神様わたしの星作り_chapter One【短編・完結済み】

草壁なつ帆

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天地創造

4.ゾンビさん観察日記

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巨大なサボテンの足元にて、ゾンビさん達はゆらゆら立っています。

三人で双葉の芽を取り囲んだまま。あれれー? 永遠なのかなー? と思うぐらい、まったり時が進んでいました。

そのうちに日が暮れ、また日が昇る。この星は自転をすることで昼と夜を繰り返す、地球と同じシステムです。

なので私も、自転に合わせて星の周りを平行運動しながら彼らを見守っていこうとしました。






【急に幕開け! ゾンビさん観察日記ぃ~】


一日目:晴れ
ゾンビさん達が謎の芽を見守っている。
ゆらゆら揺れている。上半身が安定しない。


二日目:晴れ
今日もゾンビさん達が謎の芽を見守っている。
夜も見守っていた。ゆらゆら揺れていた。


三日目:晴れ
一人のゾンビさんが座った。
でもゆらゆら揺れていた。上半身が安定しない。


四日目:晴れ
まだゾンビさん達は見守っている。
謎の芽は一向に成長しない。
成長はしないが枯れもしないのも逆に怖い。


五日目:晴れ
ゾンビさんが一人去っていった。


六日目:晴れ
またゾンビさんが去っていった。
座ったゾンビさんはまだ謎の芽を見ている。


結果:進展なし
考察:ゾンビさんは二足直立のコツを少し掴んだのかもしれない


【おわりダヨ】






観察から離脱したゾンビさん達は、また砂地に寝そべって動かなくなってしまいました。
一人だけは相変わらず謎の芽を見ています。でもそれも何の進展も見せません。

追加で六日くらい見守りましたけど、謎の芽にもゾンビさんにも、これといった転機は訪れませんでした。

夜になるとゾンビさん達が裏側に行く……つまり私が星の自転と平行運動するのはやめたということです。

努力のわりに得るものが無いと自然にそうなります。
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