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「ちょ、ちょっと!私のテリーの涙は?ねえっ!」
「安心しろ、そんな物は、初めから存在しねえ。」
え、ええー、何言ってくれちゃってんの、このドワーフは。
「グラン、バッシュ。」
「「おうっ!」」
「ドワーフのディグレットがテセウスの涙を発見したと周囲に流せ。」
「「おうよっ!」」
そう返事をした二人のドワーフが、何処かへと出かけて行った。
「ディグレット、お嬢様を頼んでも?」
ヘスティナが聞いた。
「おう。」
ヘスティナも何処かへ出かけて行った。
なんだ、なんだ?周囲が慌ただしいぞ?
テセウスって誰やねん?
「ディグレットさん、お嬢様をお願いしても宜しいでしょうか?」
「ああ。」
今度は、リリアーヌまで、私を置いて何処かへ行ってしまった。
ちょっ、リリアーヌ。私を置いて何処へ行く?
「お嬢ちゃんは、わしの隣に、エンリもそこへ座れ。」
私とエンリさんは、言われた通りに座った。
「ねえ、エンリさん。テセウスって誰だっけ?」
「えっ?」
凄く驚いた顔をされた。
「幻想の宝を盗んだ盗賊の名前だろうが。」
ディグレットさんが、言った。
「あれ?テリーじゃなかったのね。」
「むしろテリーが誰だよって話だ。」
「テリーとテセウスって似てない?」
「全然、似てねえよ。最初の文字しか一緒じゃねえじゃないかっ。」
まあ・・・確かに・・・。
「さっきの魔法って、次元収納?」
「ああ、そうだ。」
異世界ものの定番、次元収納。
転移や転生の特典としてついてくる。
そう、ついてくるのだ。
しかし、私にはない。
なんでやねんっ!!
よくよく考えたら、転生特典がひとっつもない。
どういうことやねんっ!
次元収納と鑑定は、転生特典の定番ちゃうの?
どっちもないよ?私?
えっ!?
しかし、そう不満に思っても、無い物は無い。
ちっくっしょーっ!
「しかし、幻想の宝を拝めるとはな。びっくりだ。」
「私が言うのもなんだけど、本物なの?」
「偽物だとしてもだ、こんな大きさの魔水晶なんて、見たこたねえ。」
「へえ。」
「暢気なお嬢ちゃんだな。ちったあ自分の身でも心配しやがれ。」
「は?何で?」
「何でって・・・、お嬢ちゃんが幻想の宝をリュックから出したのは、この店に居た者なら、皆が見てる。」
「テレッテさんが、次元収納したのも見られてるじゃない?」
「勝手に改名するんじゃないっ!わしは、ディグレットじゃ。」
なんか、ごめん・・・。
「お嬢ちゃんが人質に取られたら、大人しく幻想の宝を渡すほかないからな。」
「貴族を人質にとる馬鹿なんて居る?」
「普通ならおらんな。しかし、幻想の宝が絡むとなれば別じゃ。」
「この国に住めなくなっても?」
「ああ。」
ふむ・・・。
「という事で、エンリも宝石拾いは終了じゃ。わかったな。」
「へっ?いやいやいや、元取れてませんからっ!」
エンリさんは必死だった。
そりゃそうか、商売だもんね。
「お嬢ちゃんのアクセサリーはワシが作るんじゃ。元なんて余裕じゃろうが。」
「何言ってるんですか?師匠に払うお金なんてありませんよ?」
「金何て貰う気はない。」
「えっ?本当に?1ゴールドたりとも払いませんよ?」
「この業突く張りが、職人なんぞやめて、商売人になれっ!」
「い・や・で・す・!」
「お嬢ちゃん、幻想の宝は、それなりの大きさじゃ。余った物はワシが貰うという事で構わんか?」
「えっ?というか、私のアクセサリーに使うの?」
「そういう約束だったろ?」
約束って・・・単なる居酒屋トークでしょうに。
しかし、テリーの涙で作ったとなれば国宝は必至。
恐れ多いわ、そんなもん。
「ふむ、それで構いませんよ。うちも利益が出ますし、win-win-winですね。」
ふごっ・・・。エンリさんが勝手に了解しやがった。
商売人や、この人、根っからの商売人や。
「しかし、まあ、仕事を請け負ったのはお前じゃからの。デザインくらいはせんとな。」
「えっ?私がデザインするんですか?」
「元々誰がする予定だったんだ?」
「そ、そりゃあ、私ですけど・・・。」
全て師匠任せにして、儲ける気満々だったんだろう。エンリさんの落胆が凄い。
てか、デザインくらいしなさいよっ!
私は心の中で、盛大に突っ込んだ。
「そうだ、お嬢様がデザインするのはどうでしょう?」
「ふぁっ?」
突然の事で、思わず変な声を発してしまった。
やだ、この人。自分で何もする気がないじゃない?
「無茶を言うな。全くお前という奴は・・・。」
「何言ってるんですか師匠。お嬢様は神童なんですよっ!お嬢様が今、着ている服も、お嬢様がデザインしたものです。」
「ほう。」
必死だな、おい、そんなに自分で何もしたくないのか?
職人として、どうなの?
「なら、お前が面倒を見てやれ。いきなり一人でデザインできるものじゃないしな。」
「それは、もちろんですよ、師匠。お金貰ってますもん。」
いや、こっちは金払ってるんだから、全部やりなさいよっ!
まあ、やるけどさ、デザイン。
伊達に宝石鑑定士の通信教育頼んでないし。
遠い、うっすい記憶に、シルバーアクセサリー作ったような気もあるし。
「お嬢様、頑張りましょうね。」
「はいはい。」
そうこうしてる間に、ヘスティナさんとリリアーヌが戻ってきた。
「どうだった?」
ディグレットさんが、ヘスティナさんに聞いた。
「運よく、冒険者が雇えました。今は、宿の方で待機してもらっています。」
「ふむ。」
「宿の方は貸し切りに致しました。」
リリアーヌが告げた。
「宰相家の方は?」
「緊急魔法通信で連絡しましたので、明日中には迎えの兵が着く予定です。」
・・・。
なに、この大ごとっぽいのは?
「わかった。明日はお嬢ちゃんとエンリは、わしと一緒に行動しろ。」
「なっ!もしかして、鉱山でカンカンできるの?」
ついに私も鉱夫デビューかっ!
こう見えて、ゲームでは鉱夫やってた時間は、多いのよねえ。
「なわけ、あるかっ!町でブラブラするだけじゃっ。」
えー・・・。
「師匠は、いいんですか?」
「一番狙われるのは、わしじゃろう?鉱夫なんてやっとれるか。」
「確かに・・・。」
「ここを出発するとしたら、明後日じゃろう?」
ディグレットは、目線をリリアーヌに向けた。
「はい。」
リリアーヌが答えた。
「エンリも共に連れて帰って貰えるか?」
「そのつもりです。」
「助かる。」
エンリさんに有無を言わせず、私たちと共に帰宅する事が決定された。
くっ、たった1日、それも中途半端な時間で、私の宝石拾いは、終了した。
む、無念っ・・・。
全員の夕食が終わると、ドワーフ達と一緒に宿屋に向かった。
宿屋の前には、見知った顔があった。
ヒャッハーなボスだ。
横文字苦手な私だが、名前は憶えている。
何せ、聖杯の騎士と同じ名前だ。
忘れようがない。
「お嬢様、お久しぶりです。」
「どうも。ガウェインさんは、どうして、この辺に?」
「・・・。」
「お嬢様、パーシヴァルさんです。」
そっちかっ!おしいっ!
「たまたま、この辺りで仕事をしていまして。冒険者ギルドに報告に来た所をヘスティナに呼ばれました。」
「あれ?パーシヴァルさんって、王都内でしか仕事をしないんじゃあ?」
「お嬢様、ここも王都内です。」
リリアーヌに突っ込まれた。
そう言えば、そうだった。
ここも王都かっ!
「宿屋は、私たちが交代で見張りますので、ごゆっくりして下さい。まあドワーフの常宿を襲う様な馬鹿は居ないと思いますけど。」
「パーシヴァル、何かあったら緊急の笛をお願いします。」
ヘスティナさんが、ヒャッハーなボスに言った。
「了解した。」
その夜、私と一緒の部屋で寝るのは、どっちかをヘスティナさんとリリアーヌが、口論していたが。
私は眠いので、モソモソとベッドに潜り込み寝た。
「安心しろ、そんな物は、初めから存在しねえ。」
え、ええー、何言ってくれちゃってんの、このドワーフは。
「グラン、バッシュ。」
「「おうっ!」」
「ドワーフのディグレットがテセウスの涙を発見したと周囲に流せ。」
「「おうよっ!」」
そう返事をした二人のドワーフが、何処かへと出かけて行った。
「ディグレット、お嬢様を頼んでも?」
ヘスティナが聞いた。
「おう。」
ヘスティナも何処かへ出かけて行った。
なんだ、なんだ?周囲が慌ただしいぞ?
テセウスって誰やねん?
「ディグレットさん、お嬢様をお願いしても宜しいでしょうか?」
「ああ。」
今度は、リリアーヌまで、私を置いて何処かへ行ってしまった。
ちょっ、リリアーヌ。私を置いて何処へ行く?
「お嬢ちゃんは、わしの隣に、エンリもそこへ座れ。」
私とエンリさんは、言われた通りに座った。
「ねえ、エンリさん。テセウスって誰だっけ?」
「えっ?」
凄く驚いた顔をされた。
「幻想の宝を盗んだ盗賊の名前だろうが。」
ディグレットさんが、言った。
「あれ?テリーじゃなかったのね。」
「むしろテリーが誰だよって話だ。」
「テリーとテセウスって似てない?」
「全然、似てねえよ。最初の文字しか一緒じゃねえじゃないかっ。」
まあ・・・確かに・・・。
「さっきの魔法って、次元収納?」
「ああ、そうだ。」
異世界ものの定番、次元収納。
転移や転生の特典としてついてくる。
そう、ついてくるのだ。
しかし、私にはない。
なんでやねんっ!!
よくよく考えたら、転生特典がひとっつもない。
どういうことやねんっ!
次元収納と鑑定は、転生特典の定番ちゃうの?
どっちもないよ?私?
えっ!?
しかし、そう不満に思っても、無い物は無い。
ちっくっしょーっ!
「しかし、幻想の宝を拝めるとはな。びっくりだ。」
「私が言うのもなんだけど、本物なの?」
「偽物だとしてもだ、こんな大きさの魔水晶なんて、見たこたねえ。」
「へえ。」
「暢気なお嬢ちゃんだな。ちったあ自分の身でも心配しやがれ。」
「は?何で?」
「何でって・・・、お嬢ちゃんが幻想の宝をリュックから出したのは、この店に居た者なら、皆が見てる。」
「テレッテさんが、次元収納したのも見られてるじゃない?」
「勝手に改名するんじゃないっ!わしは、ディグレットじゃ。」
なんか、ごめん・・・。
「お嬢ちゃんが人質に取られたら、大人しく幻想の宝を渡すほかないからな。」
「貴族を人質にとる馬鹿なんて居る?」
「普通ならおらんな。しかし、幻想の宝が絡むとなれば別じゃ。」
「この国に住めなくなっても?」
「ああ。」
ふむ・・・。
「という事で、エンリも宝石拾いは終了じゃ。わかったな。」
「へっ?いやいやいや、元取れてませんからっ!」
エンリさんは必死だった。
そりゃそうか、商売だもんね。
「お嬢ちゃんのアクセサリーはワシが作るんじゃ。元なんて余裕じゃろうが。」
「何言ってるんですか?師匠に払うお金なんてありませんよ?」
「金何て貰う気はない。」
「えっ?本当に?1ゴールドたりとも払いませんよ?」
「この業突く張りが、職人なんぞやめて、商売人になれっ!」
「い・や・で・す・!」
「お嬢ちゃん、幻想の宝は、それなりの大きさじゃ。余った物はワシが貰うという事で構わんか?」
「えっ?というか、私のアクセサリーに使うの?」
「そういう約束だったろ?」
約束って・・・単なる居酒屋トークでしょうに。
しかし、テリーの涙で作ったとなれば国宝は必至。
恐れ多いわ、そんなもん。
「ふむ、それで構いませんよ。うちも利益が出ますし、win-win-winですね。」
ふごっ・・・。エンリさんが勝手に了解しやがった。
商売人や、この人、根っからの商売人や。
「しかし、まあ、仕事を請け負ったのはお前じゃからの。デザインくらいはせんとな。」
「えっ?私がデザインするんですか?」
「元々誰がする予定だったんだ?」
「そ、そりゃあ、私ですけど・・・。」
全て師匠任せにして、儲ける気満々だったんだろう。エンリさんの落胆が凄い。
てか、デザインくらいしなさいよっ!
私は心の中で、盛大に突っ込んだ。
「そうだ、お嬢様がデザインするのはどうでしょう?」
「ふぁっ?」
突然の事で、思わず変な声を発してしまった。
やだ、この人。自分で何もする気がないじゃない?
「無茶を言うな。全くお前という奴は・・・。」
「何言ってるんですか師匠。お嬢様は神童なんですよっ!お嬢様が今、着ている服も、お嬢様がデザインしたものです。」
「ほう。」
必死だな、おい、そんなに自分で何もしたくないのか?
職人として、どうなの?
「なら、お前が面倒を見てやれ。いきなり一人でデザインできるものじゃないしな。」
「それは、もちろんですよ、師匠。お金貰ってますもん。」
いや、こっちは金払ってるんだから、全部やりなさいよっ!
まあ、やるけどさ、デザイン。
伊達に宝石鑑定士の通信教育頼んでないし。
遠い、うっすい記憶に、シルバーアクセサリー作ったような気もあるし。
「お嬢様、頑張りましょうね。」
「はいはい。」
そうこうしてる間に、ヘスティナさんとリリアーヌが戻ってきた。
「どうだった?」
ディグレットさんが、ヘスティナさんに聞いた。
「運よく、冒険者が雇えました。今は、宿の方で待機してもらっています。」
「ふむ。」
「宿の方は貸し切りに致しました。」
リリアーヌが告げた。
「宰相家の方は?」
「緊急魔法通信で連絡しましたので、明日中には迎えの兵が着く予定です。」
・・・。
なに、この大ごとっぽいのは?
「わかった。明日はお嬢ちゃんとエンリは、わしと一緒に行動しろ。」
「なっ!もしかして、鉱山でカンカンできるの?」
ついに私も鉱夫デビューかっ!
こう見えて、ゲームでは鉱夫やってた時間は、多いのよねえ。
「なわけ、あるかっ!町でブラブラするだけじゃっ。」
えー・・・。
「師匠は、いいんですか?」
「一番狙われるのは、わしじゃろう?鉱夫なんてやっとれるか。」
「確かに・・・。」
「ここを出発するとしたら、明後日じゃろう?」
ディグレットは、目線をリリアーヌに向けた。
「はい。」
リリアーヌが答えた。
「エンリも共に連れて帰って貰えるか?」
「そのつもりです。」
「助かる。」
エンリさんに有無を言わせず、私たちと共に帰宅する事が決定された。
くっ、たった1日、それも中途半端な時間で、私の宝石拾いは、終了した。
む、無念っ・・・。
全員の夕食が終わると、ドワーフ達と一緒に宿屋に向かった。
宿屋の前には、見知った顔があった。
ヒャッハーなボスだ。
横文字苦手な私だが、名前は憶えている。
何せ、聖杯の騎士と同じ名前だ。
忘れようがない。
「お嬢様、お久しぶりです。」
「どうも。ガウェインさんは、どうして、この辺に?」
「・・・。」
「お嬢様、パーシヴァルさんです。」
そっちかっ!おしいっ!
「たまたま、この辺りで仕事をしていまして。冒険者ギルドに報告に来た所をヘスティナに呼ばれました。」
「あれ?パーシヴァルさんって、王都内でしか仕事をしないんじゃあ?」
「お嬢様、ここも王都内です。」
リリアーヌに突っ込まれた。
そう言えば、そうだった。
ここも王都かっ!
「宿屋は、私たちが交代で見張りますので、ごゆっくりして下さい。まあドワーフの常宿を襲う様な馬鹿は居ないと思いますけど。」
「パーシヴァル、何かあったら緊急の笛をお願いします。」
ヘスティナさんが、ヒャッハーなボスに言った。
「了解した。」
その夜、私と一緒の部屋で寝るのは、どっちかをヘスティナさんとリリアーヌが、口論していたが。
私は眠いので、モソモソとベッドに潜り込み寝た。
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∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
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