自宅警備員はゾンビの夢を見る

Neet42

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避難所での生活 3日目 そして崩壊

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夢を見た いつものゾンビより一回二回り大きいゾンビが学校を襲う夢を

大きなゾンビは校門を破り 校内に入ろうとした所で自衛隊の人の一斉掃射で倒された

そこで自分の意識は現実に戻された

倒された所で見た夢でいつもような悪夢ではないので汗はかいていなかった

ただ 不安要素はあった バスがいつまでたっても帰ってこないのだ

ちょうど 残った人たちが起きた頃だったのか 朝飯を食べていたので

自分も一緒に食べることにした

「おはようございます バスの方 まだ来ないんですか?」

自衛隊の人も朝飯を食べていたので 横に座り バスの事を聞いてみた

「ゾンビをよけながら走っていくと着くのが夜になるかもしれないから

 今日の朝になる可能性はあると聞いていたから 心配ないと思うよ

 後で通信してみるから 心配しないで待っててください」

自衛隊は衛星通信を使っているので 携帯などと違って電波障害などで通信が出来なくなることは少ないらしい

「こんな時ですからね ちょっと心配性になってるんですかね すいません」

「いやいや 当たり前だよ それじゃ何かわかったら 教えるから あまり気にしないで」

自衛隊の人は食い終わったのか 話を切り上げて 家庭科室を出て行った

自分も食い終わり する事がなく学校を散歩していると

自衛隊の人たちが外に急いで出て行くのが見えた

校内から何事かと様子を見ていると 夢の通りに他のゾンビより大きいゾンビが門を壊そうとしているのが

見えた 自衛隊員達はは玄関から銃を構えゾンビに向かって銃を発砲しようとしていた

「ぐわぁぁあ ごりゃぁあぁ」

ゾンビは雄たけびをあげながら 門を壊してしまった

かなり速いスピードで自衛隊がいる玄関の方へ突進していくが 自衛隊が銃を発砲していくと

ゾンビはハチの巣になり その場で倒れ 動かなくなった

自衛隊の人たちは ゾンビを倒したと思い銃の照準を外し ゾンビに近づいて行った

「がぁぁあぁあ」

倒したと思ったゾンビが急に起き上がり 近づいた自衛隊員に襲いかかったのだ

「きゃぁぁぁ」

自衛隊員が襲われるのを見て 周りの人たちから悲鳴が飛び交っていた

周りの人たちも気になったのかいつの間にか野次馬になっていたのだが

悲鳴をあげながら学校のあちこちに逃げ出した

「そんな 嘘だろ だって夢じゃ自衛隊の人たちが倒すところを見たじゃないかよ

 自衛隊の人たちがやられる夢なんて見てないぞ」

見た夢が中途半端だったのか夢が正夢じゃなかったからなのかわからないが

動揺してしまう自分がいた

外では自衛隊員がゾンビに殺されていた このままでは校内に入ってきてしまう

自分も襲われてしまう 日に日に強くなっていくゾンビ おかしいだろう

色んな考えが頭の中をかけめぐる どうしよう 自衛隊でも倒せないのに

自分の力で倒せるのか

考えながらも どうしようかと走り回っている 他の人たちは上の階に逃げているのか

走り回っている音や悲鳴が聞こえる

「嘘だろ 自衛隊の人がやられるなんて」「きゃあああ 助けて 助けてよ 死にたくない」

自分は下に降りて行った このゾンビをどうにかしない限り 生き残れない

このゾンビは今までのゾンビとちがう 足も速いし知能がある

自衛隊が倒せなかったのは 銃が頭に当たらなかったからだ

このゾンビは急所である頭を守りながら突進していき 銃の乱射で死んだふりをしたのだ

そして自衛隊が近づいたところで起き上がり 殺していった

生き残るには 倒さなければいけない そう決めて下に降りて行った

ゾンビは丁度 靴置き場から入ってきたところだった

階段から降りてきたところは丁度 死角なのかゾンビからは見えない

静かに下りながらゾンビがどういう行動を取るのか確かめていた

「ぐぁ ぐあぁ」

目標がいないのか ゾンビは大人しい ゆっくりと歩いているのだが

このゾンビは他のゾンビと一緒で音に反応するか視覚で目標を選んでいると思った

なら死角からスキルのウォーターで倒せるんじゃないかと考え

ゾンビが自分がいる所の反対の廊下を歩きだしたのを確認して

息を殺し 後ろからゆっくり近づく スキルの範囲 10M以内じゃない届かない

心臓が破裂しそうだ 音を出さないように本当に静かに静かに近づいていき

「ウォーター」 ぎりぎり10Ⅿまで近づいて大きな声でスキルを唱えた

指先から水が噴射されゾンビに降りかかる

「ぐわぁぁぁぁ」

ゾンビが悲鳴をあげながら 倒れそうになっている だが こちらに気づいたゾンビが

振り返り 正面を向いた まだ完璧には倒れない 大きいゾンビと対峙すると余計に怖くなり

額から一筋の汗が流れてきた ウォーターの水も尽きたのか 指先から途切れた

まだゾンビは完全には倒せない こちらに向かって来ようとしてきたので

すぐにまたウォーターと唱えようとするが緊張していたのかうまく声がでず

「うぉー ううぉー」

最後のターが出てこなかった

その隙をゾンビが見逃す事はなかった すごい勢いで突進してきた

ただ最初のウォーターが効いたのか 自衛隊の人を襲った時のようなスピードはなかったせいか

何とか自分でもよけきる事が出来た

突進して来たゾンビをぎりぎり横に避けて通り過ぎていったのを確認すると

少し落ち着いてきたのか 心臓が落ち着いてきた 今ならともう一度 ウォーターを唱えてみる

「ウォーター」

スキルを唱えることができ 指先から出てきた水の照準をゾンビに合わせると

距離が近かったせいで突き刺さるようにゾンビに水が飛んで行った

「ぎゃぁぁぁぁ」

ゾンビがすごい悲鳴をあげながら倒れて行った


「はぁ はぁ はぁ はぁ もう起き上がってくるなよ はぁ」

肩で息をしながら ゾンビがもう起き上がってこないことを祈る

不意には近寄らず待ってみるが起き上がる気配はなかった

「あぁ 疲れた 勘弁してくれよ 何だよ ゾンビも強くなるなんて

 俺のLVみたいじゃないか どういうことだよ」

最初の弱いゾンビ 人を襲うようになったゾンビ 動物のゾンビ そして今日の大きくなったゾンビ

ゾンビが強くなっていく 今日は何とか対処できたが これからの事を考えると頭が痛くなっていく

それに 帰ってこないバスも気になる

母の事が心配でしょうがなくなってきた

「これから どうしよう 母さんの事も心配だし 門が壊れたからここにはいられないよな」

自衛隊も助けもあてにならなく また明日の心配をしなくちゃならなくなり

どうしようか悩む事になった一日であった





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