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君と展望台
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「気持ちいい!」美桜と二人で港街に来ていた。初めて乗ったバイクで感激したようで彼女のテンションがうなぎ登りのようであった。
「近くに中華街があるから肉まんでも食べるか?」
「えー、肉まんですか!食べたい」予想以上の喜びように驚く。
肉まんを購入するとそれにかぶりつきながら、海辺へと向かう。空は晴天で気持ちいい天候だ。
港には大きな客船が接岸していた。乗船する人々。まるで何かの映画のワンシーンのような錯覚を感じる。二人でその世界に飛び込んだような……。
赤い展望用のタワーの目の前に立つ。この街のシンボル的な存在である。しかし、こんな間近で見る事は俺も初めてであった。
「うわー、凄い!初めてこんな近くで見ました!本当に大きいんですね」彼女はタワーを見上げている。
「中に入ってみる?」実は俺も入った事がないので興味があった。
「あっ、はい!」彼女は嬉しそうに頷いた。
入館のチケットを購入する為にチケット売り場にいく。その間、美桜を一人待たせる事となる。
遠目に見る美桜の姿は華麗であった。
短いスカートからスラリと伸びた白く長い足。港風にそよぐ黒く綺麗な長い髪。そして端正な顔。まさにその姿は完璧と言っても過言ではないものであった。
「おい、見ろよあの女の子めっちゃ可愛い」
「モデル、いや芸能人じゃねえの」
「声かけてみるか!」
あちらこちらから美桜を称賛する声が聞こえる。さぞかし、あの娘《こ》の隣に並ぶ俺は滑稽なのだろうと自虐的思考に突入する。
二人分の入館料金1,400円を支払い中に入る。平日と云うこともあり、館内に人はいない。
エレベーターで展望台の一番目のフロアに降りる。すでに地上から70メートルほどあるらしく眺望もそれなりに綺麗だ。
「うんうん、美桜ちゃん!そこに立ってごらん」施設の説明を書いてある案内板を読んで少し悪戯してやろうと思った。
「えっ、ここですか?」美桜は疑いもせずに、俺に言われたまま指定された場所に移動した。配置されたセンサーが彼女の気配を察知した。その瞬間、彼女の足下がガラス越しのスケルトン床になった。
「きっーー!!」絶叫のような声で腰を抜かしたように床にへたりこむ。相当驚いた様子であった。……と、彼女の太ももが露になった。
「た、助けて、助けてください!!」半泣きで救出を懇願する。足が震えて動けないようである。
「あははは、ゴメン!ゴメン!」思わず吹き出してしまった。手を差しのべて彼女を引っ張った。
「亮介さん、酷いです……。凄く怖かった……、それに……」顔を真っ赤にして、彼女はなぜか言葉を濁す。
「ん、何?」
「私のパンツ見たでしょう……?」スカートの裾を押さえながら、下から見上げるように詰め寄る。いや、バイク乗るのにそのスカート履いてきたあなたもあなたでしょう。
「あっ……、いや、それは見てない!……絶対に!」慌てて否定をする。疑わしそうな目で俺の顔を見ている。
「もう、知らない……!」少し膨れた顔をして怒ったと思ったが、すぐに笑顔に戻った。
彼女のパンツを見たかどうかは、俺の永遠の秘密としておくことにする。
「近くに中華街があるから肉まんでも食べるか?」
「えー、肉まんですか!食べたい」予想以上の喜びように驚く。
肉まんを購入するとそれにかぶりつきながら、海辺へと向かう。空は晴天で気持ちいい天候だ。
港には大きな客船が接岸していた。乗船する人々。まるで何かの映画のワンシーンのような錯覚を感じる。二人でその世界に飛び込んだような……。
赤い展望用のタワーの目の前に立つ。この街のシンボル的な存在である。しかし、こんな間近で見る事は俺も初めてであった。
「うわー、凄い!初めてこんな近くで見ました!本当に大きいんですね」彼女はタワーを見上げている。
「中に入ってみる?」実は俺も入った事がないので興味があった。
「あっ、はい!」彼女は嬉しそうに頷いた。
入館のチケットを購入する為にチケット売り場にいく。その間、美桜を一人待たせる事となる。
遠目に見る美桜の姿は華麗であった。
短いスカートからスラリと伸びた白く長い足。港風にそよぐ黒く綺麗な長い髪。そして端正な顔。まさにその姿は完璧と言っても過言ではないものであった。
「おい、見ろよあの女の子めっちゃ可愛い」
「モデル、いや芸能人じゃねえの」
「声かけてみるか!」
あちらこちらから美桜を称賛する声が聞こえる。さぞかし、あの娘《こ》の隣に並ぶ俺は滑稽なのだろうと自虐的思考に突入する。
二人分の入館料金1,400円を支払い中に入る。平日と云うこともあり、館内に人はいない。
エレベーターで展望台の一番目のフロアに降りる。すでに地上から70メートルほどあるらしく眺望もそれなりに綺麗だ。
「うんうん、美桜ちゃん!そこに立ってごらん」施設の説明を書いてある案内板を読んで少し悪戯してやろうと思った。
「えっ、ここですか?」美桜は疑いもせずに、俺に言われたまま指定された場所に移動した。配置されたセンサーが彼女の気配を察知した。その瞬間、彼女の足下がガラス越しのスケルトン床になった。
「きっーー!!」絶叫のような声で腰を抜かしたように床にへたりこむ。相当驚いた様子であった。……と、彼女の太ももが露になった。
「た、助けて、助けてください!!」半泣きで救出を懇願する。足が震えて動けないようである。
「あははは、ゴメン!ゴメン!」思わず吹き出してしまった。手を差しのべて彼女を引っ張った。
「亮介さん、酷いです……。凄く怖かった……、それに……」顔を真っ赤にして、彼女はなぜか言葉を濁す。
「ん、何?」
「私のパンツ見たでしょう……?」スカートの裾を押さえながら、下から見上げるように詰め寄る。いや、バイク乗るのにそのスカート履いてきたあなたもあなたでしょう。
「あっ……、いや、それは見てない!……絶対に!」慌てて否定をする。疑わしそうな目で俺の顔を見ている。
「もう、知らない……!」少し膨れた顔をして怒ったと思ったが、すぐに笑顔に戻った。
彼女のパンツを見たかどうかは、俺の永遠の秘密としておくことにする。
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