俺の幸せの為に

夢線香

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本編

17. ぽんぽん




 ユリセスを連れて屋敷に戻って来た。

 終始緊張していた彼のことは、年の近いガルドに任せた。

 因みに、ユリセスは十七歳、ガルド十六歳、ソーン、メルが十五歳、シリアが十四歳だ。

 一番落ち着いて見えたシリアが最年少だったのは、意外だった。やっぱり女性の年は難しい。ユリセスも孤児院出身だったらしく、皆と話も合うだろう。




 夕食の時間。

 皆で食卓に付いたことに、ユリセスは驚いていた。

 最近の食事は、とても豪華だ。今迄に比べたらの話だけどな。皆、お腹一杯食べられるようになったので肌艶が多少良くなってきた。

 本日は、二階層で獲ったぷんすかボアのステーキ。同じく、二階層で出た色違いのコレントがドロップしたじゃがいもでフライドポテト。一角兎の肉が入った野菜スープ。野菜サラダ。野菜は買ってきた。パンはソーンの手作り。デザートは、三階層のコレントが落としたプラム。おかわりし放題。ぷんすかボアは殆ど豚肉。一角兎は鶏肉に近い。

 肉、肉料理だけど気にしない。食べられるだけ幸せだ。

 ダンジョン帰りということもあり、俺達はもりもり食べる。本来なら食事中に話すのはマナー違反だが、ここでは適用されない。街の大衆食堂の様に話をする。

「母様、食事も大分まともになったので、そろそろ父様を屋敷に呼び戻しても、良いんじゃありませんか?」

 俺は、公爵家の騎士団長を勤めるカドリスを呼び戻す提案をした。

 父親だと俺達に告げてからは、俺達と一緒に屋敷に来たがっていた。だけど、切り詰めた食事では、体力仕事のカドリスには仕事に障るとミーメナが止めたのだ。公爵家の寮に居れば、まともな食事が摂れるからね。

 こんな提案をしたのは、なんとなくカドリスが不憫に思えてしょうがないからだ。

「――そうね……」

 ミーメナは、まだ迷いがありそうだ。

「父様に剣を習いたいのです」

「うん、そうだね。父上が居てくれたら、皆も習えるし」

 シュザークが賛成する。

「そうね……これ以上あの人から、貴方達との時間を奪いたくはないしね。――いいわ、明日お兄様の所に行きましょうか」

 ミーメナは、漸く決心したように頷いた。

「イグディス伯父様の所に行くんですか?」

 それなら、ダンジョンから獲って来たものをお土産にしようかな?

「ええ。明日、三人で行きましょう」

 明日の予定が決まった。

 それからはダンジョンの話で盛り上がり、楽しい食事は終わった。

 片付けは浄化魔法であっと言う間に終わるので、後は寝るだけだ。




「ユリセスの部屋は決まったの?」

 ユリセスの側に寄って尋ねる。

「ああ」

「じゃあ、部屋に行こうか」

 ユリセスは、ああと頷きかけて首を傾げる。

「何で?」

「言ったでしょう? 強くするって。早速、今日からやって貰うよ?」

「ああ、そういうことか」

 二人でユリセスの部屋に行く。

 使用人達の部屋が並ぶ場所で、空き部屋の一室を充てがわれたらしい。

 十畳くらいの部屋に思ったより広いなと思っていたら、本来なら上級使用人が使う部屋だったようだ。他の四人も同じ広さの部屋に居るらしい。タキートが割り当てたのだとか。

 俺は、ベッドの上に上がって座る。

「寝落ちしても良い格好で、こっちに来て」

 訳が分からないながらも、ベルトを外してシャツのボタンを外しながらベッドに上がってくる。

「――なあ。今日は……ありがとな……」

 ユリセスは照れくさいのか、顔を反らしながら礼を言ってきた。

「お前が声を掛けてくれなかったら……正直、どうなってたか分からない……何もかも奪われて、本当にどうして良いか分からなかった……人の悪意には慣れてたつもりだったんだけどなぁ……」

 沁み沁みと言う彼に、俺は何て答えれば良いか分からなかった。

「あいつ等とは、別のダンジョンで声を掛けられたんだ。それまではずっと一人でやって来たけど、俺一人で行ける階層よりも、もっと深い場所の階層に欲しい武器が出る階層主の部屋があってさ……どうしても、そこに行きたかったんだよ。でも、俺一人では無理な場所で……パーティに入れてくれる奴等を探してたんだ。そしたら、あいつ等が声を掛けて来たんだ」

 俺は黙って頷く。

「そっからは、もう散々でさ……ダンジョン入るのに下調べはしねぇし、何の準備もしねぇし、あいつ等は見掛け倒しで、てんで弱いよぇの。ちょっと魔物に囲まれるとパニクって、仲間を突き飛ばしてでも逃げようとするんだぜ? 仕方がねぇからフォローしてやってたら、俺を囮に使って魔物を仕留めることだけ覚えやがってっ……!」

 ユリセスは、ギリッと歯を食いしばるとベッドを拳で殴った。

「何度もパーティを抜けようとしたけど、預けた装備品を返してくれなくてさ……結構、苦労して集めたやつだったのにっ!――ホント、何であんな奴等に預けちまったんだか……自分が馬鹿過ぎて嫌になるぜっ……!」

 そりゃ、悔しいよな……ずっと溜め込んでいたものを何処にも吐き出せなくて、辛かったんだろうな。こんな子供に縋って泣くくらいには、限界だったんだろう。

「一番腹立つのはっ! あんな無能共に、魔力がねぇ役立たず呼ばわりされたことだっ! どっちが役立たずだってんだっ!? 魔力が少ねぇのは、どうにもならねぇだろうがっ……!」

 ユリセスは、泣きながらベッドをがんがん殴る。

 ベッド、大丈夫かな? ボロいから、あんまり殴ると壊れちゃうぞ? そろそろ、止めようかな。触ったら逆上したりしないよな? 

 俺は、そろそろと彼に近付き二の腕をぽんぽんと叩いた。

 ユリセスは動きを止めて、涙をボロボロ零しながら俺を見た。

「――魔力、増やしてあげるって言ったでしょ?」

「…………」

「装備品も俺達と一緒に、もっと凄いやつ揃えよう?」

「…………」

 ユリセスは、泣きながら揺れる眼で俺を見詰めて俺に縋るように抱きついて来た。

 俺は頑張って回した手で、背中をぽんぽんする。

 愚痴る相手も、誰も居なかったんだな……

 嗚咽しながら泣きじゃくるユリセスの背中を長いこと、ぽんぽんし続けた。

「――特別に教えてあげる」

 折れた心の、新しい支えにしてくれたらいい。

「ユリセスはね、剣聖に成れるよ」

 正確には剣聖候補。でも、成れると信じればいい。

 ユリセスの身体がピクリと反応する。

「――信じられない? でも本当のことだよ。ユリセスは何れ、剣聖に成る。それが分かったからパーティに誘ったんだ。同情で拾ったわけじゃないから」

 背中をゆっくりと、ぽんぽん、ぽんぽんする。

 いつの間にか、ユリセスの嗚咽が止まっている。

「魔力を増やしてあげるって言ったのも、強くしてあげるって言ったのも、嘘じゃない」

 背中をぽんぽん。ぽんぽん。

「明日の朝には、嘘じゃないって信じてくれると思うよ」

 ぽんぽん。ぽんぽん。ぽんぽん。

 これ……いつまで、ぽんぽんしてれば良いんだ? 腕が疲れて来たんだけど。

 そう思っていたら、ユリセスがすやすやと眠っていた。

 ――どうやら寝かし付けてしまったらしい……

 いやいや、逆だよね!? お前がハニエル寝かし付けろよ!? 

 ――余程、弱ってたんだろうな……

 仕方ない。一時間は寝かせてやるよ。


 その後は、起こして魔力を上げる特訓しないと、明日の朝に証明出来なくなっちゃうからね。



 一時間経ったので、起こそうと思います。

 俺はユリセスの両頬を摘み、横に引っ張ってやった。

「っ!? イダっ!? イダダダダダッ……!?」

「じゃあ、始めます。ユリセスには、収納空間の魔法を覚えて貰うよ」

「!?」

 ほっぺを両手で押さえながら、何がなんだか分からず現状把握に忙しいユリセス。

「……はあぁ? 俺、空間魔法なんて使えねぇぞ」

 ユリセスが恨めしそうに俺を見てから、呆れたように言った。
 
 あ、ちゃんと聞こえてたんだ。

「フフン、大丈夫。ガルドやソーン、メルも使えるようになったから」

 そう、あの三人は空間魔法の適性がない。でも、今は収納空間が使える。まだ、少ししか入らないけど。

「俺が収納空間の入口を作ってあげるんだ。こんな風に、ね」

 言いながら魔法を使うと、眼前の何もない空間に光る線が現れる。

 今の状態は空間に線が入っただけで、何も入れることは出来ない。その線の真ん中に魔力を纏わせた人差し指を一本だけ挿し込んで抜く。

「ここに、指を入れて」

 ユリセスは、恐る恐る人差し指を入れた。

「中を拡げることを考えながら指から魔力を出して。目眩がしたら絶対そこでやめること、本気で死ぬから」

 真剣な顔で忠告する。ユリセスは魔力を増やそうと躍起になって、無理しそうな感じがするからな。

「お、おう……」

 ユリセスは、言われた通り入れた指から魔力を出した。物理的にも拡げたくなるのか、指をぐりぐり動かす。別に、指は動かさなくても良いんだけど。

 何ていうか……エロいな……

 決して口には出さないけれど、その指の動きはマズイ。

 真剣な顔で、空間の穴に指を突っ込みながら卑猥に動かすイケメン。――すまん、笑いそうだ。

「何か……目眩が……」

「そこで、やめるっ!」

 無理に続けさせない為にも、強い口調で言う。

 ユリセスは直ぐにやめて、そのままドサリと倒れて眠った。やり始めてから五分も経っていない。……早いな。

 ユリセスの魔力量は六百十八。明日、増えたとしても六だけ。――かなり根気のいる作業だ。

 ユリセスに毛布を掛けて、俺もその中に入る。序でに部屋と俺達に浄化魔法を掛けた。自分の収納空間に魔力を注ぎながら魔力切れを待つ。

 そして、魔力が切れて気絶するように眠った。




 身体を揺すられて目を覚ますと、ユリセスが俺を覗き込んでいた。

「――朝?」

 ノロノロと身体を起こすと、ユリセスがそうだと答える。

 視線が合わないのは、昨日のことで照れてんのか?

「あ、ギルドカードのステータスを見て。魔力量、いくらになってる?」

 ユリセスが、隣でごそごそとカードを取り出して確認する。

「六百二十四になってる……六、上がった……?」

 ユリセスは呆然とカードを見ていた。


「お前の言ったこと、本当だったんだな……」


 彼は、カードを見たままボソリと呟いた。

「信じる気になった? あれを毎晩寝る前にやってね。魔力が増えれば、増える量も増えるからね。七百になれば七増えるし八百になれば八増える。本当に少しずつだけど頑張ってね。目眩がしたら、直ぐやめる! これ、絶対だよ!」

「……ああ、分かった」

「あと、このことは屋敷の人達以外の人に話したら駄目だから。俺が攫われちゃうかも知れないからね」

 ユリセスは、カードを見つめたまま頷いた。

 ――本当に頼むよ。




 それからは、朝食を食べてお勉強。ユリセスも当然参加。解らないところは、俺が答えることで頭に詰め込んで行く。

 昼食を摂ってから、ミーメナとシュザークの三人で公爵家へ転移した。訪問することを予め伝えてあるらしい。

 イグディス伯父様に挨拶して、カドリスは訓練中だと告げられた。訓練場まで、皆で行くことになった。

 広い訓練場では、訓練着なのか麻で出来た生成りのTシャツみたいな服を着て、騎士達が剣を交えていた。

 お、赤金髪発見。他にも何人か居たけどカドリスの赤金髪は、直ぐに分かった。

『あ、父様』


 お、ハル、起きたのか? いい加減に替わってくれ。


 昨日、一日中起きなかったハニエルが漸く起きたので替わって貰った。

 ハニエルは、カドリスの所に行きたくてソワソワしている。

『ハル。昨日のこと、ちゃんと思い出しておけよ? 父様を家に連れ戻しに来たんだぞ?』

 記憶を把握しておいて貰わないと、おかしなことになりかねない。

 うん。――――父様、家に戻って来るんだ!

 嬉しそうなハニエル。ハニエルは、ちゃんとカドリスを父親と認めて懐いている。というか大好きだ。

 訓練をしていた騎士たちがイグディスに気が付いて、手を止めて礼をしてくる。イグディスはそれに軽く手を上げて応えた。

 カドリスがこちらに気が付いて、周りに休憩の合図を出してから歩いて近付いて来る。

 ハニエルは待ち切れなくて、カドリスに向かって走り出した。それをシュザークが追う。カドリスが破顔する。

「父様、父様っ! 家に戻って来てくださいっ!」

 ハニエルが大きい声で叫んだ。

「父上! 家に戻って来て欲しいのですっ!」

 二人の子供に叫ばれて、カドリスどころかそこに居た騎士達全員が動きを止めた。

「とうさまぁ~! 帰ってきてくださいっ!」

「父上っ! どうかお願いしますっ!」

 ハニエルとシュザークが懇願する。

 ハニエルとシュザークは、カドリスの右脚と左脚に其々跳び付いた。

「は?……え?」

 動揺する、カドリス。ざわめく周囲。

「……おい、団長って子供が居たのか? しかも二人も……結婚してたっけ?」

「……いや、してなかったと思うぞ?」

「……団長って寮にずっと住んでるよな?」

「なのに、子供が二人も居るのか……?」

「あんなに必死に帰って来てって縋り付くなんて……」

「何で一緒に住んでやらないんだ? 可哀想に……」

「団長! 家にちゃんと帰ってやれよっ!」

「そうだ、そうだ!」

 周囲の騎士達がカドリスに野次を飛ばす。

「は……? ち、違うぞっ!? 私だって一緒に暮らしたいんだっ!」

 まるで、家に寄り付かない駄目な親父扱いをされるカドリス……縋り付いて見上げて来る子供達……

「この場凌ぎの言い訳なんて、見苦しいぞっ! 団長っ!」

「結構育った子供なのにずっと寮に居るなんてっ!」

「まだ、遊ぶ気なのか!?」

「だからっ! 違うってっ!」

 何故か非難される、カドリス……

「違いますっ! 父様は、何も悪くありませんっ!」

「そうですっ! 父上を悪く言わないでくださいっ!」

 カドリスを庇うハニエルとシュザーク……

「お、お前達っ……!」

 カドリスは、感動して二人を抱き締めた。

「おい、子供達が団長を庇ってるぞっ!? なんて健気なんだ!」

「何で、あんな可愛い子供達が居るのに家に帰らないんだっ!?」

 どうあっても、カドリスが悪者らしい……不憫だ……

 口元を押さえて、背を向けながら肩を震わすイグディス。頭を抱えて、今にも蹲りそうなミーメナ。

 カドリスは、ハニエルとシュザークを抱き上げ二人の元に駆け寄る。ひしりと抱きつく子供達に、ちょっとだけデレっとしながら困惑顔でイグディスとミーメナを見た。

「一体、どういうことなんだ? 説明してくれ」

「ご飯、いっぱい用意出来るようになったので、父様を迎えに来たんですっ!」

 にこにこ顔のハニエルが嬉しそうに説明する。

「父上に剣を教えて欲しいんです!」

 シュザークも上目遣いで、お強請りする。

 カドリスはとっても嬉しそうだ。二人をぎゅむぎゅむ抱き締めながら、そうか、そうか、と頷いている。

「ごめんなさい、カドリス様……一緒に伯爵家に住んで頂けますか?」

「ああっ! 勿論だともっ!」

 カドリスは嬉しそうに笑って、ミーメナの額にキスを落とした。


「イグディス様」

 未だに、肩を震わせているイグディスに、カドリスが真顔で向き合った。

「――何だい?」

 イグディスが、どうにか笑いを納めて尋ねる。

「勝手ながら、騎士団を辞めさせて頂きたいのです」

「え……? ちょっと待ちなさいっ! 笑ったから怒っているのかい!?」

 思わぬカドリスの言葉に、イグディスが眼を泳がせた。

「いえ、それは関係ありません。この子達が家の為にダンジョンに行くと言い出してから……ずっと考えていました。私も、この子達と共に冒険者に成ります」

「え……? え? そ、それは、困るよ……カドリス。考え直してくれっ……!」

 思ったより、ずっと、真剣なカドリスにイグディスは慌てて引き留める。

「申し訳ありませんが、この決意が変わることはありません。どうかお許しを」

 カドリスは、ハニエルとシュザークを降ろすとイグディスの前に跪いて頭を垂れた。

「カドリス……待ってくれ。ちゃんと話そうじゃないか」

「いいえ、話すことはありません。妻と幼い子供二人が……年若い使用人達までが、家の為に危険なダンジョンに入っているのです。夫であり、父親である私が……一人だけ安全な場所に居るわけには行きません。何より私が護りたいのです。――もう、一人だけ蚊帳の外はごめんです」

 カドリスの硬い決意に、イグディスの眉がどんどん下がる。

「……父様も、一緒にダンジョンに行くの?」

 ハニエルが、カドリスの顔を覗き込んだ。

「ああ、これからは一緒だ」

 カドリスは、ハニエルの頭を撫でて微笑んだ。

「ん~~、じゃあ、ダンジョンに行かない日はイグディス伯父様のところで、お仕事すればいいんじゃないですか?」

「それだっ! ハニエルっ! よく言ったっ!!」

 イグディスがハニエルの何気ない言葉に飛び付いた。

「だが、お前達に剣の稽古も付けたいし……」

 カドリスは、言い淀んだ。

「よし、分かった。お互いの妥協点を探そうじゃないか。――場所を変えよう」

 イグディスは、反論の隙を与えず、颯爽と歩き出した。











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