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一章 超AIとの大生活
8話 コンピューター研究部
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オレは学校から出ず、ある教室へと向かっていた。
その名もコンピューター研究部の部室である。オレは部員でもないのだが、この部活とは少なからずの因縁がある。それは今は置いておいて、ただ完成したての超AI自立行動型のデレデーレを自慢しに行くのだ。
コンピューター研究部の主な活動は三つある。
一つは新開発の試作ゲームを作ること、もう二つ目はコンピューターのシステム研究のバージョンアップのテストであり、最後の三つ目はパソコン教室じみたことや、コンピューターのことで何か困ってないか別の部活や生徒会に手助けとして出張するサービスだった。
階段を一段一段登り、4階にあるコンピューター研究部の部室へ向かう。
廊下には人っ子一人いない、過ぎ行く部室は囲碁部、将棋部、ゲーミング部、書道部であった。
ようやくオレは足を止めて、コンピューター研究部の部室までたどり着いた。
スマフォで時間を確認すると、
『現在、3時半をお知らせいたします。ピッピッピッピー』
デレデーレが時間を報せてくれた。
「いいか、デレデーレこれからお前のことをコンピューター研究部の連中に紹介する恥ずかしい振る舞いはするなよ」
『えっ! 紹介ですか!? それはケンマ様の恋人としてですか!?』
「違う……見せびらかすだけだ」
『何だガッカリ……せっかくケンマ様の彼女として機能しているのに……』
「それはなるべく隠しておいてくれ、超AIを彼女にしている変態なんてレッテルを張られたくないんだ」
『変態ですか……』
ラブメーターが49から45にまで下がっていった。何か不味いことを言ったらしいが自分ではよくわからない。
(なぜ下がる……バグか何かか? 帰ったらまた調整しないとな)
扉の前でひと悶着していると、部室の扉が開かれた誰が開いたかすぐにわかった。
「おい、誰だか知らないが――」
コンピューター研究部の部長であった。
「こんにちわ来ヶ谷先輩」
「なんだ暁くんか……」
ため息交じりにそう呼ばれた。
「誰だと思ったんですか?」
「イヤ、男女の声がしたからねぇ~~どこかのカプルが、うちにパソコンのことで依頼しに来たのかと思ったんだよ」
「そうですか……ちなみにカップルでも依頼は受けるんですか」
「もちろんだとも相手がリア充でさえあっても、依頼者ならコンピューター研究部の名に懸けて受けるつもりだ」
「そうですか……ところで中に入れてもらっても?」
「ああ、やっと入部してくれる気になったか! 嬉しいぞ! あかつ――」
先輩からのハグを華麗にかわすオレだった。
オレはそのまま部室へと入り込み中にいるメンバーを見やった。
どうやら来ヶ谷先輩を合わせて10名……部員は全員いるようだった。
部屋の広さも申し分ないパソコンはモニター合わせて18台ある。皆パソコンの画面とにらめっこしていた。
その中の一人オレの数少ない友達である祢流奈シヌゾウのもとへと近づいていく。
「どうだネルナ、スーパーAIハルナちゃんの出来栄えわ……」
「ん? 暁か、全然ダメだな。受け答えしても、はいか、いいえのどちらかしか答えてくれない。この次のスッテプヘ到達できない。そっちはどうだ?」
やはり、ネルナの方はまだ三流なのだと心の中でオレは勝ち誇っていた。
「ふっふっふ、よくぞ聞いてくれた。オレの目指した超AIは昨日の深夜ついに完成した!!」
「「「――!?」」」
コンピューター研究部の全員の驚きの視線がオレに集まる。
「マジか!? 完成したのか?」
ネルナがシャキッと視線を伸ばした。
「なんと、それは興味深い」
来ヶ谷部長も食いついてきた。
「――証拠ならここにある」
オレはポケットから取り出したスマートフォンを高々に上げて宣言するのであった。
その名もコンピューター研究部の部室である。オレは部員でもないのだが、この部活とは少なからずの因縁がある。それは今は置いておいて、ただ完成したての超AI自立行動型のデレデーレを自慢しに行くのだ。
コンピューター研究部の主な活動は三つある。
一つは新開発の試作ゲームを作ること、もう二つ目はコンピューターのシステム研究のバージョンアップのテストであり、最後の三つ目はパソコン教室じみたことや、コンピューターのことで何か困ってないか別の部活や生徒会に手助けとして出張するサービスだった。
階段を一段一段登り、4階にあるコンピューター研究部の部室へ向かう。
廊下には人っ子一人いない、過ぎ行く部室は囲碁部、将棋部、ゲーミング部、書道部であった。
ようやくオレは足を止めて、コンピューター研究部の部室までたどり着いた。
スマフォで時間を確認すると、
『現在、3時半をお知らせいたします。ピッピッピッピー』
デレデーレが時間を報せてくれた。
「いいか、デレデーレこれからお前のことをコンピューター研究部の連中に紹介する恥ずかしい振る舞いはするなよ」
『えっ! 紹介ですか!? それはケンマ様の恋人としてですか!?』
「違う……見せびらかすだけだ」
『何だガッカリ……せっかくケンマ様の彼女として機能しているのに……』
「それはなるべく隠しておいてくれ、超AIを彼女にしている変態なんてレッテルを張られたくないんだ」
『変態ですか……』
ラブメーターが49から45にまで下がっていった。何か不味いことを言ったらしいが自分ではよくわからない。
(なぜ下がる……バグか何かか? 帰ったらまた調整しないとな)
扉の前でひと悶着していると、部室の扉が開かれた誰が開いたかすぐにわかった。
「おい、誰だか知らないが――」
コンピューター研究部の部長であった。
「こんにちわ来ヶ谷先輩」
「なんだ暁くんか……」
ため息交じりにそう呼ばれた。
「誰だと思ったんですか?」
「イヤ、男女の声がしたからねぇ~~どこかのカプルが、うちにパソコンのことで依頼しに来たのかと思ったんだよ」
「そうですか……ちなみにカップルでも依頼は受けるんですか」
「もちろんだとも相手がリア充でさえあっても、依頼者ならコンピューター研究部の名に懸けて受けるつもりだ」
「そうですか……ところで中に入れてもらっても?」
「ああ、やっと入部してくれる気になったか! 嬉しいぞ! あかつ――」
先輩からのハグを華麗にかわすオレだった。
オレはそのまま部室へと入り込み中にいるメンバーを見やった。
どうやら来ヶ谷先輩を合わせて10名……部員は全員いるようだった。
部屋の広さも申し分ないパソコンはモニター合わせて18台ある。皆パソコンの画面とにらめっこしていた。
その中の一人オレの数少ない友達である祢流奈シヌゾウのもとへと近づいていく。
「どうだネルナ、スーパーAIハルナちゃんの出来栄えわ……」
「ん? 暁か、全然ダメだな。受け答えしても、はいか、いいえのどちらかしか答えてくれない。この次のスッテプヘ到達できない。そっちはどうだ?」
やはり、ネルナの方はまだ三流なのだと心の中でオレは勝ち誇っていた。
「ふっふっふ、よくぞ聞いてくれた。オレの目指した超AIは昨日の深夜ついに完成した!!」
「「「――!?」」」
コンピューター研究部の全員の驚きの視線がオレに集まる。
「マジか!? 完成したのか?」
ネルナがシャキッと視線を伸ばした。
「なんと、それは興味深い」
来ヶ谷部長も食いついてきた。
「――証拠ならここにある」
オレはポケットから取り出したスマートフォンを高々に上げて宣言するのであった。
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