ミソフォニアで苦しい話

世万江生紬

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9月16日

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 このエッセイは私が辛いと感じた時に書くものであって、更新日が空くことはいいことである。とはいえ、毎日毎日小さなことでコツコツとストレスを感じているので、ふとした時にぷつんと何かが切れてしまいます。今現在、感染症の問題で抱えるものが多いです。毎日自分はかからないように予防したりすることでしょう。でも、中にはそんな予防をしない人もいます。しなければしないで構いません。予防を怠って自分自身が苦しむことにはどうぞご自由にと感じます。しかし、濃厚接触者と言う形で家族や知り合いに迷惑がかかるのも事実なのです。何が言いたいかと言うと、弟が熱を出しました。

 熱が出たので病院へ行き、結果待ちの状態になった時でした。私は三日後にどうしても外すことのできない用事がありました。念入りに予定調整、準備をしてきたのに、濃厚接触者と言う形でそれらすべてが無駄になってしまう恐怖が私を襲います。これがもし、私自身の健康管理が甘いせいで私が感染していたのでしたら仕方がないと思っていたでしょう。でも、今回予防を怠ったのは弟であって私ではありません。一言でいえば、弟のせいで、一緒に住んでいるというだけで私の生活が脅かされるのです。きっとこの考え方は意地の悪いことなのでしょう。病人が一番つらいのだからひどいことを言うなと思われるのでしょう。では、不安に駆られて、恐怖を感じている私の心は誰が案じてくれるのでしょう。

 こういったことも、普段からストレスを感じずため込まず過ごしていればおおらかに対応できたのかもしれませんん。普段から嫌な音をずっと聞いて、それを口にもせず耐えて、不安を感じながら過ごしている私はちょっとした引き金でとてつもなく不安に、極度に怒りを覚えるのです。こんな感情も、家を出れば解決するのでしょうか。
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