷をつけるか・・・楽しいのぉ。」
「ほっほっほ。」
早朝の公園に、オルディスの笑い声が響いた―――
一方、真白はまだベッドの中だった・・・
「あぁ、可愛いパンツ・・・ムニャムニャ・・・」
3
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる