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大公領で婚前旅行
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ルド様のお誕祝いの日、僕は大人に成った。口付けをかわすのを解禁され、毎日ルド様に開発されている。もうすぐ最後の期中休み、僕達は大公領を巡る。顔合わせの意味を込めて、嫁入り前の挨拶に大公領で婚前旅行をすることになった。
大公領には精霊達が様々な姿で暮らしている。時々精霊に気に入られた人が来る。その人も精霊と人の子で完全に人間ではないらしい。
ルド様と初めての旅行楽しみ!
期中休み、エメリアと共に大公家に帰る。大公家に1泊し、レメント侯爵家に挨拶した後、公爵家の特別な馬車で大公領を巡る。
僕達が乗る馬車は大きい。屋根が広めにあり窓が有る。中は僕が横に成れる広さの座席が2つ、黒いシートに成っていた。
クッションも置かれていて、豪華な馬車は四頭だて、馬型の精霊が引いてくれる。
後ろに使用人の馬車が2つ。それなりの人数になった。
そして、僕の衣装は婚約色の時に来た服の豪華仕様、数着形が少し違うものを用意して貰い訪問用に備えた。移動中はいつも着てる、オフショルダータイプのトップス。下は柔らかい布地のワイドパンツや膝までのハーフパンツ。
そして裁縫部隊にお願いして作って貰った、サイドにスリットの入ったキュロットスカート。一見柔らか素材のズボンにヒップガードが付いてるように見えるズボン、脚の付け根までこっそりスリットが入っていて、ルド様のイタズラ心を擽る仕様のズボンを数着作って貰ッていた。
出発の本日は家族が総出で見送ってくれた。婚約式と同じ形の衣装を来た僕に父上と兄上は困った顔で送り出してくれた。
母上と義姉上はニコニコしてたけど。
「「では、行って参ります。」」
馬車に乗り込み、皆が見えなくなるまで手を振った。
「さぁツツィ、まずは王領に近いところからだよ。そこが大公で一番人数が多い。特に街では無いから面白い物は無いけどね。」
「街ではない。何が有るんですか?」
「湖だよ。ここが始まりのオアシスなんだ」
初代大公が願って出来たオアシスがその地に存在する。初代大公が後悔を残し、この国の始まりとなった場所にこれから僕達は行く。
少し大公家から離れたそこは初代大公婦人が初代の後悔を知って引き離した場所。遠ざけるには思い入れが深かったその場所は、大公家から馬車で半日程離れた場所に有る。簡単には行けない距離だ。
転移陣が有れば別だけどね。
あえて作らなかったそうだ。
だからゆっくり時間を掛けてそこに行く。見える景色は緑が多く時々民家が見える。
始まりのオアシスはどんな景色が待っているのだろう。
ルド様のお誕生祝い3年分別枠でアップします。
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そして裁縫部隊にお願いして作って貰った、サイドにスリットの入ったキュロットスカート。一見柔らか素材のズボンにヒップガードが付いてるように見えるズボン、脚の付け根までこっそりスリットが入っていて、ルド様のイタズラ心を擽る仕様のズボンを数着作って貰ッていた。
出発の本日は家族が総出で見送ってくれた。婚約式と同じ形の衣装を来た僕に父上と兄上は困った顔で送り出してくれた。
母上と義姉上はニコニコしてたけど。
「「では、行って参ります。」」
馬車に乗り込み、皆が見えなくなるまで手を振った。
「さぁツツィ、まずは王領に近いところからだよ。そこが大公で一番人数が多い。特に街では無いから面白い物は無いけどね。」
「街ではない。何が有るんですか?」
「湖だよ。ここが始まりのオアシスなんだ」
初代大公が願って出来たオアシスがその地に存在する。初代大公が後悔を残し、この国の始まりとなった場所にこれから僕達は行く。
少し大公家から離れたそこは初代大公婦人が初代の後悔を知って引き離した場所。遠ざけるには思い入れが深かったその場所は、大公家から馬車で半日程離れた場所に有る。簡単には行けない距離だ。
転移陣が有れば別だけどね。
あえて作らなかったそうだ。
だからゆっくり時間を掛けてそこに行く。見える景色は緑が多く時々民家が見える。
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