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令和時代へ

103回目の夏

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103回目の夏は休養日が3日に増えた。3回戦と準々決勝、準々決勝と準決勝、準決勝と決勝の間に1日ずつ休養日が入る。

予定であったが3日目以降雨に祟られ

三日目は第一試合の明桜ー帯広農がノーゲームをなったのを含み3日間順延した。

3日順延した3日目も雨で第一試合が11:00試合開始となり、第四試合の小松大谷ー高川学園の試合終了が21:40だった

五日目第一試合に組まれていた大阪桐蔭ー東海大菅生の試合が降雨コールドゲームとなり、第二試合以降が順延。

その第二試合に組まれていた近江ー日大東北も翌日の第一試合に組み込まれたがノーゲーム。

これらをキッカケに翌年から雨で試合が出来なくなりそうな時は継続試合として途中から再開することになった。

1回戦最後の近江ー日大東北の再試合は2回戦の2試合行われた後に行われた。1回戦の試合が2回戦突入後に行われたのは1999年の滝川二ー東邦以来の出来事。

宮崎商が流行病で不戦敗となり甲子園を去っていった。

東北学院は初戦突破したものの同じく流行り病で2回戦を辞退。

1982年から49校の年は基本的に5日目を3試合日にしていたが4試合日に変更、そのかわり7日目を3試合に設定。1981年※以来の7日目第二試合で全ての出場校が登場予定となる。

※1982年は7日目第二試合に殿校登場予定だったが、2日目第四試合が雨でノーゲームになり5日目に組み込まれたため、従来の一回戦2試合、二回戦2試合の4試合が、1回戦3試合、2回戦一試合の4試合となり、1試合ずつずれて7日目第三試合にずれ込んだ。

なお翌年からまた5日目を3試合日に7日目を4試合に戻した。

103回目の夏の殿校は
2021年夏をもって勇退すると発表したモリシ率いる浦和学院が引き当てた。

当初の予定から大幅に伸びて8月21日の大会8日目第二試合が殿校登場となった。
結果は浦和学院3-4日大山形

モリシラストイヤーもモリシらしい結末となった。

もう一校、宮崎商の不戦敗で本当に意図しなかった初戦の対戦相手が一勝したチームと対戦になったのが智辯和歌山。

3回戦から登場、8月24日が甲子園の初戦という異例尽くめの中5-3で高松商に勝利しその勢いで優勝を果たした。

決勝戦が智辯学園ー智辯和歌山の兄弟校対決となった。

雨に祟られた大会は決勝戦は8月29日に行われた。
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