王女様で神様の私はサボりたい!

未来

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2章

魔王ルーファギス

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「はぁ~」
と、私は薄暗い牢屋の中でため息をついた。

全くひどい話だよ。
普通、討伐じゃないって言ってる相手を拘束して牢屋にいれる!?
逃げれるけど、逃げたらなんか大変なことになるしなぁ・・・・・
おっ、誰か来た。

その足音はどんどん近づいてきて、私の目の前で止まった。
そして鍵を開けて

「出ろ」
と、魔物が言った。

はぁ?何その態度!
もしかして魔王気付かなかった?

「わ、分かりました」
と、イラつきながらも私は答えた。

おぉ~流石魔王城って言ったとこかな。
結構設備良い。
魔物達がめっちゃイキイキしてる気がするけど。
人間を襲い始めたからかな?
だとしたらすごく迷惑なんだけど。

「おい。止まれ」
と、魔物は言った。

「ご苦労。お前はこっちに来い」
と、次は魔人が言った。
なんなの?礼儀ってものを知らないの?
と、私はまたイラついていた。

しばらくすると、豪華な造りの大きな扉が見えてきた。
魔王には悪いけど・・・・・・







悪趣味だなぁ。
なにこれ。牛の頭?
気持ち悪いわぁ。

「魔王様。侵入者を連れてきました」

はぁ?侵入者?

「通せ」
おぉ。魔王の声だ。
すると、扉が音をたてて開いた。
私はその中に放り入れられて派手に転んだ。

「いたた・・・・」

「お前、我が友の名を知るとは何者だ」
と、魔王は怖い顔で言った。

「久しぶりだね。ルーファギス」
と、私が笑って見せると

「ま、まさかだがシュアルか?」
と、オロオロしながら魔王は言った。

「うん。全くお前の部下は礼儀を知らないの?」

「す、すまん。いつもは良い奴らなんだ」

「ふ~ん。そう言えば、青龍見なかった?」
さっきから不思議だったんだよね。
他の皆の姿が見えない。

「あぁ、あいつなら肉をたらふく食ってるぞ?」
と、魔王は不思議そうに答えた。

あいつっ。人が大変な思いをしてるときに・・・・・
許せん!

「青龍、来い」
と私が言うと、口一杯に肉を詰め込んだ人型の青龍が現れた。

「むっ!?んぐっ」
と、肉を飲み込んで

「主、どうしたんですか?」
って言いやがった。

「どうしたじゃないよっ!このバカ!」

「これでも心配してたんですよ!?」

「嘘つくな!」

「本当ですって・・・・・」
おいおい。目が泳いでますよ?青龍さん。

「ちょっ、その辺にしとけって」
と、魔王が止めにはいった。

「嫌よ!こいつ私が牢屋に入れられてる間に肉食べてたんだよ!?あり得ない!」

「まぁまぁ、ここまで運んでくれたんでしょ?」
と、魔王が私をなだめてくる。
一方青龍は、すごく怯えてる。
情けないなぁ。
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