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三章 超AIの大失踪
42話 都市伝説のCG女の子
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オレは学食で食事を終えて、のんびりと自由時間を満喫していた。
「にしても、このエラー……致命的だな。占えなければ個人情報を記述した意味がない。むしろハイリスクが高まった。ハッキングされて個人情報がだだ漏れになるサイト……ってところか……?」
オレがベラベラと独り言を申しているのには二つの訳があった。一つはAIヒカリとの会話テスト、意思の疎通がちゃんと出来てるか検証するためである。もう一つは反応にある、この言葉を受け利き手側であるヒカリがどんな反応をするかの期待である。
『……………………』
しかしオレの独り言に対する意見はなかった。
(まだまだ調整のし甲斐がありそうだな。アイツだったらここで意見を述べてくれるのに……)
「訊こうかヒカリ……?」
『はい何でございましょうか?』
「このサイトは登録者の個人情報を、他の会社に売ったり、あくどい商売に使ったりしているか……? 少し検証してみてくれ」
オレはスマフォの人生相談サイトキューピットを見ながら訊いてみた。
『はい、サイト内へのプログラムへと侵入、過去のデータからコピーあるいは引き抜きがあったかどうかを検証します……それにはしばしのお時間が必要です』
「昼食が終わるまでにはなんとかしてくれ、こっちは会員登録したサイトの退会の作業を進めておくから」
氏名、生年月日、血液型、採られた指紋、サイトから退会することで削除されるはず、もしも安全なサイトならばの話だが、
『ピコーン、個人情報のコピーおよび引き抜いた結果はありませんでした』
「そう、良かった」
オレはこの瞬間退会するアイコンを押していた。これでもう何の心配もいらなくなった。脱力したかのように腕を机から下げ天井を見やる。
(アイツならどんな目的で作られたサイトなのか検証することが出来るが、今のヒカリへのスペックを考えるとここまでか……)
オレはテーブルの完食したカレーライスの皿をトレイごとどけることで、しばしの睡眠をとるために伏していた。
その時、ふと雑音に混じってある会話が聞こえて来た。
「あれ? おかしいなぁ……あの子が出て来ないぞ?」
「もしかして例のCGモデルの女の子のことか?」
(ん? CGモデルの女の子?)
「――昨日は確かにこの動画に出ていたんだけどなぁ……コメント欄がその子の話で持ち切りだ」
「その女の子って出てくるのレアみたいだぞ……どうやらネットを監視する目的で誰かが作っていたとか、底辺動画配信者への救済措置とか言われてるやつだろう? 今では都市伝説になっているぞ……?」
(女の子……動画配信に姿を表したり消えたりするCGモデルの女の子……)
オレには思い当たる点が一つしかなかった。
(もしかしてアイツなのか?)
オレは伏していた身体を起こしスマフォにいるヒカリに話しかける。
「ヒカリ訊いていたな? その女の子の詳細を求める」
『はいかしこまりました。少々お時間を頂きます……検索開始』
(もしアイツなら見つけ次第消去しなければ……このまま野放しにしてインターネット内で大暴れするとも限らないし早急に探し出さねば)
『ピコーン、検索結果が出ました該当件数は13です』
言われた通り13件一つ一つを検証していくオレ。7件目のところでようやく手掛かりを掴む。それはピンボケした画像、輪郭までは分からなかったが確かにピンク色の髪の色を持ったCGモデルの画像データであった。
引き続き他の検索結果も見てみることにする。そしたらなんと幻のピンク髪の妖精という名義であるCGモデルの画像が表示される。それは、
(超AIデレデーレ)
「にしても、このエラー……致命的だな。占えなければ個人情報を記述した意味がない。むしろハイリスクが高まった。ハッキングされて個人情報がだだ漏れになるサイト……ってところか……?」
オレがベラベラと独り言を申しているのには二つの訳があった。一つはAIヒカリとの会話テスト、意思の疎通がちゃんと出来てるか検証するためである。もう一つは反応にある、この言葉を受け利き手側であるヒカリがどんな反応をするかの期待である。
『……………………』
しかしオレの独り言に対する意見はなかった。
(まだまだ調整のし甲斐がありそうだな。アイツだったらここで意見を述べてくれるのに……)
「訊こうかヒカリ……?」
『はい何でございましょうか?』
「このサイトは登録者の個人情報を、他の会社に売ったり、あくどい商売に使ったりしているか……? 少し検証してみてくれ」
オレはスマフォの人生相談サイトキューピットを見ながら訊いてみた。
『はい、サイト内へのプログラムへと侵入、過去のデータからコピーあるいは引き抜きがあったかどうかを検証します……それにはしばしのお時間が必要です』
「昼食が終わるまでにはなんとかしてくれ、こっちは会員登録したサイトの退会の作業を進めておくから」
氏名、生年月日、血液型、採られた指紋、サイトから退会することで削除されるはず、もしも安全なサイトならばの話だが、
『ピコーン、個人情報のコピーおよび引き抜いた結果はありませんでした』
「そう、良かった」
オレはこの瞬間退会するアイコンを押していた。これでもう何の心配もいらなくなった。脱力したかのように腕を机から下げ天井を見やる。
(アイツならどんな目的で作られたサイトなのか検証することが出来るが、今のヒカリへのスペックを考えるとここまでか……)
オレはテーブルの完食したカレーライスの皿をトレイごとどけることで、しばしの睡眠をとるために伏していた。
その時、ふと雑音に混じってある会話が聞こえて来た。
「あれ? おかしいなぁ……あの子が出て来ないぞ?」
「もしかして例のCGモデルの女の子のことか?」
(ん? CGモデルの女の子?)
「――昨日は確かにこの動画に出ていたんだけどなぁ……コメント欄がその子の話で持ち切りだ」
「その女の子って出てくるのレアみたいだぞ……どうやらネットを監視する目的で誰かが作っていたとか、底辺動画配信者への救済措置とか言われてるやつだろう? 今では都市伝説になっているぞ……?」
(女の子……動画配信に姿を表したり消えたりするCGモデルの女の子……)
オレには思い当たる点が一つしかなかった。
(もしかしてアイツなのか?)
オレは伏していた身体を起こしスマフォにいるヒカリに話しかける。
「ヒカリ訊いていたな? その女の子の詳細を求める」
『はいかしこまりました。少々お時間を頂きます……検索開始』
(もしアイツなら見つけ次第消去しなければ……このまま野放しにしてインターネット内で大暴れするとも限らないし早急に探し出さねば)
『ピコーン、検索結果が出ました該当件数は13です』
言われた通り13件一つ一つを検証していくオレ。7件目のところでようやく手掛かりを掴む。それはピンボケした画像、輪郭までは分からなかったが確かにピンク色の髪の色を持ったCGモデルの画像データであった。
引き続き他の検索結果も見てみることにする。そしたらなんと幻のピンク髪の妖精という名義であるCGモデルの画像が表示される。それは、
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