異世界にきたから自由に暴れてみる

Katty

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若者達の異世界生活

町はどこだ

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街を探して歩き始めたがまだチカは腕を組んでいた、顔を真っ赤にしていたが
「チカ足は大丈夫?まだ歩ける?」
「大丈夫です」
「みんなに会えないと寂しいよね」
「大丈夫です」
「おやっさん、きっと探しているよ」
「大丈夫です」
『・・・会話が続かねえ~
昔は何しゃべってたかな?
なんか緊張してるみたいだし、ここはお兄さんとして緊張をほぐして笑顔を取り戻さなければ』
決意をあらたに話しかける
「なんか、二人きりで歩いているとデートみたいだね」
チカは顔をさらに真っ赤にして
「・・・」 
黙ってしまった
『これはこれで可愛いが会話としては間違っていたみたいだな』
「あの、ゆうちゃんはわたしとデートでイヤじゃないですか?」
「可愛いチカとデートするのを嫌がるわけないじゃん、なんならキスしちゃう?」
さらに赤くなった
『これはどこまで赤くなるのだろう』
くだらない事を考えていたら
チカは少し悩んだあと
「ゆうちゃんがしたいのなら・・・いいよ、でも初めてだから大事にしてね」
上目遣いで潤んだ瞳で訴えてきた
自分を慕ってくれる可愛い女の子・・・
『いただきます!』
と思ったがさすがに中学生に手を出すわけもなく、唇をを指で挟み
「チカーおませさんだね~こういうのは大事な人が出来てからにしなよ」
「もーう、茶化さないでよ、ゆうちゃんは大事な人ですよ」
「はいはい、しかし、久しぶりだね、こうやって二人で話すの」
「いつも、家には誰かいますから」
「倉田さんが今いたら殴られるかも」
「その時は守ってあげます♪」
「頼りにしてますよ、おじょう」
「あーおじょうっていうの禁止!」
「でも、なんで俺だけ、おじょう呼び禁止?他の奴等はみんなおじょう言ってるよ」
チカは小さい声で
「だって、距離感じちゃうじゃない」
「うん、なんて言ったの?」
「何でもない、組員じゃない、ゆうちゃんは別でいいの!」
「そんなもん?」
「そんなものなの」
二人でジャレながら歩いているとふと昔を思い出した
チカの家で飼ってたポメラニアンのキコの散歩をよく一緒に行って、道中二人で話していた、キコが亡くなってからは二人で歩く事もなかったが・・・
「何年か前はよく一緒に散歩いったね」
「キコの散歩、一緒に行ってもんね。あの頃組員の人は怖かったけど、ゆうちゃんは優しかったから、よく散歩をお願いしてたね」
「俺、犬好きだしキコ、可愛かったから全然よかったけど、キコを撫でてたらチカも来て撫でてって張り合ってたのが楽しかった♪」
「も、もう、恥ずかしいなぁ、キコにゆうちゃん取られた気になって、キコと同じように甘えてみただけなの」
「今でも甘えくれていいんだよーお兄さん受け止めてあげるよー」
「もう、そんなに子供じゃないよ・・・
それに今、甘えちゃうと止まらなくなりそうで・・・」
後半は声が小さくて聞き取れなかった
「うん?何て言ったの?」
「いいの、気にしないで、それよりあれ街の入口じゃない?」
「おーホンマや、これで野宿は回避できるかな」
時刻は夕暮れになりそうな時間なんとか街にたどり着く事が出来た二人だった
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