俺の幸せの為に

夢線香

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本編

24. 十歳のこと




 ハニエルと完全に一つになってから、1年が経った。

 最初の頃は、ハニエルの言動だったり、俺自身の言動が出たりして周りの皆を戸惑わせていたが、この頃には俺も皆も慣れて来て、今では完全にハーシャとして認識されている。

 俺とシュザークの身長も栄養たっぷりの食事とダンジョンで身体を動かすことで、めきめきと成長していた。むしろ、この年齢の平均を越してしまっている。

 俺は、十歳にして百五十センチを超えているし、二つ上のシュザークは百六十五センチを超えている。まだまだ成長中だ。




 ダンジョンは、キディリガン領の上級ダンジョンを完全攻略した。全員の冒険者ランクがAになった。

 ダンジョンについては――唯でさえ、魔王候補のシュザークがいて余裕なのに、そこに俺というチートが加われば、当然楽勝で呆気ない程だった。
 
 今は、階層主を周回で倒したり欲しいアイテムを狙ってダンジョンに入っている。




 王太子殿下のお茶会にも参加した。

 九歳の時にも参加したので今回で三回目の参加になる。

 殿下は、未だに御学友候補も婚約者候補も決めていないらしい。

 今回のお茶会は、俺達にちょっと注目が集まった。

 王太子殿下にご挨拶をすると、殿下に話し掛けられた。

「……キディリガン辺境伯の……二人の……その髪型は何だ?」

 俺達の髪型は、キディリガン一家の指定髪型になったポニーテールもどきだ。最初は抵抗のあった髪型だが、今ではすっかり当たり前のものとして受け入れている。なんせ、家の皆がこの髪型だからな。もう、見慣れてしまった。

「はっ、我がキディリガン家の者は、冒険者としても活動しております。パーティを組んだ仲間達と結束を深める為に髪型を同じくし、絆を深めているのです」

 シュザークが話す。

「――お前の仲間達は、皆……その髪型なのか?」

「その通りでございます」

「――なかなか、似合っている」

「お褒めに預かり光栄です」

 殿下は、ほんの少し眼を細め俺達を見上げた。
 
 俺達の背は、殿下よりも高くなってしまったからな。

「――お前の弟は、確か……お前と同じ白金髪ではなかったか……?」

「はっ、我が愚弟は去年の今頃、高熱を出しまして……一ヶ月程寝込んでしまい、その時に髪の色が抜けてしまったようでございます」

 シュザークは上手く誤魔化した。ハニエルと一つになる為に、一ヶ月寝込んでいたのは本当だ。

「ふむ……そうであったか……身体をいとえよ」

「――お気遣い、ありがとうございます」

 シュザークと二人、礼を執りその場を下がった。

 俺達は、席に着き安堵の溜息を吐いた。

「まさか、王太子殿下が、俺の髪色を覚えているとは思いませんでしたね……」

「そうだね……髪型も指摘してきたし……案外、よく周りを見ていらっしゃるのかもね。――きっと、聡い御方なのだろうね」

 シュザークの言葉に頷く。

「――それにしても……今回は、何だか視線が煩いですね……?」

 何だか、こちらをチラチラ見ては声を潜めて何かを囁やき合っている。

「そうだね。――きっと、この髪型のせいだよ」

「それもそうですが……兄上に熱い視線を送っているようにも見えますが?」

「ああ、背が伸びたから……この髪型もあって注目を集めているのかもね?」

「兄上の容姿は、とても麗しいですよ?」

「お前もね」

 二人で苦笑する。

「まあ、見た目が良くても貧乏辺境伯爵家の私達に寄って来る者はいないよ」

「それもそうですね。見世物小屋の珍獣といったところでしょうか」

「ふふっ、私達は珍獣なのかい?」

「ええ、世にも珍しい珍獣ですよ」

 魔王候補と神ですよ? とは流石に言えないけれどね。

 シュザークは、口元を手で隠しながら笑った。

 その後は、いつも通り殿下は相変らず人に囲まれ、俺達は雑談しながらお茶を飲んで終わった。




 この一年の大きな問題といえば、キディリガン領と隣国の国境にある外壁門の前に、貧民達が集まり貧民街のような集落を作り出したこと。

 外壁門の兵団長からその報告を受けて、ミーメナ、シュザーク、俺、タキートで現地に赴いた。

 出迎えたのは、外壁門を護る兵達を纏める熊みたいな厳つい兵団長だ。

 彼らは、国がキディリガン家に国境の護りを依頼し、それを受けてキディリガン家が雇用している兵団だ。国からキディリガン家にお金が入っているので、我が家が貧乏でも彼等を雇えている。借金返済に、そのお金を当てたりして彼等の給金を下げたりなどしたら……国家反逆罪で処刑まっしぐらだ。

 兵団長の報告によると、ニヶ月程前からぱらぱと隣国から人がやって来るようになったのだとか。彼らは、関税を払えずに外壁の前に留まるようになった。日に日に人は増え、今では三百人近い人が、木の棒に布を張っただけの場所で生活しているのだそう。

 話を聴くと、税金が年々高くなり払えなくなって家や土地を捨てて隣国であるパラバーデ国に逃げて来たが、関税が払えずにどうしょうもなくなってここに居るらしい。

「他領に逃げればいいのでは?」

 シュザークが兵団長に尋ねる。

「それが……隣国では、どの領でも税金が上がっていて国内に逃げ場所がないそうで……」

「隣国で……一体、何が起こっているの……?」

 ミーメナが思案顔で首を傾げる。

「この人達は、食べ物とかはどうしているの?」

 俺が尋ねると、兵団長は溜息を吐いた。

「ここに居る者たちを取り纏めている人物が居まして……その者が何人か手練れを連れて、キディリガン領のダンジョンに潜り、獲って来た食材を渡しているんです。門を出るとまた入るのに関税を払わなきゃならなくなるので、我々の眼の前で食料を受け渡しするのは許しているんです」

「なら、その人と話したいわね」

「領主様がこちらに来ると連絡があったので、ここに来るように伝えてあるんですが……」

 兵団長が辺りを見渡す。

「ああ、ちょうど来たみたいです。連中ですよ」

 何だか、疲れ切った集団がこっちに近付いて来る。

 先頭の男性は、四十代中頃だろうか……細めではあるけど、しっかりとした身体付きをしている。歩き方や仕草に品があるので、恐らくは貴族。それに付き従うように元騎士だと思われる男性が五人と女性が二人。

 彼等は、俺達の近くまで来ると跪いた。

「――私は、キディリガン辺境伯爵家当主ミーメナ・キディリガンよ。貴方達の事情を聞かせて貰えるかしら?」

「はっ、私はソルマルト・オクシトロンと申します」

「オクシトロン……ですって? まさか、オクシトロン辺境伯様ですか?」

 ミーメナが驚いて、まじまじと男を見る。

「はっ、――元オクシトロン辺境伯です。……今は、ただの平民です」

「一体、どうして……いえ、場所を変えましょう。兵団長、部屋を用意出来るかしら?」




 俺達は、外壁門の中にある一室を借りて、テーブルを囲むように簡易な椅子に座った。

 ソルマルト・オクシトロンの話はこうだ。

 隣国の王太子が十八歳の誕生日を祝う舞踏会で、婚約者である公爵家の令嬢に婚約破棄を申し渡し、替わりに男爵令嬢と新たに婚約したことが始まりだそうだ。

 男爵令嬢は、可愛いくはあるが……あまり優秀ではなく、王妃教育も中々進まなかったらしい。それでも、王太子が二十二歳の時に婚礼を挙げたそうだ。

 ところが、王太子妃となった男爵令嬢は、何かと国の政策に口を出してくるようになった。

 曰く、誰でも行くことの出来る治癒院を作れ。
 曰く、孤児院の補助金を増やせ。
 曰く、王太子妃の考えた商品を、商会を立ち上げて売れ。
 曰く、誰でも通える学校を作れ。

 王宮の宰相を始め、責任を負う官僚たちは反対したそうだ。だが王太子が無理に話を進めて押し切った。国王陛下は、そもそも国政に関心がなく宰相に丸投げで、王太子を止める人が居なかった。

 王太子妃が掲げた政策は、どれも莫大な費用が掛かる。しかも、どれも必要と思えるものではなかった。

 治癒院など作らなくても、教会がその役割を果たしている。教会でなくとも冒険者ギルドにも治癒院はあり、怪我などの度合いによって金額は変わるが、平民も利用出来ている。だから治癒院は、今更必要はないと言ったら、無償で誰でも利用できる治癒院を作れと言う。ただで働く治癒士などいないと言えば、利用者からは一律の料金を貰い、残りは国がお金を出せばいいと言い張る。

 孤児院も、今のままで十分運営が出来ているのにもかかわらず、もっと補助金を出せと言う。そのお金は領主が出せばいいと。

 王太子妃の考えた商品は、どれも魔法で代用出来るもので、商品として売っても売れるわけがない。それなのに商会を国庫から資金を出して立ち上げ、日に日に赤字を増やしている。

 そして、学校。街や村などでは教会が文字の読み書きや算術、平民に必要な法律を教えている。貴族などは、其々の家で家庭教師を雇って教えている。そもそも、学校自体もあるのだ。ただ、そこは学びの意志がある者が通う場所だ。

 それをわざわざ一箇所に集めて教育しろという。誰もが転移魔法を使えるわけではない。寧ろ使える方が少ない。転移陣は、お金が掛かる。教職員を雇ったり、施設を建てたり莫大なお金が掛かる。それを何とかするのが領主の役割だと言われる。

 国のお金。国庫は、結局は国民の税金だ。領主のお金も領民の、結局は国民の税金だ。

 それを無用なものに出せと言う。

 困惑している内に、やらなければ莫大な罰金を課す、と御布令が出て仕方なく税金を上げるしかなくなった。国庫の金がなくなってくると更に税金が上がる。

 当然国民は、困窮していく。領主も困窮していく。

 そこで、オクシトロン辺境伯は国に直訴したそうだ。領民を国民を虐げるのは止めてくれと。

 当然の如く、王太子夫妻の怒りを買い、国の決定に背いた国家反逆罪として爵位剥奪の上、国外追放されたそうだ。

 困窮していた領民の一部がオクシトロン辺境伯に付いて来て、今、外壁門の外に居るのは付いて来た領民達なのだそうだ。

 付いて来た者を無下にもできず、腕の立つものとダンジョンで彼等の食料を獲って来ていたそう。



 ――ああ、これはあれだ……婚約破棄イベントってやつ。婚約破棄の、その後って感じか?

 しかも、俺と同じ元の世界の記憶を持った奴が男爵令嬢だな。優秀じゃないということは、碌にこの世界を勉強していない奴だ。ちゃんと勉強していれば、こちらの世界の方が文化的に進んでいると解っただろうに。

 この世界、本当にゲームや小説みたいな世界だけど……俺とは関係ない場所で色々とイベントが起こっていそうな感じだよな。

「何て言ったらいいか……」

 ミーメナがそんな馬鹿な話、本当にあるの? みたいな顔をしている。

「これ……隣国が滅亡するんじゃないですか?」

 シュザークが言った。

「そうね……陛下に報告をする必要があるわね。オクシトロン元辺境伯様、貴方も一緒に来て欲しいわ」

「畏まりました。――もう私は、辺境伯ではありません。私のことはソルマルトとお呼び下さい」

 ソルマルトは、そう言って礼を執った。

「問題は、外に居る人達ね。……食料は足りてるのかしら?」

「――いえ、私達七人でダンジョンに潜ってはいるのですが……流石に、あの人数分は難しく……」

 ソルマルトとその仲間達は、悔しそうに唇を噛んだ。

「母上。領民の皆から貰った食材なら、今持ってますよ?」

 ミーメナに声を掛ける。

「あら、そうなの? 足りるかしら?」

「この間、害獣駆除した時の野生のぷんすかボアもあります」

「そうだね、私もその前に駆除した一角兎があります」

「ああ、それでしたら……私も速鶏を持っていますよ」

 俺、シュザーク、タキートが言う。

 ダンジョンの魔物が外に出て、繁殖して増えたものが害獣になって畑を荒らす。ダンジョンと違って殺してもドロップするわけではないので、肉は多く取れるはずだ。

 それに、持っていてもしょうがないし。

「そう、ならそれを置いて行きましょう」

「貴方達も、連日ダンジョンに潜っているのでしょう? 何日か休むといいわ。そんなに疲れ切っていては、ダンジョンで死ぬわよ?」

 ミーメナが厳しい口調で言うと、彼等は素直に頷いた。

 外壁門の外に出て収納空間から、領民達に頂いた野菜を出す。そしてぷんすかボアも出す。その隣にシュザークが一角兎を出し、更に隣にタキートが速鶏を出す。

 その量に七人は、唖然としていた。

「解体は、自分たちでお願いね。火とかは大丈夫?」

「出来れば……燃やせるものがあれば良いのですが……」

 ソルマルトが困ったように言う。

「ああ、荒れ地を耕した時の木がありますよ」

「処分にもなるし……ちょうど良いわね」

 そう言ってガラガラと木を出す。序でだから風魔法である程度水分を飛ばして、手頃な大きさに切っておいた。





 その後は、ソルマルトと護衛らしい男性を一人連れてキディリガン家に転移し、王宮に連絡を入れてミーメナとソルマルトと護衛の三人は王宮へと転移した。

 陛下は、隣国の動きを注視するとおっしゃったらしい。
 
 外壁門外の人達に就いては保留。良い案があればキディリガン家に任せるとも。

 夕食が終わった後のお茶の時間に、ミーメナからその話を聞いた。ソルマルトと護衛も一緒だ。

「母上、キディリガンの領民にしては如何ですか?」

 シュザークが言った。

「そうね……あの人数となると……ね。それに無償と言う訳にも行かないわ。それをしてしまえば、他の者達が我も我もと殺到してしまうかも知れないわ……」

 ミーメナが頭を悩ませる。

「三年の間は、無償で労働してもらうというのはどうですか?」

「ハーシャ、流石に奴隷扱いは出来ないわ。貴方がそんなことを言うなんて、意外ね……」

「いえ、奴隷扱いではありません。彼等は、お金も土地も住む所もない。仕事だってあの人数では、全員が就ける仕事はありません。そうなれば、食べるものも買えません」

「その通りよ」

 ミーメナが頷く。

「あの荒れ地を活用しましょう。今は、俺達だけで収穫しているから、使えている土地も少しです。そこで彼等に農作物を作ってもらうんです。住む場所は取り敢えず魔法で簡単なものを建てて、ちゃんとしたものは彼等に建ててもらいます。食べる物と住む場所は手に入ります。そこで三年頑張ってくれたら領民として受け入れる。領民となったら他に仕事を探してもいいですし、自由にすれば良いのではありませんか?」

「でも、生活に必要なものはどうするんだい? ベッドや毛布とか食器や服、調味料なんかも必要だろうし……そういったものを買うお金が必要だよ?」

 シュザークが首を傾げる。

「はい。収穫した野菜のニ割を彼等の食料にして、残りはキディリガン家のものとします。彼等には、安いですが定額の賃金をキディリガン家が支払うと言うのはどうでしょう?」

「でも……家は人を雇えるお金はないわよ?」

 皆が、うんうんと頷く。

「取り敢えず、その分は俺のダンジョンでの稼ぎを当てようかと……彼等が俺達の替わりに農作業をしてくれれば、その分ダンジョンに潜れますし……」 

「だったら、あの荒れ地を開発事業にしてしまおうか? あの人達を全員鑑定して、何に向いてるかを振り分けよう。農作業に向いてる者や、建物を建てる者に向いている者、兵士に向いている者など大まかに分けて、自分達の住む場所を整えて行って貰いましょう。3年後は、キディリガン領の領民として税を払ってもらえれば、うちも税収が増えますからね。開発費用なら私も出します」

「出来れば、売ってしまった土地を今の内に買い戻したいですが……」

 シュザークと二人思案する。

「何故、今土地を買い戻すんだ?」

 カドリスが訪ねてくる。

「我が家は貧乏ですが、キディリガン領は活気があります。荒れ地の開発が上手く行けば、領内は更に活気付くでしょう? そうなると土地が高騰してしまいます。だから、その前に買い戻して置きたいんですが……」

「――そこまで考えていたのか?」

 カドリスが驚いてた。

「そういうことでしたら、私が土地を買えるだけ買い戻します」

 タキートが言った。

「ええっ? 待ってタキート。そんなことを貴方にさせるわけには行かないわ」

 ミーメナが焦って止めるのに、俺達も頷く。

「いえいえ、皆様とダンジョンに通っているお陰で、私の懐は増える一方です。――私が土地を買って置きますので、余裕が出来たら私から買い戻して下さい。それでしたら構わないでしょう?」

「「「「タキート……」」」」

 ミーメナ、カドリス、シュザーク、俺はタキートを見詰めた。

「そう言うことなら、俺も買うぜ。あんまり金が溜まりすぎて使い道に困ってたしな」

 ユリセスが、そう言って笑った。

 そうしたら、ガルド、ソーン、メル、シリアまでもが自分達も買うと言い出した。

「……皆……自分達の好きなものを買ったりすれば良いのに……」

「ははっ、好きなものは、もうここに全部あります。快適な家に最高に旨い飯も食い放題。しかも菓子や酒だって好きなだけ食って飲める。おまけに勉強出来て強くなれて、何より毎日が楽しい。最高の居場所です。この場所の為なら、俺に出来ることなら何でもしたいです。させて下さい」

 ユリセスが頭を下げると他の皆も、うんうん頷いて同じく頭を下げる。

「皆……そうね、貴方達は家族ですものね。……頼ってもいいかしら……?」

「「「「「任せて下さい!」」」」」

 皆は、嬉しそうに笑った。

 こうして、荒れ地開発事業を開始した。

 色々と細かなところを調整したり、お金の遣り繰りに頭を悩ませたりしながら、ソルマルトを難民の頭に据えて勧めて行った。



 これが、十歳までの出来事だ。











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