親衛隊総隊長様は攻略されそうです

ふわりんしず。

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生徒会メンバーの会計チャラ男

ごめん。なに、今こいつなんて言った…?

–––––––––で、柚くんは誰とキスしたいわけ?




お、…俺が…キス?誰と、キス…、

言われたセリフを思い出すものの、



何故俺が誰かとキスする話になっているのか理解出来ず


眉間に皺が寄る。

俺が誰かとキスしたいなんて、いついったんだ。



まぁ確かに綺麗で優しくてボンキュッボンな女の子とキスは…してみたい

初キスだし大事に…は、別に取ってないな。うん

夜景が見えて両思いで、ロマンチックな場所で



なんて夢は見ていない。

多分俺ずっと結婚、いや、その前に恋人すら出来る気がしない。だってさ?彼氏がさ?腐ってたら引くだろ?え、お前そっちに毛があるの、え?

ってなると思うんだよ。


だがしかし。恋愛対象者は普通に女の子なわけで

それを『あー、なるほどね』で理解する奴なんて



同じく腐った腐女子しか–––––––––…



『そっか。その手があった…そうじゃん、同志なら無理して趣味隠す必要ないし家デートとかも出来る!』


俺、天才じゃね!?やばくね!?

なんでこんなに今日は思考が冴え渡っているのだろう




今ならテストを受けて満点取れる自信しか、


「ふぅん、柚くんはその“どうし”くんと家デートしてキスしたいんだね。ところでソイツちょっと俺に紹介してくれない?」


『え?…いや、まっ…』


どうし・・・くんってどちら様!?

そんな名前の知人1人もいねぇよ!?


て言うかなんか…気のせいかな、

目の前のチャラ男、怒りのボルテージ上がって…る?




なんでこの短時間、いや、この一瞬で

ボルテージ上がるの。切れる要素どこにあったんだ。



『な、…なんか誤解して–––––––––』


「誤解?可笑しいな、確かにさっき聞いたけどなぁ

君が『キスしてほしい!!!』って言ってたの。聞き間違い…にしては、はっきり聞こえたんだけど」




身に覚えあるよね?

と、満面の笑みで問われた。ただし残念ながら目は据わったまま。



あぁあああああ…身に覚え?ありますとも

ありまくりだよ。

ついうっかり、トイレのドアを開けながら言ってしまった独白だ。



主人公と攻略対象者が今日

この日に、出会って。彼等が主人公に魅了されて、キスのオンパレードを期待した



だから“キスしてほしい!!!”と言っちゃったのだ。







浅はかにも程があるぜバカ野郎。

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