配信ボタン切り忘れて…苦手だった歌い手に囲われました!?お、俺は彼女が欲しいかな!!

ふわりんしず。

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コラボ企画!!

お断りをした□□さんの企画に参加せざるを得なくなったのは、数時間前の事。

□□さんから届いたパソコンは今年出たばかりで、ゲーム配信向きのものだった。軽く18万を超えるそれは、俺が軽い気持ちで欲しいものリストに入れていたやつで。

驚きすぎて、配信を付けた部屋で『嘘だろ!?』と叫んでしまったのは仕方ない筈だ


慌てて□□さんにこんな素敵なプレゼントは受け取れない、と配信越しにお断りをしたのだが…、

彼はその意見に首を振らず、

なら今日の配信、企画に参加してほしい。



と、優しすぎる声で諭された。

ちゃんと断りたかったのだが、それが出来なかったのは聞いていたリスナーが

“受け取ってあげなよ”

“それで企画参加してチャラにしてあげてぇ”



という意見が余りにも多く、渋々パソコンを頂いた。

嬉しくない訳じゃない。寧ろ…すげぇ嬉しい



でも…なんだろう。こう外堀を埋められていく感じは。いやきっと自意識過剰なだけだし

気のせいだとは思うが…、

手のひらで転がされている感が否めない。



『よっし!機材取り付け終了!!後は風呂入って、企画に参加するだけ』

企画が始まるまで後、1時間半ちょい。

ダッシュで前のパソコンに付けていた機材などを外し新しいパソコンに付け直す。そしてマイクやらOBSの設定が終わった俺は、


時間に追われる様にして風呂場へと向かった



















深夜12時。

□□さんの枠に上がり、『パソコンありがとうございました』とお礼を口にした。

配信始まる前にもSNSでお礼を言ったが、一回じゃ足りない気がして発したのだが、


□□さんの配信で2度目のお礼を言ったのが、良くなかった。配信中ということは、当然リスナーも聞いているわけで、

そんなにお礼言わなくていいのに、

と、ちょっと困った様な。それでいて嬉しそうなその声に頬が熱を持った。



そんな俺は□□さんからの提案に、すぐ反応できず。

「じゃ。今からするゲームで、俺が勝ったら1個お願いを聞いて下さいませんか」

『……おね、がい?』



数秒遅れて聞き返す。

美味い話には裏がある…いや、今回は美味いパソコンかもしれないが。


この時の俺は想像もしていなかった。

持ちかけられたゲームの結果で俺の日常が変わる事を。






「名付けて息継ぎなしで何処まで歌えるか、ゲーム」










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