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第一部 失業したおっさんがVRMMOで釣りをしていたら伯爵と呼ばれるようになった理由(わけ)

井戸端板 決戦前夜

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スレッド【決戦前夜】

「いよいよだな」
「何が?」
「俺の誕生日か?」
「知らねえよ、どうでもいいよ。」
「デュエル大会だよっ。」
「それこそどうでもいいわ。」
「ちょっ・・・。」
「スレタイ全否定だな。おい・・・。」
「出来レースだろ。制限大会なんて。」
「まあな。」
「優勝は俺の嫁がっ。」
「モーホーは、どっかいけ。」
「モーホーちゃうわっ!」
「カンピオーネ男だろ?」
「あれだろ?」
「あれだ。チッパイだろ?」
「ああ、チッパイか。」
「まな板だな。」
「お前ら、殺されるぞ?」
「全力で逃げる。」
「ONしないっ。」
「そこはONしとけよ・・・。」
「チッパイって誰やねん?」
「武者たんだろ。」
「ああ・・・。」
「どうでもいいわ・・・。」
「そこへなおれっ!」
「てかさ、チッパイは、置いといてもだ。」
「そこは置いといては駄目だ。」
「とりあえず置かせてくれ。」
「武者たんって顔よく見えねえべ?」
「鎧武者だからな。」
「ぶっちゃけ、どこがいいんだ?」
「小さくて可愛い。ポッ。」
「胸か?」
「胸だな。」
「チッパイか?」
「胸から離れろやっ!」
「背がちっちゃいってのは、わかったが、可愛くないだろ。」
「んだ。」
「あれは可愛いじゃなくて、怖いだろ。」
「だな。」
「てかさ、男いるだろ?」
「旦那がいるんじゃね?」
「なあああああにいいいいいいっ。」
「誰じゃっ!!!」
「教会の男じゃね?」
「薬草君だろ。」
「そうそれっ。」
「あれは、単なる薬草だろ・・・。」
「そうだけどさ、いつも一緒に居ないか?」
「大概、二人だよな。」
「薬草、許さんっ!」
「バックに教会いるぞ?」
「うっ・・・。」
「何にせよ、カンピオーネには勝てないだろ?」
「そりゃそうだ。」
「武者たんをなめるなっ!」
「俺は舐めたい。」
「俺もっ」
「だから、舐めるなと言ってる・・・。」
「チッパイってどれくらい強いの?」
「野武士、聖騎士団の中で一番強い。」
「それって結構強いんじゃね?」
「先日、薬草と二人で陰鬱な森いたべ。」
「昔、心中カップルって言われてなかったっけ?」
「あったな、そういやw」
「むむむ・・・。」
「あそこ二人って結構凄いよな。」
「突破してたのか?」
「いや、心中してた・・・。」
「心中カップル健在かっw」
「ダメダメじゃん。」
「ダメじゃないんじゃね?二人で行くなら凄いんじゃ?」
「カンピオーネは、大概ソロだろ?」
「殆どソロだな。」
「俺助けてもらった事ある。」
「俺もあるわ。」
「俺も・・・。」
「あの人、陰鬱な森で死んだことないんじゃね?」
「死なないだろなあ。」
「デュエル大会ってさ、薬草ありなの?w」
「アイテムの薬草すら無しだw」
「じゃあ、ダメじゃん。」
「まあでも、チッパイが負けるところが見れるな。」
「楽しみが出来たな。」
「負けんっ。つってるだろうがっ!」
「チッパイ派が悔しがるのが見れるな。」
「おもろそうだ。」
「今回は、見に行かないつもりだったが、行ってみよう。」
「俺も現地で笑ってやろうw」
「そういや、公式見たか?」
「ここも公式だろ?」
「デュエル大会の。」
「何かあるの?」
「何かがあるらしい。」
「なんじゃそりゃ?」
「あれだろ?【何かが起こる】って煽ってる。」
「そんなん書いてるの?」
「運営も必至だなあ。」
「そりゃあ仕方ないべ。」
「そうだよな。」
「限定戦だからな・・・。」
「でも、何が起こるんだろ?」
「さあ?」
「マルス以外のゲームマスターが出るとか?」
「盛り上がるか?」
「カンピオーネにあっさり負けるだろ。」
「盛り下がるw」
「観客は、多少は増えるんでね?」
「俺は釣られてやるけどな。」
「俺も暇なんで・・・。」
「俺も・・・。」
「リアルも予定なく、ゲームじゃする事が無いもんな。」
「ぶっちゃけるな、悲しくなるだろがっ。」
「そのうちいいことあるさ。」
「俺は今からリアル予定頑張ってみせるっ!」
「俺もっ!」
「俺もっ!!」
「お前ら、明日だぞ? 正確には今日だが・・・。」
「・・・orz 」
「大人しく限定戦見に行きま・・・。」
「俺も><」
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