パンツを見たら殺しますよ?

ねむり だいじろう

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第3章 カモナマイサロン!!

第10話 収穫

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鉱石を喰らう大蛇『グラニトシュランガー』第二形態だいにけいたい―――


覚醒した真白が放った雷霆らいていにより黒焦くろこげに。

しかし、脱皮だっぴし新たな姿を現したのだった。

その体はシルバーに輝くうろこ銀鱗ぎんりんおおわれていた。

背中から生えていた鉱石は、脱皮と共にがれ落ちたが

見るからに数段すうだん強くなったように感じる。


「雷霆が効かない・・・」

「じゃあこれは?・・・雷穿らいせん!」
一筋ひとすじの稲妻が大蛇をつらぬく!

パシッ!

稲妻が銀鱗に弾き返され天井を破壊。

大量の鉱石が降り注いで来た!

雷迅らいじん!」
超速ちょうそく移動で鉱石をかわした。

「くっ!・・・雷鎚らいつい!」
雷の鉄槌てっついが大蛇を叩き潰す!

ドーーーンッ!

大蛇はうっとうしそうに尻尾で叩き落とした。

「ハァ、ハァ・・・何なの、もう!」
「真白よ、雷では銀鱗を貫けんぞ。」
「ハァ、ハァ、じゃあ、どうやって・・・」
「わしのとっておきを出してみるかの。」


海龍神かいりゅうしん-リヴァイアサン-」

周りから水分が集まり始める・・・

やがて、光り輝く大きな海龍かいりゅうが実体を現した。

「行くのじゃ、リヴァイアサン。」

海龍は口から巨大な水球すいきゅうを吐き出した。

バシャッ!

大蛇に命中!・・・しかし、一瞬で体内に吸い込まれてしまった。

「むぅ、これならどうじゃ?」

海龍はその爪を凍らせ大蛇を切りつける。

パリンッ!

爪は砕け、銀鱗には傷1つ付いていない。

「うむ、これで最後じゃ。」

海龍はさらに水分を取り込み超巨大化。
20mはあろうかという大蛇を丸飲みにした。しかし・・・

ジュッ!

丸飲みにしたはずが逆に吸い込まれ、海龍は姿を消した。

「フゥ・・・さて、どうしたもんかのぉ。」

「ハァ、ハァ・・・おじいちゃん。」
「なんじゃ?真白。」
「ハァ、今の、もう一回出せる?」
「まぁ、あと1体ならなんとかの。」
「じゃあ、ハァ、お願い・・・」

「一体どういう・・・なるほど、面白いのぉ。」

「海龍神-リヴァイアサン-」

再度、海龍が姿を現した。

「行くのじゃ。」

海龍が大蛇へ飛びかかる!

「ハァ、ハァ・・・天雷てんらい!」

バリッ!バリバリバリ―――

天から雷が落ち、海龍へ命中!


(2人)「雷鳥神らいちょうしん-サンダーバード-」


落雷を受けた海龍はブクブクと沸騰ふっとうし、徐々に姿を変え始めた・・・

やがて翼が生え、雷をまとった鳥『雷鳥らいちょう』へと進化した!


雷鳥は、勢いそのまま大蛇へ突進。

2体がぶつかった瞬間、雷鳥は大蛇に吸い込まれ姿を消した。


バリバリバリバリッ!!

突然、雷鳴らいめいと共に大蛇の銀鱗の隙間から雷光らいこうれた!

ドンッ!

大蛇は内部から爆発。雷鳥が飛び出し、やがて消えた。

「やった~♪」
ドサッ・・・倒れる真白

「真白!」
駆け寄る美桜

バタン・・・倒れるオルディス

「え?おじじ様も!?」

「ど、どうしたら・・・」
「あ!・・・真白、ポーチ借りるぞ。」

美桜は真白のポーチを探ると、水筒を取り出した。

「さあ、2人ともこれを飲んでくれ。」

美桜は2人の口元に水筒の中身を少量流し入れた。

「う~ん・・・ハッ!美味しい♪」
「ほっほっほ。力が湧いてくるわい。」

2人は力が戻ったようだ。

「良かった・・・」

「美桜、ありがとう。これって?」
「ああ、カイが持たせてくれた人参スープだよ。」
「そっか~、まだ残ってたんだね。」
「冷凍保存しているらしいぞ。」
「さすが!」

「さてさて、ボスも倒したことだし~・・・」
「おったか~ら、おったか~ら、ワーイワイ♪」

3人は魔石や鉱石、魔力を帯びた鉱石『魔鉱石まこうせき』、大蛇の銀鱗などお宝を回収していった。

「あれ?これ、ちょっと違うなぁ・・・これもだ!」
「うむ。その2つはレアものじゃの。」
「レアもの!?じゃあ高く売れるかな?」
「まぁ高くも売れるが、売るには惜しい代物しろものじゃぞ。」
「そうなの?じゃあどうすれば・・・」
「とりあえず帰ってからでいいじゃろ。」
「それもそうだね。」

「それより真白よ。・・・おぬし、いったい何者なにものじゃ?」
「え?」
「お主のその力、とても人間わざとは思えぬが?」
「・・・」
「真白・・・私も少し感じていたんだ。君には何か・・・」
「うん。そうだね・・・近いうちにみんなに話すよ。」
「うむ。真白よ、いつでもいぞ。」
「ああ。待ってる。」
「ありがと。必ず話す。」

「よし!じゃあ帰ろう!」
「帰るまでがギルドクエストだからね!」
「ほっほっほ。好きじゃのぉ。」


3人はギルドへと戻って行った―――


「ミーナ、ただいま~♪」
「真白さん!お2人も、よくご無事で。」
「いや~、なかなか大変だったよ~。」
「ですよね。本当にご無事で良かったです。」
ミーナの瞳は、少しうるんでいるように見えた。

「じゃあ、早速だけど・・・」
真白はポーチから収穫したお宝を取り出し、カウンターに差し出した。

「す、凄いですね・・・お待ちください。」

「お待たせしました。」
「早っ!」

「え~、まずは成功報酬300万WNワーヌ。」
「グラニトシュランガーなどの魔石の合計850万WN。」
「合わせて1150万WN。」
「凄っ!」
「ここからは買取分ですね。20%の手数料が掛かります。」
「そうだった~」
「グラニトシュランガーの銀鱗が700万WN。」
「マジ?全部売ろうかな・・・」
「おい真白!一部は持ち帰る約束だろ。」
「冗談、冗談~。アハハハ・・・」
(本気だったな・・・)
「続けますよ。鉱石と魔鉱石が合計500万WN。」
「買取分合計が1200万WN。」
「手数料が20%で240万WN。」
「差し引き960万WN。」
「以上、全て合わせて2110万WNですね。」
「に、2千万!?噓でしょ?」
「本当ですよ。今回はSランククエストでしたからね。」
「やった~♪おじいちゃんありがとう♡」
「ほっほっほ。」

真白たちは大金を手に入れた!

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